Google検索ボックスのスペルチェック(赤波線)を消す方法
この記事では、Google検索ボックスのスペルチェック(赤色の波線)を非表示にするCSSについて書きます。
ウェブサイトに自分で作成したCSSを適用できるChrome拡張機能「Stylebot(スタイルボット)」を使います。
本記事で紹介するCSSを使えば、Google検索ボックスの赤い波々線を非表示にできます。
通常、ブラウザ側のスペルチェック機能は、ブラウザの設定からオンオフできます。気になる方は、以下の記事を参考にしてみてください。Vivaldiブラウザでの解説ですが、Chromeでも一緒です。
Google検索ボックスでは、ブラウザ側の設定の有無に関わらず、自動的にスペルチェック機能が有効になっています。
間違った英単語を入力すると、自動的に「この単語間違っているんじゃないですか~?とりあえず、赤色の波下線引いておきますね」といった感じで、教えてくれます。
人によっては不要かもしれません。しかし、2023年1月時点では、設定項目がないので、オンオフできないようになっています。海外の記事にも書かれていました。
CSSを使うことで、無理やり非表示にできます。「Googleのスペルチェック機能邪魔すぎる!消したい!」という方、ぜひ参考にしてみてください。いつでもオンオフできます。
「Stylebot(スタイルボット)」は、Chrome拡張機能だけでなく、Firefox、Microsoft Edgeアドオンも用意されています。
インストール方法
ウェブサイトに、自分で作成したCSSを適用できるChrome拡張機能「Stylebot」を利用します。
Chromeウェブストアからインストールできます。
Chrome拡張機能だけでなく、Microsoft EdgeとFirefox版もあります。
「Chromeに追加」でインストールできます。
右上に拡張機能ボタンが追加されればOKです。詳しく使い方を知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
Googleの赤い波線を消す手順
「Google」にアクセスします。右上にある「Stylebot」拡張機能アイコンを左クリック→「Stylebotを開く」をクリックします。
右側に白紙のサイドバーが表示されます。もし初めて「Stylebot」を起動した場合は、「ベーシック」という画面が表示されます。下部にある「コード」をクリックすると、白紙のスタイルシート画面を開けます。以下のコードを書き込みます。
/*Google検索ボックスのスペルチェック(赤下線)の非表示*/
.YacQv span {
background: none !important;
}
書き込めたら右上の「×」でスタイルシートを閉じます。
再度拡張機能ボタンを押して、登録したサイト(例:www.google.com)がオンになっていることを確認します。オンになっている間は有効になっているということです。
この状態で、適当にGoogleの検索ボックスに単語を入力します。正しい単語だと、そもそも波線が表示されないので、あえて間違った英単語を入力します。「jepanese」とかですね。正しくは「Japanese」です。
通常だと、スペルチェック機能が働いて、赤の波線が表示されますが、CSS適用後は、何も表示されなくなります。
どの単語でも有効になり、スペルチェックとおさらばできます。
検索結果ページではなく、トップページの検索ボックス内でも有効になります。
一時的に無効化したい場合は、「Stylebot」拡張機能アイコンを左クリック→「www.google.com
」をオフにします。
感想
以上、Googleの検索ボックスの「スペルチェック機能(赤色の波下線)」をオフにする方法でした。
スペルが間違っている時に、赤色の波下線のPNG画像を表示する…といった処理がされていたので、このPNG画像を「background: none !important;」で消し去っています。