僕は選挙に行くだけの人間。広島投票率最下位らしい

この記事では、僕は選挙に行くだけの人間うんぬん…とあれこれ自問自答したことについて書きます。
ただふっと思っただけなので全く変な意味ではなくギスギスもしていません。雑談です。
2024年10月におこなわれた衆院選小選挙区の投票率は広島県が最下位だったようです。
僕は広島生まれで現在もず~~と広島です。
確かにこれまで僕の友達(僕は2000年生まれ)で選挙に行ったという話題は冗談抜きで一回も聞いたことがないです。僕の周りがたまたまそうなだけなんでしょうけども…。
本記事執筆時の2025年3月には廿日市市議会議員の選挙もあり、色々定期的に選挙がおこなわれています。
そのたびに若者は選挙にいかないうんぬんの話題を目にしている気がします。
僕はなんだかんだ選挙権を与えられてから選挙があるという情報を知ったら行っているようにしています。
かれこれ何回か選挙しているうちにふと「僕って選挙にいって政治に参加している風を装っているだけで実際行っていない人と何も変わらないな。」とかあれこれ思うようになったのでした。
選挙に行くだけの人間
毎回思いつきで投票する人を決めている
僕は普段政治関連に関わらずニュースを見ません。「X(旧Twitter)」のおすすめに流れてくる大きめなニュースしか知りません。
そんな人間が選挙の時に「よーし、今回は〇〇の掲げていることがいいから投票するぞ~!未来に期待!」なんて考えるわけないです。
毎回思いつきです。
例をだすと、人ではなく何たら党に入れる選挙の時がありました。
この時、僕は会場にいって仕切りの前に貼られている投票できる人・党一覧の紙を見て、共産党、社会民主党、自由民主党など色々ある中、唯一ひらがなで書きやすかった党に入れました。
「れいわ」でした。
「お、ひらがな3文字で書けるやん。他漢字でめんどくさいし、聞いたこともあるしこれにしよ」です。
その選挙をしてから「X(旧Twitter)」に流れてくるおすすめポストなどを見ていると、どうやらあんまりよくない?過激?信者?とかなんとか結構悪い話も多いことを知りました。
「これだかられいわ信者は…」みたいな内容が目に入った時、「ん?れいわって俺がこの前入れたとこじゃね?あれよくなかったんか…」とそこで初めて知ったわけです。
(実際良いか悪いかは全く調べていないので分かりません。れいわファンの方いたらすみません)
2025年3月に行われた廿日市市議会議員を決めるとかなんとかの選挙では、事前に選挙の新聞紙を見る機会がありました。
そこで顔写真を見て「おっさんよりお姉さんのほうがええよな…。ってこの人、俺が知っている企業で勤めていたことあるんや。ほなもうこのお姉さんにしよ」でした。
そんな感じで毎回思いつきです。
何の選挙をしているのかも知らん
そもそも議会議員だの市長だの県知事だの衆院選だの裁判所なんたらだの、今僕がやっているこの選挙は何を決めるものなのかすらよく分かっていないことが多いです。
ある時は〇〇党を入れる選挙だったり、ある時は人を選ぶ選挙だったり、ある時は×をつける選挙だったり、色々ありすぎてよく分かりません。
ポストに選挙のハガキが入っているからとりあえず行くけど、何なのかは分からん…。これが多いです。
それでも行き続ける
「選挙に行くだけの人間で、その先の政治がどうなってほしいとかの中身が一切ない。選挙に行くのがゴールになっている。そんな状態でいいのかな。顔が可愛いから~とか名前が書きやすいから~とかで投票しているって、それ冷やかしと一緒でむしろ行かないほうがいいのかな?」とか思うこともあるんですが、それでも僕は行き続けます。
僕の身の回り(友達)で選挙に行った話は一回も聞いたことがないです。むしろふとした時選挙の話題になったら「ほぇー、選挙あったんや」とか「俺やり方すら分からんわ」と返ってくることも多いです。
そう返ってくるってことは、みんな口に出していないだけで実際選挙している…というパターンではなく、本当に行っていないパターンなんだと思います。
そう考えると、いざ政治に興味がわいてしっかり選挙したくなった時、既に選挙の方法・やり方を知っている僕はその時一度も行っていない友達よりも、一歩スムーズに本当の意味での選挙に参加できるんじゃないのかな…と思いました。
