【Vivaldi】右クリックの行間余白を以前のコンパクトに戻す方法

僕はWindowsのPCで「Vivaldi」ブラウザを利用していますが、バージョン6.7(2024年04月25日公開)からリンクや空いている場所を右クリックした時のメニューのデザインが変わりました。
具体的にはより角丸フローティング(浮いている感じ)が強化され、各項目間の余白具合が広くなりました。

右クリックメニューだけでなく、ブックマークバーに配置したフォルダーをクリックした時のメニューも同様です。

詳しいことは分かりませんが、恐らくVivaldiブラウザがベースとしているChromiumをアップデートしたことで、自動的にこのようなデザインになったんだと思います。「Google Chrome」のほうでは既に変更されていたのでそれに追従した形かなぁと思います。
ベースとなるChromium側の変更だとしたら戻せないかなぁ…と思っていたところ、「Vivaldi」の公式Xアカウントが戻す方法を紹介されていました。実際に試したところ元に戻せたので忘れないよう記事にします。
Chromeちっくな右クリックメニューを戻す方法
設定を開く
左上のVivaldiメニューをクリック→「設定」をクリックします。変更していない場合はショートカットキーのCtrl+F12でも開けます。

「コンパクトメニュー」のチェックを外す
左側の「外観」をクリックします。ウィンドウの外観→ユーザーインターフェースの密度の下にある「コンパクトメニュー」にチェックを入れます。

「コンパクトメニュー」の上にある「コンパクト」は拡張機能のボタン項目間だとかツールバーの余白具合だとかそういうブラウザのUIに対しての設定です。「コンパクトメニュー」は右クリックした時に表示されるメニューのことです。
両方余計な余白を排除してスッキリさせたい場合は「コンパクト」にしつつ「コンパクトメニュー」にチェックを入れます。
ブラウザの再起動
説明にも書かれているとおり、設定を反映するにはブラウザを再起動する必要があります。ウェブ上で作業しているファイル(Googleドキュメント等)がある場合、ちゃんと保存してからブラウザ右上の「×」を押して終了します。

終了できたら再度起動して変更されたか確認します。
スッキリコンパクトになったか確認
適当にサイトを開いて好きな場所(画像、リンク、空いている場所など)を右クリックします。場所に応じた右クリック項目が表示されます。バージョン6.7以前のぎゅっとした状態で表示されます。

なぜか僕の環境では四隅が角丸ではなく、カクカクの状態になりました。
個人的には角丸が大好きなのでカクカクはちょっとなぁ…って感じです。まぁ僕Vivaldi使いすぎて色々不要なゴミが溜まっているのかところどころ様子がおかしいので皆さんの環境では普通に角丸かもしれません。
ブックマークバー内のフォルダーも同様にぎゅっとコンパクトになっています。

もし変更されていない場合はちゃんと「Vivaldi」を再起動できなかった可能性があります。
たまにウィンドウを閉じてもタスクトレイに常駐していることがあるので、いちおタスクバーのタスクトレイも展開して見てみるといいかなと思います。

あるいはタスクマネージャーから「Vivaldi」のプロセスが生き残っていないかもチェックするといいかもしれません。というかそこまでするならもうPCを再起動したほうが確実かもです。
やっぱりChrome風にしたい場合は、同じように設定→「外観」にアクセスして「コンパクトメニュー」のチェックを外します。ブラウザを再起動すると反映されます。
感想
以上、PC(デスクトップ)版「Vivaldi」で、右クリックメニューやブックマーク項目、メニュー項目の広くなった行間余白を元通りぎゅっと縮める方法でした。
ちゃんと元に戻せる選択肢を用意する感じ好きです。
2024年4月にAndroid版Vivaldiのほうでホームボタンを削除するという仕様変更がありましたが、一部ユーザーからの反発の声でやっぱり戻した経緯があります。こういうとこも好きです。