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【Twinkle Tray】複数モニターの明るさを一括で変更できるソフト

2022年12月13日ソフト

「Twinkle Tray」のアイコン

この記事では、複数モニターの明るさを同時に調整できるフリーソフト「Twinkle Trayトゥインクル・トレイ」について書きます。

わざわざモニター側で設定しなくても、画面上で変更できます。

「Twinkle Tray」のスクリーンショット

モニターの明るさをタスクトレイのポップアップから調整できるソフトです。

タスクトレイにあるアイコンをクリックすると、ポップアップが表示されます。この中に接続しているモニターの数だけスライダーが表示されます。スライダーを動かすことで、モニターの明るさを調整できます。

複数モニターを接続している場合、一括で同じ明るさにできます。音量調整の感覚で明るさを変更できます。

指定した時刻に指定の明るさにするオプションがあります。朝は明るめ、18時以降は暗くするといったことが可能です。明るさを変えるショートカットキーも設定できます。

モニターによっては明るさだけでなく、コントラスト、音量、電源の状態も制御できます。Windows10、Windows11、どちらでも利用できます。日本語に対応しています。

お使いの環境によっては相性が悪いかも?

2台のモニターを接続しているのに、本ソフトには1台しか認識されない…といった場合、相性が悪い可能性があります。

似たようなソフトで「Monitorianモニタリアン」というのもあります。こちらを使ってみて、どっちが自身の環境に合うかチェックするといいかなと思います。機能的には、本記事で紹介する「Twinkle Tray」のほうが高性能です。

リリース元:Xander Frangos(GitHubはこちら
記事執筆時のバージョン:1.15.4(2023年06月17日)

インストール方法

Microsoftストアからインストールできます。「GitHub」からも入手できます。

上記リンクから、ストアを開けます。

「Twinkle Tray」のMicrosoftストア画像

【事前準備】DDC/CI機能をオンにする

ディスプレイ側の設定で、「DDC/CI」機能をオンにしないと、正常に本アプリで検出できない場合があります。既にオンになっている方は、スルーでOKです。実際にアプリ側から明るさを調整してみて、変更できなかったらオフになっているということです。

ディスプレイによって設定方法が異なります。

僕は記事執筆時点で「ASUS TUF Gaming VG249Q1A」と「IODATA モバイルモニター 15.6インチ」の2つのモニターを所持しています。20224年6月時点では後者のほうは持っていません。この2台の場合、以下のような設定画面になっています。

僕が所持している2台のモニターの「DDC/CI」設定画面

ディスプレイのどこかに押せる物理的なボタンがあるはずです。そちらから設定画面にアクセスして、「メニュー(本体動作)」といった名称の中にある「DDC/CI」をオンにします。

使い方

モニターごとに明るさを変更する方法

本ソフトを起動します。スタートメニュー内の「T行」にあります。

Windows11のスタートメニュー画像

起動するとタスクトレイにアイコンが表示されます。クリックでポップアップを表示します。

タスクトレイにある「Twinkle Tray」アイコン画像

各スライダーを動かすことで、対象モニターの明るさを変更できます。

「Twinkle Tray」で明るさを調整しているGIF画像

分かりやすいように実写動画を貼っておきます。ちゃんと明るさが変わっています。

複数モニターの明るさを一括変更する方法

ポップアップ下にある「すべて同時に設定」ボタンをクリックします。

「Twinkle Tray」の「すべて同時に設定」ボタン画像

名前が「すべてのディスプレイ」になります。2台、3台接続している場合でも、一括で同じ明るさにできます。

「Twinkle Tray」で、すべてのディスプレイの明るさを変更する手順画像

設定

タスクトレイアイコンの右クリック→「設定」をクリックします。もし、ディスプレイがうまく検出されない場合は、「ディスプレイを更新」をクリックします。

「Twinkle Tray」の右クリックメニュー画像

【一般】Windows UI スタイル

一般→「Windows UI Style」から、ポップアップのスタイルを変更できます。

「Twinkle Tray」の一般項目の設定画像1

Windows11だと、マイカ効果の角丸ポップアップになります。Windows10だと、カクカクポップアップです。

Windows11とWindows10スタイルのポップアップの比較画像

【一般】アイコンの変更

一般→「トレイのアイコン」で、タスクトレイのデザインを変えられます。

「Twinkle Tray」の一般項目の設定画像2

太陽マークにしてみました。明るさ変更のイメージがあるほうにするといいかなと思います。

「Twinkle Tray」のタスクトレイアイコンを太陽マークにした画像

【ディスプレイの設定】「DDC/CI」の確認

「ディスプレイの設定」から、モニターが検出されているかどうか確認できます。

僕は「Acerモニター EK240YCbi 23.8型」と「ASUS TUF Gaming VG249Q1A」の2台モニターです。表示されていない場合、正常に検出できていないということです。

各モニターの「DDC/CI」をオンオフできます。

「Twinkle Tray」のディスプレイの設定画像

【ディスプレイの設定】ディスプレイを非表示

オンにしたモニターが、ポップアップ内に表示されなくなります。

「Twinkle Tray」で「ディスプレイを非表示」を設定した画像

【ディスプレイの設定】名前の変更

ポップアップに表示されるモニター名を変えられます。

「Twinkle Tray」のディスプレイの名前を変更した画像

【ディスプレイの設定】明るさの標準化

各モニターごとで、明るさの下限・上限を設定できます。モニターによって明るさの範囲が異なる場合に役立ちます。

「Twinkle Tray」の「明るさの標準化」の設定画像

【DDC/CI設定】コントラスト、電源の状態を追加

「DDC/CI設定」から、明るさ以外の「コントラスト」や「電源の状態」項目を追加できます。モニターによって対応・非対応があるので、一概に全部表示されているわけではありません。

「Twinkle Tray」のDDC/CI項目の設定画像

オンにしたスライダーがポップアップ内に追加されます。「電源を切る」はモニターによっては不具合が発生するので自己責任です。

ポップアップにコントラストや音量、電源を切るボタンを配置した画像

指定時刻で、任意の明るさに変更

「時間で調整」から時刻を設定できます。設定した時刻になったら、指定の明るさに自動変更してくれます。「時刻の追加」から登録できます。

僕は夕方の18時から40、19時に30、20時に20といったように、夜になるにつれて段階的に暗くしています。勝手に目に優しいように暗くしてくれます。

「Twinkle Tray」の時間で調整項目画像

ショートカットキーの設定

「ショートカットキーなど」から、ホットキーを設定できます。任意のキーでモニターごとに明るさ調整できます。

「Twinkle Tray」のショートカットキー設定画像

トレイのアイコン上でスクロール

タスクトレイにあるアイコン上でホイール回転した時に、明るさを調整するオプションです。

「Twinkle Tray」の「トレイのアイコン上でスクロール」設定画像

オンにすると、タスクトレイの「Twinkle Tray」上でマウスホイール回転して、全モニターの明るさを一括調整します。

「Twinkle Tray」のタスクトレイを示した画像

感想

以上、モニターの明るさをポップアップ内でサクっと変更できるソフト「Twinkle Trayトゥインクル・トレイ」についてでした。

時間指定できる点がありがたいです。

アプリごとで音量を変えられるソフトもある

余談ですが、アプリごとの音量を個別に調整できるソフト「EarTrumpetイアートランペット」というのもあります。今回紹介した「Twinkle Tray」の音量調整版といった感じです。

「EarTrumpet」ソフトのスクリーンショット

2022年12月13日ソフト

Posted by ナポリタン寿司