記事のURL・タイトルのリストを一覧表示するWordPressプラグイン
この記事では、WordPress管理画面に記事のURL・タイトルのリストを一覧表示するWordPressプラグイン「Show All Pages URL」について書きます。
検索機能も用意されているので、内部リンクを作成する時に便利です。
WordPressの管理画面で、全記事のURL、タイトルを確認できるようにするWordPressプラグインです。
導入すると、WordPress管理画面の左側メニューに新しく「Show All Pages」項目が追加されます。クリックで専用のページを表示します。以下の項目を確認できます。
- 全記事のURL、タイトル
- 記事の公開日
- ページID
- 編集ボタン
タイトル、またはURLをクリックすると、その記事のページを開きます。検索機能も用意されています。タイトル、コンテンツで検索できます。
ブログを書いていて、内部リンクを作成したい時に便利です。わざわざ自分のサイトを開いて検索しなくても、WordPress管理画面内で調べることができます。右クリックからコピーできます。
「自分のサイトにある記事を、引用やブログカードで頻繁に繋げる!しかし、そのたびに記事を開くのがめんどくさい!」という方、ぜひ試してみてください。シンプルなプラグインなので、初心者でも簡単に利用できます。
僕は結構、内部リンクを張り巡らせています。その時に毎回記事を開いていました。そうすると、何が起こったと思いますか?そうです!Googleアドセンス(広告収入)で、不正行為と認識されてしまったのです!
僕は、広告ブロッカーを使って自分で見る時は、広告表示しないようにしていましたが、ひどい時は、冗談抜きで1日100回くらい引用のために自分のサイトを開いていました。この時、アドセンスが「こいつ、怪しい」と認識してしまったんだと思います。
最初は、「いや、広告ブロッカーでブロックしているから大丈夫でしょ。そもそも内部リンク引っ張りたいんだから、仕方ないじゃん!」って思ってました。
ただ、定期的に制限がかかる様子を見て、「さすがにこれはおかしい。アドセンス狩りじゃなくて、自分に原因がありそう。もしかすると、広告ブロッカーを使っていても、自分で何百とサイトを開くのはダメなのか…?でも、だとすれば内部リンクどうしよう…」と考えるようになりました。
そして、色々探しているうちに本プラグインを見つけました。WordPress管理画面内で記事タイトルの検索、そのままコピーできるので、わざわざ自分のサイトを開かなくても済みます。これが、アドセンス対策になっているのかどうかは不明ですが、管理画面では広告が表示されないので、恐らく大丈夫なんじゃないかと思います。
リリース元:YYDevelopment
記事執筆時のバージョン:2.3.0(2022年1月29日)
ダウンロード方法
WordPress管理画面→プラグイン→新規追加をクリックします。
「Show All Pages URL」と検索して、出てきたプラグインの「今すぐインストール」をクリックします。
「有効化」をクリックします。
使い方
全記事のURL、タイトルの確認
有効化したら、左側のメディアと固定ページの間に新しく「Show All Pages」という項目が追加されているので、クリックします。
全ての記事のURL、タイトルが一覧で表示されます。「Total pages on site: 〇〇〇 Pages」といったように、サイト内にある総記事数が表示されます。
タイトルを右クリック→リンクテキストをコピーをクリックすると、記事タイトルをコピーできます。項目がない場合は、マウスで範囲選択して、Ctrl+Cを押すとコピーできます。
あとは、記事編集画面を開いて、ブログカードに貼り付ければ、内部リンクの完成です。この時、Show All Pages URLのページを開きながら、別タブで記事編集画面を開くと、行ったり来たりできるので便利です。
検索機能
記事タイトル、またはコンテンツ(本文)の検索機能も用意されています。下記YouTube動画の17秒から紹介しています。検索結果の表示スピードも速いので、サクサク検索して内部リンクを構築できます。
検索対象の場所は、タイトル(Title)かコンテンツ(Content)か選択できます。基本的には、タイトルでいいかなと思います。
メニューボタンをツールバー内に移動
1点だけ設定できるオプションが用意されています。
Show Pages URL Listのページを開いて、一番下にスクロールします。「Check this box if you want the plugin to show up under the tools menu instead of the main menu」というチェック項目があります。
ここをチェックすると、プラグインのボタンをメディアと固定ページの間ではなく、ツール内に配置します。あまり頻繁にShow Pages URL Listページを開かない方は、ツールの中に移動した方がスッキリしていいかもしれません。
日本語化&日付の書式を変更したい場合
本プラグインの中身にある「structure-output.php」ファイルをカスタマイズすることで、日本語に翻訳できます。
また、デフォルトでは、「28-05-2022(d-m-Y)」と、日本人には見慣れない日付の書式になっています。こちらを、「2022年05月30日(YYYY年MM月DD日)」といったように好きな書式に変更できます。
詳しくは、下記記事を参考にしてみてください。
感想
以上、WordPressのサイト上にある記事・固定ページのURLを、全て一覧で表示するWordPressプラグイン「Show All Pages URL」についてでした。
最近、ツイートを自動化してくれるプラグインも導入したので、ごっそり自分のサイトを1読者として見る機会が減りました。これで、アドセンスで制限がかからなくなればいいんですけどね~。