【YouTube】タイムスタンプをクリックしてもスクロールさせないスクリプト
この記事では、PCウェブサイト版「YouTube」のコメント欄にあるタイムスタンプを押した時、自動的に動画の一番上までスクロールされてしまう仕様を無効化するJavaScript「Youtube – No scroll to top on timestamps」について書きます。
通常、PCウェブサイト版「YouTube」だと、コメント欄にあるタイムスタンプをクリックした時、動画プレーヤーまでスクロールしてしまいます。コメントを引き続き見たい方には、いちいち下にスクロールして戻らないといけないので不便です。
以前別の方が作成した拡張機能「prevent timestamp scrolling for YouTube」を記事にさせていただきました。本拡張機能を使った時点(2024年3月)では、コメント欄だけで概要欄のタイムスタンプでは動作しませんでした。
概要欄でも動作させたい場合は、どんな方法があるかな?と探したところ、本記事で紹介するスクリプトを見つけたので記事にします。僕が見つけた方法ってだけで、もっと選択肢はあると思います。皆さんにあったものを選ぶといいかなと思います。
任意のウェブサイトに自分で作成した「JavaScript」を実行できるChrome拡張機能「Tampermonkey(タンパーモンキー)」を利用します。(Firefoxはこちら)本拡張機能以外にも、「JavaScript」を実行できる拡張機能はいくつかあります。どれでもOKです。
リリース元:q1k
記事執筆時のバージョン:1.3(2023年4月6日)
「Tampermonkey」のインストール方法
Chromeウェブストアから「Tampermonkey」をインストールします。
Firefoxをご利用の方は、以下からインストールできます。
「拡張機能を追加」をクリックします。
拡張機能のツールバー内に追加されればOKです。
詳しい使い方については、以下の記事を参考にしてみてください。本記事は、既にインストールして、ある程度使い方を知っている前提です。
スクリプトのインストール方法
以下のサイトからスクリプトをインストールできます。
「インストール」をクリックします。僕は既にインストールしていたので「再インストール」という表記になっています。
「Tampermonkey」を導入している場合は、自動的に「Tampermonkey」画面が表示されます。「インストール」をクリックします。
使い方
「YouTube」にアクセスします。既に開いている場合は、一度リロードします。インストールした「Tampermonkey」アイコンをクリックして、「Youtube – No scroll to top on timestamps」が有効になっていることを確認します。
タイムスタンプのコメントが投稿されている動画を開きます。Vtuberさんの歌枠配信なんかだと、ファン?中の方?が投稿されていることが多いと思います。
本スクリプトを導入する前は時間をクリックした時、上にすーっとスクロールしていました。導入後はクリックしてもその場にとどまります。スクロールされません。そのままコメントを見れます。
動画までスクロールされないだけで、時間移動は機能しています。「3:00 3曲目」をクリックしたら、ちゃんと「3:00」から再生されます。
コメント欄だけでなく、概要欄にあるタイムスタンプでも動作しました。クリックしても動画プレーヤーまでスクロールされません。
一時的に「JavaScript」を停止させたい場合は、「Tampermonkey」アイコン→「Youtube – No scroll to top on timestamps」を左クリックします。オンオフを切り替えられます。右クリックすると、編集画面を開きます。オンオフした後は、一度対象ページをリロードする必要があります。
スクリプトの削除方法
「Tampermonkey」アイコンを左クリック→「ダッシュボード」をクリックします。
インストールしているスクリプトが一覧表示されるので、消したいスクリプトの右端にあるゴミ箱アイコンをクリックします。削除されます。
感想
以上、PCウェブサイト版「YouTube」のコメント欄にあるタイムスタンプを押した時、自動的に動画の一番上までスクロールされてしまう仕様を無効化するJavaScript「Youtube – No scroll to top on timestamps」についてでした。