【HideVolumeOSD】Windowsの音量調節ポップアップの非表示ソフト
この記事では、Windows10・Windows11で、音量調節した時に表示される音量ポップアップ(OSD)を非表示にするソフト「HideVolumeOSD(ハイドボリューム・オーエスディー」について書きます。
Windows11では、音量を調節した際、下記画像のように、音量のオンスクリーンディスプレイ(OSD)が表示されます。
スライダーになっていて、現在の音量具合を確認できます。スライダーをマウスで動かすことで、音量調節できます。一定時間経過すると、非表示になります。
人によっては、「音量調節する度に、このポップアップが表示されて鬱陶しい!」と思うかもしれません。Windows11の設定からは非表示にするオプションがないようです。
外部のフリーソフトを利用することで、音量を調節しても、OSDを表示しないようにできます。
インストールして、起動するだけで利用できます。難しい設定はありません。タスクトレイに表示されるアイコンの左クリックで、オンオフを切り替えられます。
非表示にするだけでなく、数字表示の独自OSDに置き換えることも可能です。非表示にするまでの時間(ミリ秒)、テーマ、大きさなどを調整できます。
本記事で紹介するソフトは、ロック画面やクイック設定内に表示される「メディア情報(ハードウェアメディアキー)」を非表示にするものではありません。
再生している音楽・動画情報を非表示にしたい場合は、下記記事を参考にしてみてください。各ブラウザ側で制御できます。
リリース元:UnlimitedStack(ブログはこちら)
記事執筆時のバージョン:1.4(2022年12月4日)
ダウンロード方法
以下のサイトからダウンロードできます。
「Download Now!」をクリックします。下記画像はページ翻訳しています。実際は英語記事です。
インストールに必要なセットアップファイルがダウンロードされます。
インストール方法
ダウンロードしたセットアップファイルをダブルクリックで起動します。
ユーザーアカウント制御のダイアログが表示されるので、「はい」をクリックします。あるいは、「Microsoft Defender SmartScreen」の警告画面が表示されるかもしれません。表示された場合は、「詳細情報」→「実行」をクリックします。利用は自己責任です。
インストーラーが起動します。「Next」をクリックします。
インストールオプションを選択します。
僕は英語ができないので、いまいち分かりませんが、恐らく以下のようになっています。「Tray icon version」にしておけばいいのかなぁと思います。「タスクトレイを、ごちゃごちゃしたくない!」という場合は、「Silent mode version」がいいかもしれません。
インストールオプション | |
---|---|
Tray icon version | タスクトレイにアイコンを表示する |
Silent mode version | タスクトレイにアイコンを表示しない |
インストール場所を選択して、「Next」をクリックします。デフォルトでは、「C:\Program Files (x86)\HideVolumeOSD
」になっています。こだわりがない場合、変える必要はありません。
スタートメニューに関する設定をします。こだわりがない場合は、そのままでOKです。「Next」をクリックします。
「Install」をクリックします。
「Finish」をクリックします。
インストールできたら、スタートメニューの「H行」に「HideVolumeOSD」というフォルダーで、配置されています。フォルダー内には、3つのソフトがあります。「HideVolumeOSD」がアプリの起動です。
使い方
本ソフトを起動します。「Tray icon version」でインストールした場合、起動している間、タスクトレイにアイコンが表示されます。
左クリックすると、アイコンが変わります。これで、機能のオンオフを切り替えられます。
以下のようになっています。
「HideVolumeOSD」アイコンの意味 | |
---|---|
音量ポップアップを表示する | |
音量ポップアップを表示しない |
「」になっている間は、音量調整しても、Windowsの音量ポップアップ(OSD)が表示されません。「」にすると、本ソフトをインストールしていない時と同じように、標準のポップアップが表示されます。
動画も貼っておきます。
本ソフトを終了する方法
タスクトレイのアイコンを右クリック→「Exit(終了)」をクリックします。
設定
タスクトレイのアイコンを右クリック→「Settings(設定)」をクリックします。
設定ダイアログ画面が表示されます。
数字表示の音量OSDに置き換える
「Show volume in system tray」にチェックすると、Windows標準の音量ポップアップではなく、本ソフト独自のOSDを表示します。Windows標準と違って、数字表示になっています。どのくらいの音量なのか、一目で確認しやすいです。
独自の音量OSDを、非表示にするまでの時間調整
「Display time after volume key 〇〇ms」で、非表示にするまでの時間を調整できます。単位はミリ秒になっていて、200ms~2000msの間で指定できます。
独自の音量OSDの位置調整
「Shon near Time」で、独自音量OSDの位置を調整できます。「右端からどのくらい離すか?」という設定です。数字を大きくすれば、その分、左に表示されます。
何も弄っていないデフォルト状態、500ピクセル、0ピクセルにした比較画像を貼っておきます。
独自の音量OSDのテーマ選択
「Display style」でライトかダークか選択できます。
感想
以上、Windows標準の音量ポップアップ(OSD)を非表示にする、あるいは数字表示のポップアップに置き換えるソフト「HideVolumeOSD(ハイドボリューム・オーエスディー」についてでした。