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ロジクール ワイヤレスキーボード K270を掃除してみよう!

2021年11月20日商品レビュー

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この記事では、「ロジクール ワイヤレスキーボード K270」の掃除方法について書きます。

キートップ引抜工具(キーキャッププーラー)」と呼ばれるキーを外す専用の道具を使って、楽しく掃除できました。

「ロジクール ワイヤレスキーボード K270」を斜めから撮影した写真

この度、キーボードを思い切って掃除してみました。キーボードのキーを、1つずつ取り外す専用の道具「キートップ引抜工具(キーキャッププーラー)」を使って、中までごっそり掃除しました。

「キーを取り外すなんてできるの!?」と半信半疑でしたが、初心者でも簡単にできました。キーを抜く瞬間と、キーボードの中にたまったホコリを除去する時が楽しかったです。

キーボードが綺麗になるだけでなく、気持ちいい掃除の快感を味わえます。「今までキーボードなんて、掃除したことない!」という方、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

僕は、2021年7月20日に東プレの高級キーボード「REALFORCE TKL SA / R2TLSA-JP3-BK」を購入しました。

それに伴って、3年ちょっと使っていた「ロジクール ワイヤレスキーボード K270」を手放すことにしました。最後に手放すくらいだったら掃除してみようと思いました。「こうやってキーボードを掃除できたよ」というメモ代わりで、記事にしたいと思います。

僕は、3年以上使った後にようやく本格的な掃除をしましたが、実際は1年に何回か掃除したほうが清潔だと思います。表面をアルコールや水を含んだクリーニングクロスで拭いたりはしていましたが、キートップを外して、中を掃除しないと汚いと思います。

いざ掃除したら、手放すのがもったいなくなりました(笑)。僕がパソコンに興味を持ち始めた時から、隣にいつもいたので感慨深いです。

調べると、僕が持っている「K270」というキーボードは、2011年4月28日に発売したらしいです。めちゃくちゃ前に発売されたキーボードなのに、今でもしっかり流通しているってすごいことだなぁと思いました。

掃除したキーボード:ロジクール ワイヤレスキーボード K270
販売日:2011年4月28日

掃除に必要な道具

椅子の上に置いてある洗剤とキートップ引抜工具と洗面器の写真
用意した掃除道具

僕が用意した道具は6つです。初心者なので、専門的な道具は持っていません。

  • キートップ引抜工具(必須)
  • 手動式エアブロワー
  • 中性洗剤(食器用洗剤)
  • ゴム手袋
  • 歯ブラシ
  • 洗面器

キートップ引抜工具について

色々用意しましたが、必要なのは、「キートップ引抜工具(キーキャッププーラー)」です。

パソコン初心者の方は、初めて聞く単語かもしれません。僕もそうでした。キートップとは、キーボードについている一つずつのキーを指します。ABキーのことです。そのキートップを引き抜く専用の道具が、「キートップ引抜工具」です。「キーキャッププーラー」とも呼ぶそうです。

僕は初心者なので、詳しい違いが分かっていません。「ChatGPT(AI)」に聞いてみると、キーのことをキートップ、あるいはキーキャップと呼ぶようです。キートップはキーのスイッチ、配線など含むキー全体のことで、キーキャップは僕らが普段タイピングする時に触っている表面のキーのことを指すようです。

「ChatGPT」にキーキャップとキートップの違いを聞いた画像

これが正しい情報だとしたら、「キートップ引抜工具」ではなく、「キーキャップ引抜工具」が正しい名称ですかね…?Amazonで調べた時に、「キートップ引抜工具」の検索結果が多かったので、なんとなくそう呼んでいます。違っていたらすみません。

針金と針金で、キーを挟んで引っ張れるようになっています。シンプルな道具なんですが、キーボードを掃除する時には、とても便利です。

簡単にキーボードを分解できます。Amazonで大体500円前後であります。

「REALFORCE TKL SA/R2TLSA-JP3-BK」キーボードを購入した時についてきたキートップの写真
キートップ引抜工具の写真

僕の場合は、東プレの「REALFORCE」を購入したら、付属でついてきました。高級キーボードとなると、こういう付属品がついてくるのですね。すごいです。

実は、キートップ引抜工具を使わなくても、手の力、マイナスドライバーで外すことができます。しかし、壊れる・爪が剥げる原因になるので、初心者さんにはおすすめしません。

