【Morflax studio】SVG画像を3D化して保存できるウェブサービス
この記事では、SVG画像をアップロードするだけで、3D化してくれるウェブサービス「Morflax studio」について書きます。
2D画像が、3D画像になります。
SVG画像を3D化してくれるウェブサイトです。画像をドラッグ&ドロップすることで、AIが立体化してくれます。3D化した画像は、PNGで保存できます。
画像の位置、大きさは自由に調整でき、奥行き(厚み具合)、色、背景色、影の有無を調整できます。種類は、ベーシック、メタリック、粘土の3つの中から選択できます。
「2DのSVG画像を、奥行きのある3D画像に変換したい!」といった方におすすめです。
無料版と有料版があり、無料版だと透かしが入るという制限があります。有料版の料金、解放される機能については、こちらを参考にしてみてください。無料版でも無制限に作成可能です。
アクセス方法
以下のサイトからアクセスできます。
使い方
画像のアップロード
「Upload Your File」をクリックするか、SVG画像を直接ドラッグ&ドロップすることで登録できます。
ドラッグ&ドロップで追加してみた動画を貼っておきます。
画像をアップロードしたら、自動的に処理が開始されます。複数同時に登録するといったことはできません。
PNG、JPGといったSVG画像以外の画像は登録できません。
処理が完了するまで待ちます。完了したら、設定画面が表示されます。右側にプレビューが表示されています。
設定
左側の各項目で、画像調整できます。以下のようになっています。
位置調整 | 画像の位置、大きさ |
Colors | 色、配色 |
Material -Basic -Metalic -Clay | 素材 -ベーシック -メタリック -粘土 |
Extrude | 厚さ具合 |
Bevel | 斜角 |
Environment -Basic studio -Metalic studio -City -Sunset -Dawn -Warehouse -Metalic studio 2 | 環境 -ベーシックスタジオ -メタリックスタジオ -都市 -夕焼け -夜明け -倉庫 -メタリックスタジオ2 |
Intensity | 強度 |
Rotation | 光の当たる場所 |
Background -Blank -Grdient -Transparent | 背景の種類 -単色(デフォルト) -グラディエイト(グラデーション) -透明(Pro版のみ) |
Color | 背景色 |
Floor shadow | 影 |
位置調整
右クリックを押しながら、ドラッグ&ドロップすると、本体を動かせます。左クリックを押しながらだと、その場で本体を回転できます。マウスホイール回転で、画像の拡大縮小ができます。
Material(素材)
全体の質感を決めます。ベーシック、メタリック、粘土の3種類用意されています。
Extrude(厚さ具合)
厚さ具合を調整できます。バーになっているので、マウスで掴んで移動できます。一番左に持っていった場合、一番右に持っていった場合の比較画像を貼っておきます。
Rotation(光の当たる場所)
光の位置を調整できます。前面にしたい側が暗い場合は、ここのバーで調整してみましょう。
Background(背景の種類)
背景の種類を選択できます。「Blank」が単色です。「Background」の下にある「Color」で色を設定できます。
「Grdient」にすると、「Colors」が2色になるので、グラデーションを設定できます。「Angle」で角度を調整できます。
Floor shadow(影)
影を設定できます。オンにすると画像本体の下に影ができます。
本体を見る方向によって、自動的に影も変化します。リアルに基づいている感じです。例えば、上から見たときは、本体の真下に影が表示され、下から見たときは影が見えません。
画像の保存
設定画面下の「Export」か「Copy to clipboard」をクリックします。画像をPCに保存したい場合は、「Export」をクリックします。
画像サイズを選択します。「large」よりも「max」の方が画像サイズが大きいです。無料版だと、透かし(ウォーターマーク)が挿入されます。
3D化した画像が保存されます。拡張子は、PNGになっています。
実際に作成した画像を貼っておきます。アイコン画像は、「FLAT ICON DESIGN」から入手しました。
新たに作成したい場合は、「Upload new file」をクリックします。
いくつか作成したサンプル
いくつか本サービスを使って作成したサンプル画像を貼っておきます。綺麗に作成するコツは、厚さ具合をMAXにすることです。MAXにすると、画像のちらつきが軽減されます。
みかん
クマ
博士
羊
スイカ
手紙
感想
以上、SVG画像をアップロードするだけで、3D化してくれるウェブサービス「Morflax studio」についてでした。
本サービスは、Twitterで知りました。情報感謝です。こういったウェブサイトで役に立つ系のツールは、以下のサイトに沢山掲載されているのですが、中々追えていません。興味がある方は、見てみてはいかがでしょうか。