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【Start.me】スタートページに天気、任意のサイト等を表示するChrome拡張機能

2021年12月18日Chrome拡張機能

Start.meのアイコン

この記事では、独自のスタートページを設定して、自由にカスタマイズできるChrome拡張機能「Start.me」について書きます。

Start.meのスクリーンショット

スタートページに設定して、ブックマーク、任意のサイト、ニュース、天気等を表示するChrome拡張機能です。

ウィジェットのように、配置するアイテムを選択できます。配置できるウィジェットは、Googleサービス、天気、時計、株価、検索エンジン等、任意のサイト等があります。

ページを切り替える機能も搭載されており、1ページ目にはウィジェット、2ページ目にはHTMLファイルでインポートしたブックマーク一覧を表示する…といったことができます。

背景画像、色をカスタマイズできるので、好きな見た目にできます。僕が大好きなダークテーマも用意されています。

Chrome拡張機能なので、どんなブラウザに対しても設定できるのが特徴です。

アカウントを作成することで同期できます。

スタートページ、およびブックマークを別ブラウザ間で共有できます。例えば、Vivaldi、Chrome 両方に同じウィジェット配置、ブックマーク等を表示するといった感じです。

ブックマークのインポート機能も搭載されているので、ブックマークバーを非表示にして、スタートページに全部表示することもできます。

ブラウザに標準搭載されているスタートページに満足していない方、おすすめです。

リリース元:Start.me
記事執筆時のバージョン:2.2.24(2021年8月12日)

ダウンロード方法

以下のサイトからダウンロードできます。

「Chromeに追加」からインストールできます。

Start.meのインストール

初回起動

インストールが完了したら、新しいウィンドウでセットアップ(チュートリアル)画面が表示されます。

のんびり進めていきましょう。5分もあれば設定できます。右矢印をクリックして、次のステップに移動します。

初回起動 ようこそ Start.me!

アカウントを新規作成していきます。

最初は、アカウントを所持していないので、「いいえ」をクリックします。2つ目のブラウザにインストールする時は、作成したアカウントでログインするようにしましょう。

ステップ2 登録済みのStart.meのアカウントをもうお持ちですか?

名前を決めます。

ステップ3 あなたの名前はなんですか?

出身国を選びます。日本なら「Japan」です。

ステップ4 あなたの出身国はどちらですか?

現在使っているブラウザのブックマークをインポートするかどうか選択します。ここでインポートした場合は、自動的に全てのブックマークがインポートされます。

インポートするブックマークを選びたい場合は、後から手動で追加できるので、「いいえ」を選択しましょう。

ステップ5 ブックマークをインポートしますか?

最後にメールアドレスを入力します。

ステップ6 アカウントを作成する

「完了」をクリックします。

ステップ7 完了

スタートページが表示されます。

スタートページが表示される

新しいタブで開くように設定

新しいタブを開いた時に、Start.meを開くように設定します。ここではVivaldiでの設定方法を書きます。

設定→タブ→新しいタブで表示するページを「スタートページ」にして、「拡張機能で管理」にチェックを入れます。

Vivaldi 設定 タブ

これで新しいタブを開いた時にStart.meが表示されるようになります。

Chromeで新しいタブに設定したい場合は、こちらを参考にしてみてください。

メールの購読解除

この設定は、任意です。必須ではありません。デフォルトではアカウント作成した時に、自動で定期的にメールが送られてくるように設定されています。

不要な場合は、購読を解除しましょう。

スタートページにアクセスして、右上のプロフィールアイコン→アカウント詳細をクリックします。

アカウント詳細

E-mail preferences(電子メールの設定)を、一番下の「私のアカウントについてstart.meはemailでしか連絡を取りません。(例えばパスワードを忘れた場合など)」にします。