手動式エアブロワーについて

手動式エアブロワーは、ゴム球を手で押しつぶすことで、空気を噴出する道具です。これにより、ホコリやゴミを吹き飛ばせます。

手動よりも強力な勢いで空気を噴出できる「スプレー式エアダスター」というものもあります。好きな方を用意しましょう。手動だと、手が疲れるかもしれません。

頻繁に掃除する場合や、よりガチに掃除したい場合は、スプレー式の方がおすすめです。掃除しやすいように歯ブラシ、油汚れを落とす食器用洗剤があると、より綺麗にできます。

キーボードの掃除

流れとしては、こんな感じです。

  1. キーボードの写真を撮る
  2. キーボードの電源を切り、電池を外す
  3. キートップ引抜工具で、キーを一つずつ外していく
  4. キーボードの底面に溜まっているホコリを取る
  5. キーキャップを掃除する(洗面器に入れて、中性洗剤でじゃばじゃば)
  6. 洗ったキーキャップを乾かす
  7. キーキャップをキーボードにはめていく

キーボードの写真を撮る

キーキャップを元に戻す時に、どこにどのキーがあったかが分からなくならないように写真を撮ります。重要です。

「ロジクール ワイヤレスキーボード K270」を上から撮影した写真

「いやいや、何年も使っているから覚えてるよ」と思っていたんですが、全然覚えてなかったです。後で写真がないと、痛い目にあいます。スマホで十分なので、パシャっと1枚全体像を撮影することをおすすめします。

僕の場合、テンキー(数字)を撮影するの忘れていました。最終的にAmazonで検索して、プレビューを見ながら組み立てました。有名なキーボードだと、ネットにいくらでも画像があるので、万が一、撮影し忘れても大丈夫だとは思います。

キーボードの電源を切り電池を外す

ワイヤレス(Bluetooth)キーボードの場合は電源を切り、電池を抜きます。有線キーボードの場合はコードを抜きます。中身全てを分解するわけではないので、電池を抜く必要はないかもしれませんが、念には念です。

「ロジクール ワイヤレスキーボード K270」の電源と電池を抜く手順画像

キートップ引抜工具で一つずつ外していく

本題のキーキャップを外していきます。その前に3年使用したキーボードの写真を貼っておきます。汚いです。キーキャップの間にホコリが詰まっているのが分かります。僕は、キーボードにシートをかけたりしないので、思う存分ホコリが入っています。

ホコリが溜まった「ロジクール ワイヤレスキーボード K270」の写真

ホコリ具合も分かったところで、キートップ引抜工具で外していきます。まずは、一番左上の「半角/全角」キーからです。端っこから抜いていく方が楽ちんです。

正解の外し方はないんですが、僕は右側からクイっと押し込んでやります。やりやすい方法でキートップ引抜工具を差し込みます。

「ロジクール ワイヤレスキーボード K270」の「半角/全角キー」をキートップ引抜工具で取る手順画像1

押し込んだら勝手にキートップ引抜工具が広がるので、キーキャップ全体をホールドする感じで挟みます。

「ロジクール ワイヤレスキーボード K270」の「半角/全角キー」をキートップ引抜工具で取る手順画像2

挟んだら上に引っ張ります。思った以上に力が必要です。斜めに引っ張るのではなく、綺麗に上方向に向かって引っ張ります。慣れないうちや、力に自信がない方には大変です。僕も最初は、全然抜けなくて焦りました。引っ張る力が足らないだけでした。

見事、キーボードの底が見えます。中はこんな感じになってるんですね。ここが見えるだけでも新鮮です。

「ロジクール ワイヤレスキーボード K270」の「半角/全角キー」をキートップ引抜工具で取る手順画像3

あとは、じゃんじゃか外していくだけです。1つ外してその都度掃除するのではなく、一気に全部抜いてから、掃除した方が素早くできるかなと思います。

「ロジクール ワイヤレスキーボード K270」のファンクションキーをキートップ引抜工具で取った写真

右利きの場合は、右手でキートップ引抜工具を引っ張りつつ、左手でキーが飛ばないように上から被せてあげると、キーがあらぬ方向に飛ぶのを防げます。どうしても片手だけだと、「スポンッ」って一気に外れて、キーキャップがあらぬ方向に飛んでいきます。

動画を貼っておきます。汚いキーボード&手でごめんなさい。

右手の力加減を見たら分かると思いますが、結構力がいります。もしかしたら、僕のやり方が間違っている可能性もあります。

本当は、一番上のメディアキーも外したかったんですが、できなかったのでスルーします。めちゃくちゃホコリや、ゴミが溜まっていました。見るに堪えません。

「ロジクール ワイヤレスキーボード K270」のキーキャップを全部取り外した底面の写真
(ずっと気になってたけど、こいつ外でキーボード掃除してる…?ははは、そんなわけないよね…。)

