【Vivaldi】横スクロールの左右の矢印ボタンを非表示にするCSS
本記事で紹介するCSSを使うことで、「Vivaldi」の横スクロール有効時に表示される左右の矢印ボタンを非表示にできます。
横スクロールは、「バージョン5.1(2022年2月9日公開)」から実装された機能です。タブの位置を上、または下にしていて、設定から「横スクロールを有効にする」にチェックすると、1つ当たりのタブサイズが固定化されて、タブ名を識別しやすくなります。
有効にした状態で、タブを一定数開くと、左右に矢印ボタンが表示されます。本来は、クリックでページを切り替えたり、長押し(または右クリック)で次ページにあるタブを一覧表示してくれる便利な機能です。
しかし、不要な方もいるかもしれません。本記事ではカスタムCSS機能を使って非表示にしてみます。自分のPC上だけの変更なので、誰にも迷惑はかけませんし、いつでも元に戻せます。
本記事は、既にオリジナルカスタムUI機能が有効になっている前提です。まだ有効にしていないという方は、以下の記事を参考にしてみてください。
本記事は、以下の条件に当てはまる方向けです。垂直タブを使っている方や、横スクロールを使っていない方には関係ない話です。
- タブバーの位置は上か下
- タブ表示の「横スクロールを有効にする」にチェックが入っている
- 言語を「日本語」にしている
横スクロールの左右にある矢印ボタンを非表示にするCSS
以下のCSSになります。
/*水平スクロール利用時の左右の矢印を非表示*/
.horizontal-scroll-arrow button[title*="左にスクロール"],
.horizontal-scroll-arrow button[title*="右にスクロール"] {
display: none;
}
上記CSSは、日本語を使っている方向けです。
英語などの別言語を使っている場合は、下記CSSを使ってみてください。ただし、詳しく調査していないので、別のボタンが非表示になる可能性があります。
/*水平スクロール利用時の左右の矢印を非表示*/
.button-toolbar.horizontal-scroll-arrow {
display: none;
}
上記のCSSを、テキストエディター(Visual Studio Codeや、Windows標準でインストールされているメモ帳アプリなど)でファイルに書き込みます。
ブラウザを再起動すると、タブを開きすぎても、左右の矢印ボタンが表示されなくなります。タブ上のマウスホイールによるページ切り替え機能は、これまで通りできます。
感想
以上、「Vivaldi(ヴィヴァルディ)」ブラウザの水平スクロール利用時、大量にタブを開くと表示される左右の矢印ボタンを非表示にするCSSでした。
僕はもっぱら垂直タブユーザーなので、利用していません。スッキリさせたい方には、使えるのかなーと思います。