【Google Search 100】検索結果を10件から増やしてくれる拡張機能
この記事では、PCウェブサイト版「Google」の検索結果で1ページに表示する記事件数を100件まで増やしてくれるChrome拡張機能「Google Search 100」について書きます。
インストールするだけでURLの末尾に「&num=100
」パラメータを付与してくれます。
これまでPCウェブサイト版「Google」の検索結果はページ下部に番号が振ってあってクリックで2ページ目、3ページ目と切り替えられていました。
2022年12月頃から下にスクロールすると自動的に次のページを読み込んで継ぎ足してくれる連続スクロール方式になりましたが、あんまり好評じゃなかったのかGoogleの戦略的に合わなかったのか、約1年8か月の2024年8月くらいから再びページネーション方式に戻りました。
しかし、単に2022年12月以前のページネーション方式に戻ったわけではなく、デフォルトの1ページに表示する記事件数が10件程度になり、さらに設定から変更する項目が消えてまさに改悪状態になりました。何もしなければ10件前後固定で変える手段がないです。
記事執筆時点で使える方法は、検索結果のURL末尾に「&num=〇〇
」というGoogleで用意されている検索パラメータをつける方法です。〇〇には表示させたい件数の数字を入力します。100件なら「&num=100
」です。
上記記事のようにパラメータを自分でつけて検索してもいいんですが、やっぱりめんどくさかったりつけ忘れもあると思います。
本記事で紹介する拡張機能を導入することで、検索パラメータを使うという方法自体は同じですが、自動的に必ず検索結果ページにつけてくれます。つけ忘れがなくなります。
本記事は拡張機能を導入できるPCブラウザ向けです。スマホやタブレットのアプリ版ではできません。
リリース元:白水啓章(GitHub、プロフィール、X)
記事執筆時のバージョン:0.1.0.2(2024年9月16日)
類似拡張機能がある中、本拡張機能の理由
特に深い理由はないです。
Chromeウェブストアで調べると「Google 100 Results」とか「Show 100 Google Search Results」とか類似拡張機能がちらほらヒットします。皆さんが好きなのを選べばいいかなと思います。
個人的に以前記事にしたことがある「Twitter Stress Reduction」を作られている日本人の開発者が作ったということで紹介しています。
今の時代別に作者が日本人だから良くて海外の人だからダメみたいなのはないと思うし、今回に限ってはどの拡張機能を使っても多分機能自体は変わらないと思うのでほんと自分の好きなのでいいかなと。
インストール方法
Chromeウェブストアからインストールできます。
本拡張機能はChrome拡張機能のみの提供でFirefoxアドオンはリリースされていません。
類似アドオンは探していないので分からないんですが、検索パラメータを使う方法はFirefoxでも使えると思います。
「Chromeに追加」をクリックします。
「拡張機能を追加」をクリックします。
拡張機能のオーバーフローメニュー内に拡張機能ボタンが追加されればOKです。
使い方
本拡張機能をインストールした状態でGoogle検索します。既に開いていた場合は一度ページをリロードします。
「Google」を開いて検索してもいいですし、ブラウザの検索エンジンをGoogleにしている場合はアドレスバーから検索してもOKです。両方で機能します。
導入後は自動的に1ページに表示される検索結果の表示件数が100件で表示されます。
スクロール量が増えます。1ページに多くの記事が表示されるのでページ下部のページネーション番号は少なくなります。
検索結果のURLをよく見てみると最後のほうに「&num=100
」という検索パラメータが付与されています。これで検索結果を増やすことを実現しています。
拡張機能の良さ
以下記事の方法でパラメータを付与した検索エンジンを登録して使う方法や手動でパラメータを付与する方法と違って、拡張機能だとつけ忘れがなくなる点が良さです。
例えば「&num=100
」を付与したGoogleの検索エンジンをブラウザに登録しても、アドレスバーからの検索は発動してくれますが、ウェブサイト内での検索では発動してくれません。
アドレスバーから検索→100件の検索結果が表示される→その後サイト内左上にあるGoogleロゴを押してトップページに戻る→中央の検索ボックスで別のキーワード検索→今度は通常どおり10件で表示される…って感じです。
パラメータが付与されない場所からの検索からだと発動しないので、そういった意味ではパラメータ込みの検索エンジンをブラウザに登録した上でうち漏らしがないよう本拡張機能も導入するみたいな併用が一番いいのかなと思います。
まぁどちらも検索パラメータに依存している形なので、ある日突然「&num=100
」が使えなくなったら共倒れです。
一時的に無効にする方法
インストールした拡張機能アイコンを左クリックします。アイコン画像がグレーになり一時的に機能が無効になります。
既に検索結果を開いていた場合そのページでは反映させるために一度ページのリロード(再読み込み)が必要です。
設定(表示件数を調整)
オーバーフローメニュー内にある拡張機能アイコンを右クリック→「オプション」をクリックします。
設定画面が表示されます。
「検索件数を設定します」のドロップダウンリストから表示件数を調整できます。記事執筆時点では25件、50件、100件(デフォルト)の3つが用意されていました。
「デフォルトの100件だと1ページの情報量が多くて逆に疲れる!表示速度も遅い気がする!どーせ30件、40件以降は参考にならない記事ばかり!」みたいな場合は減らすといいかなと思います。
感想
以上、PCウェブサイト版「Google」の検索結果で1ページに表示する記事件数を100件まで増やしてくれるChrome拡張機能「Google Search 100」についてでした。