Shiftの裏側を見ると、ホコリがすごかったです。

「ロジクール ワイヤレスキーボード K270」 のスペースキーの裏側を撮影した写真

外したキーキャップはなくさないように、容器の中にまとめて入れておきます。僕は洗面器に入れました。

「ロジクール ワイヤレスキーボード K270」のキーキャップを洗面器に入れた写真

キーボードの底面に溜まっているホコリを取る

僕はキーボードのほうから掃除しました。先にキーキャップを洗ってもOKです。手動式エアブロワーやエアーダスタースプレーで、ホコリやゴミを吹き飛ばします。これだけでもかなり綺麗になります。

「ロジクール ワイヤレスキーボード K270」を手動式エアダスターで掃除する手順画像

ホコリが舞うので、下には新聞紙を引いて、マスクをしました。

キーボードは水洗いできないので、歯ブラシなどで隙間の汚れをこすり取っていきます。水洗いできるキーボードもあるみたいなので、各自で自分のキーボードはできるか調べてみましょう。

この時、アルコールを軽く含ませると、より効果があるかもしれません。ただし、キーボードの穴には入れないようにします。壊れる恐れがあります。

「ロジクール ワイヤレスキーボード K270」を歯ブラシで掃除している写真1

多少のかすり傷?などはありますが、ある程度綺麗になりました。

「ロジクール ワイヤレスキーボード K270」を歯ブラシで掃除している写真2

キーキャップを掃除する

キーキャップの掃除です。タオルで軽くこする程度でも、綺麗になると思いますが、どーせならしっかりやろうということで、中性洗剤を使ってみました。中性洗剤と難しく言っていますが、お皿を洗う一般的な洗剤のことです。「キュキュット 」などです。

中性洗剤(食器用洗剤)と、水を混ぜた洗面器に、キーキャップを入れてバジャバジャ揉み洗いします。インターネットで調べると、洗濯用ネットに入れたり、スポンジを使ったりと色々やり方はあるようです。

「ロジクール ワイヤレスキーボード K270」のキーキャップを掃除する手順画像1

洗面所で掃除する場合は、必ず洗面所の排水栓(はいすいせん)を閉めた状態にします。誤ってキーキャップが排水溝に流れる可能性があるからです。掃除している最中に、消滅するなんて悲しい事件は起こしたくありません。

「ロジクール ワイヤレスキーボード K270」のキーキャップを掃除する手順画像2

洗ったキーキャップを乾かす

キーキャップを掃除できたら干します。ドライヤーで乾かす方法もありますが、完全に乾かすために半日か1日程度、じっくり干しておくのがいいかなと思います。

キーキャップをキーボードにはめていく

キーボード本体とキーキャップを掃除できたら、元に戻す作業です。

最初に撮影したキーボードの写真を見ながら、キーキャップを「カチッ」というまで押し込みます。抜く時は、キートップ引抜工具を利用しましたが、戻す時は必要ありません。手で押し込むだけです。

「ロジクール ワイヤレスキーボード K270」のキーキャップを元に戻す手順画像1
写真撮り忘れた場合は、インターネットでキーボードの型番を検索しよう

本当にドジなんですが、数字の「0」とアルファベットの「O」を間違えました。うっかりですね。

「ロジクール ワイヤレスキーボード K270」のキーキャップを元に戻す手順画像2

矢印キーも判別が難しいです。「ロジクール ワイヤレスキーボード K270」の場合は、上下の矢印が左側にきます。左右の矢印が上側にきます。画像だと下矢印を間違えて上に差し込んでます。

「ロジクール ワイヤレスキーボード K270」のキーキャップを元に戻す手順画像3

Enterは、押しすぎて若干色が変色していますが、それでもホコリがなくなって、見違えるように綺麗になりました。

綺麗になった「ロジクール ワイヤレスキーボード K270」写真

感想

以上、PC初心者が「ロジクール ワイヤレスキーボード K270」を掃除した話でした。

綺麗になった「ロジクール ワイヤレスキーボード K270」を上から撮影した写真

当時は、掃除なんてあまり意識していませんでしたが、現在使っている「REALFORCE TKL SA/R2TLSA-JP3-BK」では、結構頻繁に掃除しています。

2021年11月20日商品レビュー

Posted by ナポリタン寿司