【Youtubeフィルタ】任意のワードで動画をブロックする拡張機能
この記事では、PCウェブサイト版「YouTube」の指定したチャンネルや、特定の単語が含まれるタイトルなどのサムネイル動画を削除するChrome拡張機能「Youtubeフィルタ」について書きます。
Firefoxアドオンも用意されています。
「YouTube」の指定したチャンネルを、トップページや検索結果から排除して非表示にするChrome拡張機能です。見たくないサムネイル、不快なチャンネルの動画を、根こそぎ消せます。
自分で見えないようにするだけなので、相手にばれる心配も、誰かに迷惑をかけることもありません。
本拡張機能を導入すると、右クリックメニューに新しく項目が追加されます。見たくないコンテンツ上で右クリック→「Youtubeフィルタ」の項目をクリックすることで、ブロックできます。いつでも拡張機能ボタンから解除できます。
チャンネルごとでブロック、特定の単語が入る動画をブロック、特定のワードが入るコメントをブロックするなど用途に応じて設定できます。
タイトル指定もできるので、「【全米が泣いた】
」、「ひろゆき
」、「ゆっくり
」といった特定の文字が入っている動画を全て非表示にすることも可能です。
例えば、「ナポリタン寿司のPC日記
」のチャンネルを登録すれば、解除するまでは当サイトの動画がYouTubeのトップページ、検索結果、おすすめ(関連動画)から排除されます。
他にも、コメント欄で「バカ
」が入っているコメントを非表示にするといったことができます。「〇件の返信」をクリックしたら、ただの売名コメントだったみたいなことありますよね。ああいう売名コメントには、特定のワードが含まれていることが多いので、その単語を登録しておけば、不快にならなくて済みます。
本拡張機能が機能する対象サイトは、以下のようになっています。
- YouTubeのトップページ
- おすすめ動画
- 急上昇
- チャンネルページ
- Google日本語検索
- Google英語検索
リリース元:lvnkae(GitHub、Twitter、記事)
記事執筆時のバージョン:1.0.7.0(2023年12月27日)
インストール方法
Chromeウェブストアからインストールできます。
Firefoxをご利用の方は、以下のFirefoxアドオンストアからインストールできます。
「Firefoxへ追加」をクリックします。
「Chromeに追加」をクリックします。
「拡張機能を追加」をクリックします。
右上に拡張機能ボタンが追加されればOKです。
使い方
「YouTube」にアクセスします。拡張機能を導入する前に既に開いていた場合は、一度ページをリロードします。
見たくないチャンネルのサムネイル、またはタイトル上で右クリックします。新しく「〇〇〇をミュート」という項目が追加されているのでクリックします。〇〇〇の部分は、そのチャンネル名が入っています。
何回か右クリックすると表示される可能性があります。あるいはちょっとページをスクロールして、再度サムネイルの上で右クリックするのも効果的かもしれません。
僕の場合、同じ場所だと表示されないけど、ちょっとだけページをスクロールして、右クリックすると表示される…といった場合がよくあります。
チャンネルごとではなく、タイトルに含まれるキーワード、特定の単語が含まれるコメント欄をブロックしたい場合は、右クリックからではなく、設定から追加します。
瞬時に動画のサムネイル、タイトル両方がトップページから消えます。元々あった物を強制的に非表示にしているので、ぽっかりと空白ができます。
ブロックしたチャンネルは、検索結果からも表示されなくなります。関連動画も対象です。
そのチャンネルの動画一覧ページからでも追加できます。
そのチャンネルのコンテンツがごっそり非表示になります。
URLを直打ちした場合は、普通に見れます。逆を言えば、URLを自ら入力しない限りは、一生そのチャンネルを拝むことはなくなります。
設定
追加した拡張機能アイコンをクリックします。設定ポップアップが表示されます。「フィルタを有効にする」のチェックを外すと、登録したフィルタを保持したまま、一時的に機能を無効化できます。
ブロックしたチャンネルの確認・編集・削除
デフォルトでは、「非表示チャンネル(ワード)」のページが表示されています。クリックで、その他の項目に切り替えられます。右クリックからブロックした場合は、「非表示チャンネル(ID)」に登録されています。
登録したチャンネルのIDが一覧表示されます。文字を削除することで、ブロックを解除できます。こちらの画面からどんどん追加することも可能です。
チャンネルページのURLの「channel/
」以降の文字のことです。
僕の場合、「UCv3HZXVG81CK_qnrJkAM01A」になっています。
