【Keymill】入力したキーのスキャンコードなどを表示するソフト
この記事では、入力したキーの情報をリアルタイムに一覧で出力するソフト「Keymill」について書きます。
スキャンコード、仮想キーコードなどを一目で確認できます。
入力したキーのスキャンコード(SC)、仮想キーコード(VK)などをリアルタイムで出力するソフトです。表形式で表示されて、列には入力日時、仮想キーコード、スキャンコード、拡張キーフラグ、仮想キーコード定数などの項目があります。
本ソフトを起動して、調べたいキーを入力します。リアルタイムでソフト内に表示されます。入力したキーも表示されるので、どのキーが、どのスキャンコードなのか一目で確認できます。
例えば、Aキーのスキャンコードは41、仮想キーコードは1Eだそうです。
通常、スキャンコードや仮想キーコードを調べる機会なんてないと思いますが、いざという時に使えるかもしれません。例えば、キーに別の機能を割り当てるソフトAutoHotKey内で、指定する場合に使えます。
参考:【AutoHotkey】キーに別の機能を割り当てるソフトの使い方
まぁAutoHotKeyだと、付属のツールでスキャンコードを調べられるので、意味ないかもしれませんが…。
CSVで出力する機能が搭載されています。一時的に記録を停止するボタン、クリアボタンがあります。オプションで、最前面表示、サイズと列幅の記録、表の色のカスタマイズができます。
数値の表記方法を、10進数、16進数、2進数の中から選択できます。AutoHotKeyなどで指定する場合は、16進数になります。
Windows10、Windows11、どちらでも利用できます。
リリース元:K.Tamura
記事執筆時のバージョン:1.4 (2015年9月13日)
ダウンロード方法
以下のボタンからダウンロードできます。
「ダウンロードはこちら」をクリックします。
ダウンロードした圧縮ファイルを解凍します。展開したフォルダーを好きな場所に配置します。
フォルダー内の「Keymill」をダブルクリックで起動します。
使い方
本ソフトを起動した状態で、情報を調べたいキーを入力します。表内に、入力したキーの情報が一覧表示されます。リアルタイムなので、別のキーを押すと、その下にどんどん追加で表示されます。
表示される列項目は、以下のようになっています。一番右の項目が、入力したキーになっています。
- 日時
- 仮想キーコード
- スキャンコード
- 拡張キーフラグ
- イベント挿入フラグ
- コンテキストコード
- 偏移状態フラグ
- タイムスタンプ
- 追加した情報
- 仮想キーコード定数
- キー
Bキーを押すと、スキャンコードは「0×42」、仮想キーコードは「0×30」ということが分かりました。
記録の一時停止
本ソフトを起動した状態で、一時的に記録を停止したい場合、ヘッダーの「記録停止」をクリックします。これで、何かしらのキーを入力しても、表が更新されなくなります。
再度、記録を開始したい場合は、「記録開始」をクリックします。
CSVで保存
表を保存したい場合、ヘッダーの「CSV保存」をクリックするか、表項目の右クリック→「CSVファイルに保存」をクリックします。
Excelファイル(CSV)としてPC内に保存できます。並び替え、フィルターなど自由にできます。
設定
ヘッダーの「その他のコマンド」→オプション設定をクリックします。
設定画面が表示されます。
AutoHotKeyなどで使えるキーコードを知りたい場合、「数値の表記方法」を、16進数にしましょう。
「表の色・フォント」から、本ソフトの外観を調整できます。見やすいようにカスタマイズしてみましょう。
感想
以上、入力したキーの詳細情報を調べられるソフト「Keymill」についてでした。
全然関係ないんですが、2022年7月に「Melonboyマグネット充電器(高速充電&データ通信タイプ)」を購入しました。マグネット充電器最高です。