変更できたら、「保存」をクリックします。

E-mail preferences

右上に「設定が保存されました」と表示されれば、OKです。

パスワードの再設定時など重要な場合を除いて、メールは送られないようになります。

使い方

ウィジェットの追加

ウィジェットを追加するには、右上の「+」ボタンをクリックします。

ウィジェットの追加

マウスを、ウィジェットがない場所に乗せると表示される「ウィジェットを追加する」からでも追加できます。こちらの方が、任意の場所に挿入できるので便利かもです。

ウィジェットを追加する

「その他のウィジェット」で、より多くのウィジェットを配置できます。

その他のウィジェット

選択したら、プレビューが表示されるので、「ウィジェットを追加する」をクリックします。

ウィジェットのプレビュー 計算機

追加されます。

ウィジェットが追加される
ポイント

ウィジェットを追加したのに、画面に変化がない場合は、一度ページをリロードするか、新しいタブでスタートページを開いてみてください。

ページが更新され、ウィジェットが表示されるはずです。

追加できるウィジェットは、以下の21種類です。一部ウィジェットは、無料版では利用できません。

ウィジェットの種類
ブックマーク
(任意のサイト)
Newsfeed(RSS)
ノート
やること一覧
埋め込み
Fecebook
【Pro版のみ】Googleアドセンス
【Pro版のみ】Googleアナリティクス
【Pro版のみ】Googleカレンダー
【Pro版のみ】Googleタスク
【Pro版のみ】Trello
【Pro版のみ】カレンダー
【Pro版のみ】チャート
ツイッタータイムライン
プロフィール
天気
時計(アナログ)
時計(世界の都会)
株価
検索
【Pro版のみ】画像ギャラリー

個人的には無料版の範囲でも、十分に使えると思います。任意のサイトを登録できるブックマーク、好きな場所を設定できる天気が便利です。

ブックマーク、ノート、天気の3つが便利

RSS

フィードを埋め込めれます。

埋め込むURLはサイトのURLではなく、フィードのURLです。

フィードの追加
Vivaldiの場合

Vivaldiの場合は、RSSに対応しているサイトならアドレスバー横にRSSボタンが表示されるので、プレビューでURLを確認できます。

フィードの購読

参考:【Vivaldi】フィードリーダーの使い方。RSSを登録してみよう!