編集した場合は、「」ボタンをクリックします。
チャンネルに含まれるワードでブロックする
「非表示チャンネル(ワード)」に登録すると、登録した単語が含まれるタイトルの動画を非表示にできます。例えば、「ジャルジャル」と入力すれば、タイトルに「ジャルジャル」と入っている全ての動画をブロックします。
複数単語を登録する場合は、1単語ごとで改行します。
「JARUJARUTOWER」を登録した場合 | |
---|---|
JARUJARUTOWER | 消える |
JARUJARUTOWERは最高 | |
面白いJARUJARUTOWER | |
jarujarutower | 消えない |
ジャルジャルタワー |
デフォルトでは、大文字・小文字で区別されるようになっています。どちらにも対応したい場合は、それぞれ「JARUJARUTOWER」、「jarujarutower」といった感じで入力するか、詳細設定で区別しないようにしてみましょう。
僕は、2022年11月現在、以下のようなワードが含まれるタイトルをブロックしています。あくまで、僕が苦手な傾向の動画です。個人名を指定すると、本人チャンネルだけでなく、その切り抜きチャンネルとかも一網打尽できるので便利です。
すべらない話
ウイニングイレブン
ドラクエ
タートルトーク
貯金
ゆっくり解説
vtuber
Vtuber
叩いてみた
FIFA
パチスロ
女性配信
ゆっくり
ASMR
閲覧注意
ホロライブ
にじさんじ
中田敦彦
ひろゆき
DaiGo
キングコング西野
ホリエモン
岡田斗司夫
解説・考察
特定の単語が含まれるコメント欄をブロックする
「非表示コメント(ワード)」に登録すると、特定の文字が含まれるコメント全てを非表示できます。
例えば、「YouTube」を登録すると、以下のようになります。
「YouTube」を登録した場合 | |
---|---|
YouTube | 消える |
YouTubeはクソだ | |
youtubeはクソだ | 消えない |
You Tubeは最高です |
実際に適用してみた前と後の比較画像を貼っておきます。長々とコメントがありますが、たった一言「YouTube」が含まれているだけで、コメント自体が非表示になります。不快な悪口とか、売名行為のコメントには大体パターンがあるので、じゃんじゃん登録してみましょう。
ジャルジャルの動画には、必ず「18歳以上限定!〇〇な動画をあげているから見てね!」みたいな売名コメントがあります。チャンネル登録者数が100万人超えのチャンネルだから、こういったコメントが一定数あるのは仕方ないことなのかもしれませんが、純粋にコメント欄の感想を見たい僕からしたら、邪魔でしかないです。
そういった場合は、「18歳」といった感じで登録してみましょう。ただし、意図しないコメントも非表示になるかもしれないので、そこらへんは上手に設定してみましょう。
実際にジャルジャルのコメント欄にあるスパム系、売名行為系のコメントの特徴をリストアップしてみました。こちらを全部コピペすれば、ほとんど消えるかと思います。
この動画で言ってました
男子以外は
アレをやってる
消される前に
け..、されちゃう前
動画あげてます
ギフト券貰える
に貼ってあります
拡散お願いします
まさかのカメラ切り忘れで
この1万でなんか買ってね
女子高生の私
売名するアカウントが複数人しかいない場合は、「非表示コメント(ID)」にて、IDを登録するのもありです。
IDは、そのユーザーのチャンネルページの「https://www.youtube.com/channel/〇〇〇
」の「〇〇〇
」の部分です。これで、どんな内容のコメントであれ、その人のコメントは表示されなくなります。
詳細設定(正規表現、大文字小文字)
登録した単語をダブルクリックすると、より詳細な設定画面を開きます。正規表現や完全一致、大文字・小文字の区別をどうするかなど設定できます。
正規表現の書き方については、こちらの公式サイトを参考にしてみてください。初心者は、普通に登録するのがいいかなと思います。
ブロックを解除する方法
チャンネル単位でブロックした場合、チャンネルIDとして登録されます。これだと、どれがどのチャンネルか分かりにくいと思います。少々手間ですが、下記記事の方法で、なんとかブロックを解除できます。
感想
以上、PCウェブサイト版「YouTube」で、任意の単語が含まれるチャンネル、タイトル、コメントを非表示にするChrome拡張機能「Youtubeフィルタ」についてでした。
気疲れしやすい方、しょーもない動画に時間を割かれたくない方におすすめです。
余談ですが、「YouTube」公式で用意されている「興味なし」機能を、ワンクリックでできるようにするChrome拡張機能「ytb not-interested button」というのも記事で紹介しています。