【Restore Link Card】Twitterのリンクに見出しを表示する拡張機能
この記事では、PCウェブサイト版「X(旧Twitter)」の2023年10月05日から消えてしまったOGPリンクカードのタイトル見出しを復活させるChrome拡張機能「Restore Link Card」について書きます。
2023年10月05日から、PCウェブサイト版「X(旧Twitter)」のブログカード(外部リンク)の仕様が変更されました。具体的には、今まで表示されていた記事タイトルが表示されなくなり、アイキャッチ画像(OGP)の左下に、ドメイン名が記載されるだけになりました。
本拡張機能を導入することで、以前と同じように、OGP画像の下に記事見出しとドメイン名を配置できます。インストールするだけで有効になります。
Chrome拡張機能だけでなく、Firefoxアドオンも用意されています。本記事は、拡張機能を導入できるPCブラウザ向けです。スマホやタブレットは分かりません。拡張機能を導入できるブラウザアプリ(例:Kiwi Browser)を導入することで、もしかしたら利用できるかもしれません。
リリース元:ろぼいん(X、ブログ、YouTube)
記事執筆時のバージョン:2.2.1(2024年06月12日)
インストール方法
Chromeウェブストアからインストールできます。
Firefoxをご利用の方は、以下のFirefoxアドオンストアからインストールできます。
「Firefoxへ追加」をクリックします。
「Chromeに追加」をクリックします。
「拡張機能を追加」をクリックします。
拡張機能のオーバーフローメニュー内に、拡張機能ボタンが追加されればOKです。
使い方
特に操作は必要ありません。インストールして、拡張機能のオーバーフローメニュー内に追加されたら、それでOKです。
「X(旧Twitter)」にアクセスして、大きなアイキャッチ画像が表示される外部リンク(card.layoutLarge.media
)が添付されたツイートを見ます。既に拡張機能をインストールする前に開いていた場合は、一度リロードする必要があります。
仕様変更される前と同じで、アイキャッチ画像(OGP)下部に、記事見出しが表示されます。タイトル部分までクリック範囲になっています。
一時的に無効にする方法
拡張機能メニューのアイコンをクリック→「Restore Link Card」拡張機能の右にある三点ボタンをクリック→「拡張機能を管理」をクリックします。
オフにします。「X(旧Twitter)」ページをリロード(F5
)すると、一時的に機能が無効になります。使わなくなったら無効ではなく、削除しましょう。
類似拡張機能や、方法について紹介
この手の拡張機能や手段は、いくつか用意されています。僕が知っている方法を紹介したいと思います。どれも微妙に仕様が異なっていたり、使い勝手が異なるので、自分が好きなものを選べばいいかなと思います。
別途で導入しなくても既に皆さんがインストールしている拡張機能の設定内に、新しくオプションとして実装されている可能性もあるので、今一度インストールしているX関連の拡張機能のアップデート情報をチェックしてみるといいかもしれません。
「Twitter UI Customizer」拡張機能を使う
「Twitter UI Customizer」という拡張機能の機能の一つとして、復活機能が用意されています。(Firefoxはこちら)
設定を開いて、ツイートの表示設定→リンクカードの設定→「リンクカードのリンク先の情報を表示する」にチェックを入れることで有効になります。
本拡張機能は、ツイート下部にブックマーク追加ボタン、ワンクリックリツイートなど、新しくボタンを追加したり、既存の使っていないボタンを非表示にできます。個人的に一押し拡張機能です。
「Control Panel for Twitter」拡張機能を使う
僕は使ったことがないので、詳しくは分かりませんが、「Control Panel for Twitter」という拡張機能のオプションとしても用意されているようです。本拡張機能は、かなりカスタマイズ性が優れていると聞くので、インストールされている方も多いかもしれません。
ユーザースクリプトを使う
「X/Twitterカードへタイトルを復旧」というユーザースクリプト(JavaScript)が公開されています。「100の人」という方が作成されています。
「Tampermonkey」などのウェブサイトにJavaScriptを適用できるChrome拡張機能・Firefoxアドオンを導入している方は、本スクリプトをインストールすることで、別途の拡張機能をインストールしなくても、元に戻せます。
StylebotやStylusなどのCSSを適用できる拡張機能を使う
「Stylebot」や「Stylus」拡張機能をインストールされている方なら、以下の記事が参考になるかもしれません。
ただし、他の拡張機能を使った方法と比べて、少々手荒という感じがします。ドメイン名が先頭についてしまう…など問題点もあります。妥協できる方向けかなと思います。
感想
以上、PCウェブサイト版「X(旧Twitter)」の2023年10月05日から消えてしまったOGPリンクカードのタイトル見出しを復活させるChrome拡張機能「Restore Link Card」についてでした。
有志の方が作成して、公開していただけることに感謝です。