政治に興味がわくことが果たして今後の人生あるのか分かりませんが、それでもいざという時困らないよう選挙に慣れていく…それだけでも少なくとも今は意味ある…と思いたいです。
選挙がゴールになるのは良くないかもしれませんが、興味がない現状はいつか興味がわいた時のために選挙に行き続けて慣れていくことをゴールにしていてもいい…そう勝手に思って自分の行動を正当化しています。
選挙行っていない。でも後ろめたさはある…って方へ
政治なんか興味ないしつまらんしおもんないし行ったところで何も変わらんし…と思うかもしれません。
僕も同じです。
「いったところで何も変わらん…」って思っているだけマシな気さえします。
僕の場合、行ったらそこで終わりでその後誰が当選したか知りません。この人当選してほしい!で投票していないので、その後どうなろうが特に嬉しくも悲しくもないです。
「うわぁ~!また自民党かよ~~!くそ~」ってならないです。
これまで参加した選挙の結果は知らないことのほうが多く、知った場合でも「ふーん。〇〇になったんだ。僕が投票したのは確か△△だったから選ばれなかったってことか…」で終わりです。
そもそも何の選挙をやっているのか、僕が投票した人は何を掲げている人なのかを知らない以上、結果を知っても一喜一憂しようがないです。
しいていうなら事前にポスターかなんかで顔を見た選挙の時、「うわ、僕が投票した可愛いお姉さん選ばれなかったのかよ。確かこの人っておっさんじゃなかったか?おっさんかよ、むさくるしいなぁ~」ってなる程度です。最低です。
それでも僕が行っている理由は、選挙を一つのイベントとして見ているためです。
僕の同世代で選挙に行ったという人の話は聞きませんが、僕の家族(親や兄弟)は選挙に行っています。そのため選挙期間の前後になると一つの話題として使っています。
「この前また〇〇の選挙カーに出会ったんだけど。あの人狭い道路に停めておいて、いざ車で横すり抜けるとお車の配慮ありがとうございます。って言ってくる。それならそもそもあんな狭い路肩に停めるなよって話よね」
「〇〇の人たちいつも紫の旗とか服着てて一瞬サンフレサポーターと見間違えるよね」
「前回と違って今回人多くなかった?ってか道中にあるあそこの建物リフォームしてたね」
「選挙終わったし、帰り道にある〇〇で昼ご飯食べていこう」
上記のような感じで、良くないのかもしれませんが、僕の中では選挙は一つの行事・イベントとして消費されています。
選挙の中身はどうでもよくて、行くまでの散歩、行った後家族との昼飯、ご飯中の一つの話題…こっちのほうが何倍も大切です。
選挙終わり、帰り道にある普段行かない飲食店で持ち帰りして家でゆっくりビール飲みながら食べる…。単にそこに行くより、一つ選挙をしたというイベントがあることで、ちょっと…ほんのちょっと日常が色鮮やかになるんですよね。
完全に選挙なめている(ように見えるであろう)僕が言うのもなんですが、「選挙に行っていない…だけど後ろめたさはある…」って方は、ひとまずこんくらいの気持ちで行ってみるのもいいと思います。
僕も最初は怖かったんですが、貰ったハガキを会場で渡したらいい感じにあとは教えてくれるので、なんだかんだ大丈夫だと思います。
余談で僕の地域だけがそうなのか分かりませんが、毎回受付の人たちが若いお姉さんで可愛いです。
ああいうのって大学生とか新入社員をあえて採用するんですかね?毎回例外なく若いお姉さんなんですよね。端っこにいる監視役はおっさんが多いですが、受付は今までの経験した選挙で100%お姉さんでした。
僕的には男女関わらず同世代だと緊張してうまく受け答えできなくなるので、できればおばちゃん系が一番いいんですけどもね…。
感想
以上、選挙に行くだけ人間なことに若干の後ろめたさを感じつつ、かといって無理やり興味をもつなんて到底無理なのでなんとか今の現状を正当化しようとしている一人の広島人間でした。
そ、そもそもの話選挙って自分が入れたい人・党に入れる100%自己満足の世界なので、それで思いつきでれいわに入れたところで、後から別の人に「お前れいわに入れたん?やばくね…?」って言われる筋合いないですよね…?ね…!?
選挙に行っていない人を悪く言うのはまだしも、どんな動機があれ選挙に行った人に対して、「その党・人に投票するのはないわ~。行かないほうがましやん」って言われるのおかしい…と思います。