【がんね栗】山口県岩国市美和町の栗を友だちから貰った!ご飯!
この記事では、高校からの親友から貰った、山口県岩国市美和町の「岸根(がんね)栗」を栗ご飯にした話を書きます。
美味しかったです。
2023年10月に友だちから「岸根(がんね)栗」を貰いました。その友だちは、高校からの付き合いで、田んぼや森の土地を持っています。うちの高校は、ド田舎にあったので、田んぼや山を持っていること自体は、多分あんまり珍しくありません。
友だちは、米だけでなく、野菜や果物も育てていて、その中に「岸根(がんね)」という品種の栗があります。毎年この時期になると、いい感じに実るようで、今回貰っちゃいました。山口県岩国市美和町(Googleマップ)で育てられていて、一粒が大きいというのが特徴だそうです。
これまでも色々貰っているんですが、ブログを始めてから、本格的にどっさり貰ったのは初めてだったので、記事にしたいと思います。ただの報告日記です。PCとかITは何も関係ありません。友だち、ありがとう。
リリース元:僕の友だち
貰った日:2023年10月12日
参考サイト
僕は全く詳しくないので、本記事は参考になりません。がんね栗について書かれているサイトをいくつか貼らせていただきます。
- 岸根(がんね)ぐり | ぶちうま!やまぐち.net
- 「岸根(がんね)ぐり」 約3kg 【数量限定300ケース】: 正直やまぐち|【JAタウン】産地直送 通販 お取り寄せ
- 岸根(がんね)栗の特徴をご紹介!味わいや旬の時期など詳しく|栗きんとん|恵那川上屋のスイーツコラム
特徴はなんといっても、大きさです。1粒30g前後あり、栗の中では、最大級の大きさを誇るようです。
1粒が30g前後あり、栗の中では最大級の大きさです。また、貯蔵性が極めて高く、肉質は粉質で、甘くてまろやかな味が特徴です。
岸根(がんね)ぐり | ぶちうま!やまぐち.net
栗ご飯に進化するまでの過程
甘いということで、おすすめ料理は、お菓子系だそうですが、僕はそんな器用じゃないので、シンプルに栗ご飯にしました。
適当に半日くらい日光浴させてから、水で洗って汚れを落とします。
外側の皮が剥けやすいよう、ぬるま湯につけて、15分くらい放置します。
ある程度温められたら、栗のお尻(「座」って言うそうです)部分を、包丁で切り込みを入れます。
切り込みを入れるのが目的じゃなくて、鬼皮(外側の硬い皮)を剥くことが目的なので、お尻部分じゃなくても、真っ二つに切って、そこを起点に剥いていっても、いいと思います。
何個か丸みがあるやつは、お尻部分を切ろうと思っても、滑って指が切れそうだったので、普通に真っ二つに切ってから、剥きました。
びろーんと切ったお尻を起点に、鬼皮を剥いていきます。びろーん。
鬼皮(おにかわ)を剥いたら、渋皮(しぶかわ)が出てきます。栗って、イガイガ(トゲ)があって、さらに鬼皮、渋皮…ってどんだけ強固なんだよって思いました。
渋皮は、包丁でりんごの皮むきみたいに剥きました。切れたら、水でささっと洗います。一粒が大きかったので、半分に切りました。
お米、みりん、塩、酒と一緒に、剥いた栗を入れて、炊飯器で炊きます。
完成しました。炊飯器を開けた瞬間、もわぁっと湯気が立ち込めて、同時に、普段はしない栗の甘い秋の香りが漂ってきました。
茶碗にご飯をついで、白ごまをトッピングしました。
ん?ご飯をつぐって言い方合っていますかね…?方言の気がしてきたぞ…。ナポリタン寿司、世間を知らな過ぎて、当たり前に使っているのが、実は方言だったパターンが結構あります。つぐは、盛る?よそう?入れる?という感じの意味で使っています。
【2023年12月追記】1ヶ月野菜室で放置したら、めっちゃ甘くなった!
本記事公開後に友だちに「美味しかったよ~」と伝えると、「あ、熟成させんかったん?」と言われました。「じゅ、熟成…?」と無知な僕が聞き返すと、「1ヶ月くらい野菜室で栗を放置しておくと、もっと甘くなってやばいよ。」ということでした。
全くやっていませんでした…。それを聞いた友だちが、「ほな、またやるよ」ってことで、わざわざ追加でがんね栗をくれました(笑)持つべきものは親友…。その時食べた外食は奢りました。
2023年11月初めに追加で貰って、11月末まで野菜室で置いておきました。手順としては、以下の感じです。皮など剥いていないそのまんまの栗の状態です。
- 水につけて綺麗にする
- 水気を取る
- 新聞紙に包む
- 野菜室にポーン
新聞紙は栗の水分が溢れてくるのか、しっとり湿ってきます。定期的に確認して、ちょっとでも湿っていると思ったら、新聞紙を取り替えました。こうしないと栗にカビが生えるようです。手順も何もかも、友だちから教えてもらった通りに実行しています。
1ヶ月経過してから、湯がいて皮を剥いて、栗ご飯にしました。いや、、、ほんとびっくりしました。甘さが桁違いでした。「あ、栗ってこれだ。この甘さだ…」と感動しました。
熟成せずに食べた栗も甘いには甘いんですが、熟成した栗が甘さ具合100だとすると、していない栗は10くらいでした。そのくらい甘さが段違いでした。
なんで熟成したら甘くなるのか仕組みは全く分かりませんが、もし今後栗を貰ったら、野菜室で1ヶ月放置プレイやろうと思います。この栗のほっくほくの甘さを体験したら、もう熟成していない栗に戻れないレベルでした。すごくおいしかったです。
食べた感想
さすが最大級の大きさを誇る品種なだけあって、一粒が大きく感じました。しかし、口に入れると、ホクホクで、すぐにくずれたので、食べやすかったです。
しっかり炊いたおかげなのか、元々こういう肉質の品種なのか分かりませんが、硬くなく、柔らかったです。口に入れて、少しだけ力を入れただけで、ホロホロとご飯と一緒に溶けていく感じでした。
ほんわりとした栗の甘さが、口いっぱいに広がりました。塩とみりんと酒の味付けで、素朴な味わいでした。まさに和風(和栗)って感じでした。日本の秋を自宅で楽した気分です。
「やっぱり、秋はこうだなぁ~~。ふぅう~~(口の中からほっと一息、湯気がぽわわ~)」と、哀愁漂わせながら食べました。見た目の大きさから、もっとがつんとワイルドな感じかと思ったら、実はすぐに消えてなくなる繊細ちゃん…って印象でした。
美味しかったです。