タイトルの編集もできます。

フィードタイトルの編集

フィードは複数購読して切り替えることもできます。

フィードは複数登録できる

埋め込み

好きなウェブサイトを埋め込みできます。

名前と埋め込みたいURLを貼り付けます。

URLの埋め込み

ページが埋め込まれます。天気やニュース等が便利だと思います。

ウェザーニュース

ウィジェット内のカスタマイズ

ウィジェット右上の鉛筆マークをクリックします。

ウィジェット内のカスタマイズ

中身をカスタマイズできます。既存のリンクの削除、新規リンクの追加ができます。

追加したリンクは、自動でアイコンが取得されます。名前の変更もできます。

ブックマークのリンク設定

Google関係のサービスを登録してみました。まとまっていて見やすいです。

Google関係のサービス

三点ボタン→Display Settingsでアイコンの表示方法を設定できます。

Widget menu

アイコンの表示方法は、一覧、Detailed、アイコン、クラウドの4種類の中から選択できます。

Display Settings

アイコンの右クリックで、アイコンの変更、ブックマークの編集等ができます。

Bookmark menu

天気の設定

天気ウィジェットの鉛筆マークをクリックします。

登録したい都市名をローマ字で入力します。広島なら「Hiroshima」です。候補が表示されるので、クリックします。

天気の設定 都市を選択

初期だと東京が登録されているので、不要な場合は、右横のゴミ箱アイコンをクリックします。編集できたら、完了をクリックします。

ゴミ箱アイコンで都市を削除

広島の天気が登録されました。今日は雪が降ってました。

広島の天気

ウィジェットの削除

右上の三点ボタン→ウィジェットを消去するをクリックします。

Widget menu ウィジェットを消去する

OKをクリックします。

ウィジェット消去の確認画面

削除されます。

ウィジェットの移動

ウィジェットを適当にマウスでドラッグ&ドロップすると、配置モードになります。その状態で移動すると、好きな場所に配置できます。

ブックマークのインポート

ブラウザからブックマークをインポート(登録)できます。

右上のプロフィールアイコン→ブックマークをインポートをクリックします。

ウィジェットの追加 ブックマークのインポート

用意したHTMLファイルを選択して、「インポート」をクリックします。

HTMLファイルを選択

ブラウザのブックマークを、HTMLファイルとしてエクスポートする機能を使いましょう。

Vivaldiなら、メニュー→ファイル→ブックマークをエクスポートから保存できます。

ファイル ブックマークをエクスポート

ChromeやEdgeなど主要なブラウザなら、この機能は搭載されています。方法は各自でググってみてください。

ずらっとブックマークの一覧が表示されます。インポートしたくないブックマークがあれば、チェックを外します。

フォルダー単位で選択できます。右側の数字は、そのフォルダー内にどれだけのブックマークが入っているかということです。

インポートするブックマークを選択

インポートは、ブックマークの数が多いほど時間がかかります。気長に待ちましょう。

完了した時に、メールで通知してくれます。僕の環境だと、100程度のブックマークで30秒ほどかかりました。

ブックマークのインポート中

完了したら、ずらーーとスタートページにブックマークが表示されます。ブックマークはクリックで開けます。

スタートページにブックマークが一覧表示する

自動的にインポートしたブックマークは別ページに作成されます。

ページは、上部で切り替えできます。

表示ページの切り替え

ブックマークだけでなく、他のウィジェットの配置、フォルダーの削除もできます。

ページ→ページの編集ボタンをクリックで名前を編集できます。「Import bookmarks」が嫌な場合は、好きな名前に変更してみましょう。

ページの名前変更

背景画像の変更

右上のテーマカスタマイズアイコンをクリックします。

テンプレート画像の中から、好きな画像に設定できます。自分の好きな画像にはできないようです。

背景画像の変更

宮島っぽい画像もありました。

宮島っぽい背景画像

「色を選択」をクリックすると、ページが切り替わって単色が表示されます。背景をシンプルにしたい場合は、こちらから選んでみましょう。

色を選択

透明度、コラムの数もここで設定できます。

コラムの数は結構重要です。ウィジェットの表示幅を設定できます。

透明度とコラムの数

2にすると下記画像のようにウィジェットが2列になります。1つずつの横幅が広くなるので、画面が見やすいです。

2カラム数

ウィジェットの背景色

ウィジェット内の三点ボタン→バックグラウンドをクリックします。

Widget menu バックグラウンド

好きな色に変更できます。

「このページの全てのウィジェットに適用」をクリックすると、全てのブロックに設定が反映されます。

Background & Transparency

ダークテーマ

バックグラウンドで黒にしてもいいのですが、ダークテーマの場合は、もっと簡単な方法があります。

右上のプロフィールアイコン→ダークテーマをオンにします。

設定 ダークテーマ

ウィジェット、及び背景画像が真っ暗になります。

Start.meがダークテーマになる

別ブラウザでログイン

1つ目のブラウザでアカウントを作成したら、2つ目以降のブラウザへの導入は簡単です。

Start.meにアクセスします。右上の「ログイン」をクリックします。

Start.meのヘッダーメニュー

1つ目のブラウザで作成したメールアドレス、パスワードを入力してログインします。

Start.meのログイン

全く同じスタートページが開きます。わざわざ設定しなおす必要がありません。今後、Chrome、Vivaldiどちらからでもカスタマイズできます。

別ブラウザ間で同期できる

例えばChromeの方で新しいサイトをウィジェットに登録すると、Vivaldiに方にも登録されます。

つまり、ブックマークを登録しておけば、別ブラウザ間でのブックマーク同期が可能になるということです。

ウィジェットだけでなく、Start.meの設定も同期されるので、片方でダークテーマにしたら、もう片方も同じようになります。

Chromeの新しいタブで開くように設定

Chromeだと、新しいタブで開いた時のリンク先を設定できません。

そこで、新しいタブを別ページにするChrome拡張機能を利用します。色々あると思いますが、有名な「New Tab Redirect」で試してみます。

「Chromeに追加」からインストールできます。

New Tab Redirectのインストール

インストールしたら、新しいタブを開きます。「Googleに戻しますか?」と警告が表示されるので「そのままにする」をクリックします。

Googleに戻しますか?

本拡張機能の設定画面の「Redirect URL」の部分に、Start.meのURLを入力します。

Redirect URLにStart.meを設定

URLは、人によって末尾が異なるかと思います。自分でログインしたStart.meのURLを登録しましょう。

Start.meのURL

これで新しいタブを開くと、自動的にStart.meのページが表示されます。

感想

以上、スタートページをより高度にカスタマイズできるChrome拡張機能Start.meについてでした。

スタートページにこだわり始めると、時間がいくらあっても足りないですね。カスタマイズ好きな人に、ぜひおすすめです。

Vivaldi 標準で搭載されているスタートページのカスタマイズ方法については、以下の記事を参考にしてみてください。

参考:【Vivaldi】スタートページ・スピードダイヤルのカスタマイズ方法

2021年12月18日Chrome拡張機能

Posted by ナポリタン寿司