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【Twitter】引用ツイートページの引用元を非表示にするCSS

2023年2月13日X(旧Twitter)

「X(旧Twitter)」のアイコン

この記事では、PCブラウザ版「Twitter」の引用ツイートページに表示される引用元ツイートを非表示にして、スッキリさせるCSSについて書きます。

ウェブサイトに作成したCSSを適用できるChrome拡張機能「Stylebot(スタイルボット)」や「Stylus(スタイラス)」を利用します。

Twitterの引用ツイートページの引用元ツイートを削除した画像

通常、Twitterの引用ツイートページ(サンプル)を開くと、引用元ツイートとそれに対するツイートがセットで表示されます。引用元ツイートの長さにもよりますが、少し邪魔と思う人がいるかもしれません。

Twitterの引用ツイートページのスクリーンショット

CSSを使うことで、引用ツイートページ上だけで、引用元のツイートを非表示にできます。引用に対する内容ツイートだけが表示されるのでスッキリします。1ページに表示される情報量が増えます。

自身の環境上だけの反映です。他人には影響しません。いつでも元に戻せます。本記事は、Chrome拡張機能・Firefoxアドオンを利用できるPCブラウザ限定です。スマホのアプリ版ではできません。

【2023年09月14日】追記

2023年9月に入り、引用ツイートページのURL、及びCSSの内容が変わりました。

本記事を修正しようと思ったのですが、最近のTwitterはころころと仕様を変える印象なので、「やっぱこの変更は不人気だったから、元に戻しまーす」ってなった場合に、再度修正するのがめんどくさいです。

そこで、簡単になりますが、ここで修正案を書いておきます。まず、Stylebotに書き込むCSS動作場所を、以下のようにします。

twitter.com/**/status/**/quotes**

続いて、引用元ツイートを消すCSSを以下のようにします。

/*引用リツイート非表示*/
.r-adacv.r-1ny4l3l.r-1udh08x.r-o7ynqc.r-6416eg {
    display: none !important;
}
2023年9月に変わった引用元ツイートを消すCSSを書き込んだStylebot画像

これより下に書いているCSSは、仕様変更前のCSSなので、使えません。上記で書いた2023年9月以降用のCSSを使ってみてください。再度仕様変更があるまでは、とりあえずこれで消えると思います。すぐにイーロンマスクさんが元のような仕様に戻した場合は、本記事の追記した部分を丸々削除します。

インストール方法

Chromeウェブストアからインストールできます。Chrome拡張機能だけでなく、「Microsoft Edge」と「Firefox」版もあります。

「Chromeに追加」をクリックしてインストールします。

「Stylebot」のインストール手順画像

右上に拡張機能ボタンが追加されればOKです。詳しく使い方を知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

引用元ツイートを削除する手順

引用ツイートページだけに適用するスタイルシートを作成する

今回はTwitter上全体(ドメイン指定)ではなく、引用元ツイートページだけに反映したいので、Stylebotアイコンを右クリック→「オプション」をクリックします。

StylebotでTwitterの引用ツイートページだけに適用する手順画像1

Stylebot拡張機能ではなく、Stylus拡張機能を利用している場合は、こちらに飛んでみてください。

【ポイント】「Stylebotを開く」からではないので注意

いつものStylebotアイコンをクリック→「Stylebotを開く」からではないので注意です。

Stylebotのポップアップメニュー画像1

ここからだと、自動的にドメイン単位(twitter.com)での指定になります。通常のホームタイムライン上(https://twitter.com/home)でも、引用元が消えてしまいます。

逆に、引用ツイートページ(twitter.com/**/retweets/with_comments)だけでなく、ホームタイムライン上でも消したい場合は、ドメイン単位での指定にします。Stylebotアイコン→「Stylebotを開く」から、ドメイン単位のスタイルシートを開けます。

