【Simple Image Rotator】サイト上の画像を左右回転する拡張機能
この記事では、ウェブサイト上の向きが間違っている画像を、好きなように左右・上下回転できるChrome拡張機能「Simple Image Rotator(シンプル・イメージ・ローテーター)」について書きます。
ウェブサイト上の画像を好きな方向に回転できるChrome拡張機能です。本拡張機能を導入すると、画像の右クリックメニューに「Simple Image Rotator」という項目が表示されます。マウスを乗せると、サブメニューで回転項目が表示されます。
時計周りに90度回転、反時計回りに90度回転、180度回転が用意されています。アニメーションでずーとくるくる回る系の拡張機能ではなく、1回押したら、その分回転してそこで止めるという拡張機能です。
サイトによっては画像の向きがおかしくて、画像内の文字や絵が見にくい時があります。そういった時に、本拡張機能を使うことで、正しい向きに修正できます。ページをリロードすると元に戻るので、一時的に画像内の文字を、正しい向きで読みたいといった場合に役立つと思います。
Chrome拡張機能だけで、Firefoxアドオンはリリースされていません。本記事は、拡張機能を導入できるPCブラウザ向けです。スマホやタブレットは分かりません。拡張機能を導入できるブラウザアプリ(例:Kiwi Browser)を導入することで、もしかしたら利用できるかもしれません。
リリース元:major
記事執筆時のバージョン:0.0.2(2022年8月3日)
インストール方法
Chromeウェブストアからインストールできます。
本拡張機能は、Chrome拡張機能のみの提供で、Firefoxアドオンはリリースされていません。
Firefoxをご利用の方は、代わりに「Rotate and Zoom Image」などで代用できるかと思います。
「Chromeに追加」をクリックします。
「拡張機能を追加」をクリックします。
拡張機能のオーバーフローメニュー内に、拡張機能ボタンが追加されればOKです。
使い方
回転したい画像があるサイトを開きます。試しに、僕が適当に作成した画像を貼っておきます。色々な向きの文章や写真を配置しています。
画像上でマウスを右クリックします。コンテキストメニューが表示されて、その中に「Simple Image Rotator」が新しく追加されています。「Simple Image Rotator」項目にマウスを乗せると、サブ階層で回転メニューが表示されます。
以下の項目が用意されています。
「Simple Image Rotator」で用意されている項目 | |
---|---|
Rotate 90 degrees clockwise | 時計回りに90度回転 |
Rotate 90 degrees anti-clockwise | 反時計回りに90度回転 |
Rotate 180 degrees | 180度回転 |
Original rotation | 元の回転状態に戻す |
試しに「Rotate 90 degrees clockwise
」をクリックすると、画像が時計周り(右)に90度回転します。その場所からぐるっと回転するので、上下にあるコンテンツ(文字とか)に被ります。
GIF画像を貼っておきます。ヌルッと動いて回転してくれます。
サイトや画像によっては、回転項目を押しても反応しない場合があります。その場合、一度画像を新しいタブで開いてから、試すとうまくいくかもしれません。右クリック→「新しいタブで画像を開く」をクリックします。
回転した後、再度別方向に回転できます。その都度、右クリックから回転します。
向きがおかしくて見づらかった文字が、正しい向きになり、見やすくなりました。
「Rotate 180 degrees
」にすると、180度回転します。90度と180度回転だけで、左右反転や1度刻みの回転といったことはできません。
「Original rotation
」をクリックすると、元の向きに戻ります。ページをリロードすることでも、元に戻ります。
右クリックではなく、拡張機能のボタンからもアクセスできます。ただし、僕の環境だとうまく動作しませんでした。
感想
以上、ウェブサイト上の向きが間違っている画像を、90度、180度回転できるChrome拡張機能「Simple Image Rotator(シンプル・イメージ・ローテーター)」についてでした。
Twitterのツイートに添付されている画像で、向きが逆になっているものがあり、回転できたらいいな…と思い、本拡張機能を見つけました。
もしかしすると画像によっては、回転した時、画面外にはみ出るかもしれません。はみ出る時とはみ出ない時の違いが分かりません。