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【MailStore Home】日本語が検索できない時の対処法。ワイルドカードを使え!

ソフト

「MailStore Home」ソフトのアイコン画像

この記事では、GmailやemlファイルをPCのローカル上にバックアップ・保存できるソフト「MailStore Home」の検索で日本語を入力しても全くヒットしない時の対処法を書きます。

日本語の前後に「*」記号をつけます。ワイルドカードです。

【MailStore Home】日本語が検索できない時の対処法。ワイルドカードを使え!

「MailStore Home」で検索する時、検索モードがデフォルトでは完全一致検索になっているため、日本語だと基本的にヒットしません。「入力された検索クエリでは、結果が返されませんでした」と表示されます。

PC版「MailStore Home」ソフトで日本語検索しても「入力された検索クエリでは、結果が返されませんでした」と表示されている画像

理由は海外(英語)と違って文章に区切りがなく連続しているためです。英語だと「I am Neapolitan sushi.」といったように単語ごとで空白(区切り)があるので、「sushi」と検索した時ヒットしてくれます。

日本語だと「私はナポリタン寿司です」の文章を探すために「寿司」と検索してもヒットしません。

メール本文や件名が「私はナポリタン寿司です」だけでそれ以外に何もない場合は「私はナポリタン寿司です」と検索した時ヒットします。

PC版「MailStore Home」ソフトで「モンスト」と検索している画像

完全一致検索ではなく部分一致検索でヒットするようにワイルドカードというものを使う必要があります。そうすることでヒットしてくれます。

「MailStore Home」で日本語を検索するコツ

アスタリスク記号で囲む

検索ボックスに検索したい日本語を入力し、最初と最後をアスタリスク記号(*)で囲みます。

PC版「MailStore Home」ソフトで前後にワイルドカードのアスタリスク記号をつけた状態で日本語を検索している画像
<!--検索したいワードの最初と最後にアスタリスク記号を入れる-->
*ホーム画面右上*

キーワードをアスタリスク記号で挟むことで完全一致検索ではなく部分一致検索になり、日本語がヒットするようになります。

PC版「MailStore Home」ソフトで前後にワイルドカードのアスタリスク記号をつけた状態で日本語を検索した画像

完全一致だとメールの内容が検索したキーワードの場合…という条件ですが、部分一致だと検索したキーワードが含まれている場合…という条件になります。

「MailStore Home」はワイルドカードという特殊な文字を使うことでより高度な検索ができる機能をサポートしています。ワイルドカードでいうアスタリスク記号(*)は任意の1文字以上という意味です。

これで文字が繋がっている日本語でも検索できるってわけです。

〇〇で始まるメールを検索する

前後にアスタリスク記号を入れることで「〇〇が含まれるキーワード」という条件になりますが、「それだとヒット範囲が大きくて困る!そうじゃなくてナポリタン寿司の~とかナポリタン寿司様~とかナポリタン寿司は~みたいな特定のキーワードで始まるメールを検索したい!」って場合は、最初にアスタリスク記号を付けず最後だけにつけます。

PC版「MailStore Home」ソフトで最後にワイルドカードのアスタリスク記号をつけた状態で日本語を検索した画像

最後にアスタリスク記号をつけることで指定のキーワード以降どんな文字が含まれていてもヒットするようになり、最初につけないことで文字がない=0文字=先頭ということになります。

件名や送信者など特定の種類は検索に含めたくない場合

左側サイドバーの「Eメールの検索」→検索ボックス下部にある項目のチェックを外します。例えば件名は含めたくない場合「件名」のチェックを外します。

PC版「MailStore Home」ソフトで特定の種類を検索から除外する手順画像

特定の種類だけ検索したい場合

件名や送信者など特定の種類は検索に含めたくない場合と違って、件名だけ、宛先だけ検索したい場合検索コマンドを活用します。「件名にナポリタン寿司って含まれているメールだけ検索したい…」みたいな時に便利です。

ワイルドカードだけでなく独自の検索コマンドもサポートされています。以下です。

使える検索コマンド説明
subject:件名だけ検索
from:差出人だけ検索
to:宛先だけ検索
cc:CCだけ検索
bcc:BCCだけ検索
bcontent:メール本文だけ検索
acontent:添付ファイルだけ検索
除外

例えば、メール本文ではなくメールの件名(タイトル)に「ナポリタン寿司」と含まれているメールをチェックしたい場合は以下のようにします。

<!--〇〇が件名に含まれるメールを検索(例:ナポリタン寿司)-->
subject:*ナポリタン寿司*

検索コマンドを書いて「:」記号(半角ですよ)を入れて検索したいキーワードを入力するという形です。

PC版「MailStore Home」ソフトで「subject:」を使って件名を検索している画像1

ポイントです。英単語だとそのまま書いてもいいですが、日本語の場合は「〇〇が含まれる場合」という条件にしないとヒットしにくいので日本語の前後をワイルドカードのアスタリスク記号(*)で囲んでいます。

検索コマンドを活用しつつ、こちらの方法も一緒に使うという合わせ技です。

もしこれが「subject:ナポリタン寿司」だったら件名が「ナポリタン寿司」だけでそれ以外に何もないメールしかヒットしません。

PC版「MailStore Home」ソフトで「subject:」を使って件名を検索している画像2
<!--〇〇が件名に含まれるメールを検索(例:モンスト)-->
subject:*モンスト*

メールアドレスを検索したい場合は、「from:〇〇」とか「to:〇〇」検索コマンドを活用します。送信者(差出人)なのか受信者(宛先)なのかで変わります。

PC版「MailStore Home」ソフトで「to:」を使ってメールの宛先だけ検索している画像

僕(差出人)が相手にだしたメールを調べたい時は「from:僕のメールアドレス」って感じですね。

ドメイン名だけ一致させてアドレス部分(ユーザー名)は部分一致にしたい場合は「from:*@gmail.com」って感じで検索します。Gmailのメールアドレスだけヒットします。

〇〇を検索しつつ〇〇は除外したい場合

特定の種類だけ検索したい場合で紹介している検索コマンドは同時に除外コマンドとしても機能します。

-」記号が除外コマンドです。

<!--〇〇が件名に含まれていてかつ「Re」は含めないメール-->
subject:*ナポリタン寿司* -subject:Re*

「〇〇というキーワードが含まれていないメールを検索したい」って時に便利です。

単体で使うことは少ないかなと思います。僕は「件名は〇〇を含んでいるメールでかつ本文に〇〇が含まれていないメールを調べたい」みたいな時に使っています。

こちらで紹介している「subject:」とかの検索コマンドの前に「-」記号をつけます。「〇〇を含める」という条件が逆になり「〇〇を含めない場合」になります。

僕の環境で具体的な例をあげると、メール本文に「楽天」と含まれているメールを探したい、でも単に「bcontent:*楽天*」だと楽天から定期的に届く「【楽天銀行】支払いを行いました」や「【楽天カード】お支払い金額のご案内」メールなどもヒットしてしまって検索結果の邪魔…!って時、以下のように検索します。

<!--メール本文に「楽天」と含まれていて、かつ件名に「支払い」が含まれてないメール-->
bcontent:*楽天* -subject:*支払い*

感想

以上、「MailStore Home」ソフトで日本語検索が機能しない時の対処法でした。

より詳しくは公式ヘルプページに記載されています。本記事も結局は公式の二番煎じなので、英語が分かる方や翻訳して文章読み取く力がある場合は公式のほうがいいと思います。

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Posted by ナポリタン寿司