左側の「スタイル」をクリックします。「新しいスタイルを追加」をクリックします。既に引用元ツイートページ用のスタイルを作成している方は、そちらに追記します。

StylebotでTwitterの引用ツイートページだけに適用する手順画像2

上部の入力フォーム(Enter URL…)にURLを書き込みます。書き込むURLは、「twitter.com/**/retweets/with_comments」になります。

twitter.com/**/retweets/with_comments
StylebotでTwitterの引用ツイートページだけに適用する手順画像3

引用元を消すCSSを書き込む

大きい入力フォームに、以下のCSSを書き込みます。

/*引用リツイートの引用元非表示*/
.r-1867qdf.r-rs99b7.r-1loqt21.r-1ny4l3l.r-1udh08x.r-o7ynqc.r-6416eg {
  display: none !important;
}
本コードについて

もしかしたらフォントの大きさ・利用しているテーマによっては、動作しないかもしれません。そこまで検証していません。僕の環境だと、ダークブルーテーマでは動作しました。

他のテーマで動かない場合は、問い合わせページから教えていただければ幸いです。その際、本記事のURLを貼っていただけると、何のことかすぐに理解できます。

書き込めたら、右下の「保存する」をクリックします。

StylebotでTwitterの引用ツイートページだけに適用する手順画像4

twitter.com/**/retweets/with_comments」のスタイルが登録されればOKです。

StylebotでTwitterの引用ツイートページだけに適用する手順画像5

実際に消えたかの確認

Twitterの引用ツイートページにアクセスします。(サンプル)バズっているツイートを開いて、「〇件の引用ツイート」をクリックすると開けます。

Twitterの引用ツイートページにアクセスする手順画像

開いたら、Stylebotアイコンの右上に数字が表示されると思います。クリックすると、スタイルシートがオンになっていると思います。他のTwitterページではオフになり、引用ツイートページだけでオンになります。

Stylebotのポップアップメニュー画像2

引用元のツイートが丸々非表示になります。引用に対する内容だけになるので、非常にスッキリします。リプライ(返信欄)みたいな感じになります。

Twitterの引用ツイートページの引用元ツイートを非表示にした比較画像

一時的に無効化したい場合は、「Stylebot」拡張機能アイコンを左クリック→「twitter.com/**/retweets/with_comments」をオフにします。完全に使わなくなった場合は書き込んだコードを削除します。

「Stylus」拡張機能を利用している場合

「Stylus(スタイラス)」拡張機能を利用している場合、Twitterの引用ツイートページを指定するURLは、以下のようになります。

.*twitter.com/.*/retweets/with_comments

Stylebotのワイルドカードに対して、Stylusでは正規表現になります。正規表現における「.*」が、任意の文字1文字以上という意味です。

上記URLを、Stylusのスタイルシート下部にあるURL欄に貼り付けます。この時、左側の項目は、「正規表現に一致するURL」にします。これで動作すると思います。

Stylus拡張機能で、Twitterの引用ツイートページを指定する手順画像

TweetDeckのタイムラインから引用元ツイートを消したい場合

公式Twitterではなく、TweetDeckのタイムラインから、引用元ツイートを消すことも可能です。2023年4月時点で、TweetDeckには二つのUIが存在しています。2023年2月頃から実装された新しいベータ版(プレビュー版)と、それ以前の古いレガシー版です。どちらのUIを使っているかで、書き込むCSSが異なります。

新しいデザインのTweetDeckを利用している場合は、公式Twitterの引用元ツイートを消す同じCSSで消えると思います。

一方、古いデザインのTweetDeckを利用している場合は、以下のCSSで消せると思います。あまり検証していないので、利用する際は、自己責任でお願いします。

/*TweetDeckのタイムラインから引用元ツイート削除*/
.quoted-tweet {
  display: none !important;
}
新しいデザインのTweetDeckから、引用元ツイートを消した比較画像

上記画像は、新しいTweetDeckで消してみた比較画像です。

タイムラインから引用リツイートを非表示にしたい場合

以下の記事を参考にしてみてください。

感想

以上、PCウェブサイト版Twitterの引用ツイートページで、引用元ツイートを削除するCSSでした。

最近、イーロン・マスクさんによるTwitter大改革が止まりませんね。

余談ですが、本記事のスクリーンショットに映っているツイート下の各種ボタンは、以下の記事で紹介している拡張機能を利用することで、好きなようにカスタマイズできます。僕はツイートの表示回数を消して、ブックマークへの追加ボタンを設置しています。

2023年2月13日X(旧Twitter)

Posted by ナポリタン寿司