【Gmail Show Time】メールの日付に時刻や曜日などを表示する拡張機能
この記事では、PCウェブサイト版「Gmail」のメール一覧の日付に、年、時刻、曜日などの自分の好きな書式を表示できるChrome拡張機能「Gmail Show Time(ジーメール・ショー・タイム)」について書きます。
通常、PCウェブサイト版「Gmail」のメール一覧(受信トレイ)の日付は、「〇月〇日」という表記になっています。今日届いているメールは、月日が省略されて、「〇:〇」という時刻だけが表示されています。
本拡張機能を導入することで、「2023年11月20日(月) 9:04
」という表記に変更できます。年、曜日、時刻全てを表示できます。今日届いたメールについても、書式が統一されます。
設定から、好きな書式を設定できます。日本語表記ではなく、「11/20(月)
」といった表記にもできます。以前は、書式を変更するオプションは有料でしたが、2021年01月14日のアップデート以降、無料で利用できるようになりました。
「Gmailの受信トレイの日付の表記が見にくいなぁ~。一律で時刻も表示したいなぁ~。曜日もついでに見たい~」といった方、参考にしてみてください。メール一覧ページだけの反映で、メールを開いた時の右上にある日付には影響しません。
本記事は、拡張機能を導入できるPCブラウザ向けです。スマホやタブレットではできません。
リリース元:CleverInsert(Twitter、寄付)
記事執筆時のバージョン:3.7.1(2022年7月20日)
インストール方法
Chromeウェブストアからインストールできます。
Firefoxをご利用の方は、以下のFirefoxアドオンストアからインストールできます。
「Firefoxへ追加」をクリックします。
「Chromeに追加」をクリックします。
「拡張機能を追加」をクリックします。
拡張機能のオーバーフローメニュー内に、拡張機能ボタンが追加されればOKです。アイコンからは利用しないので、そのまま隠していていいかなと思います。
使い方
本拡張機能を導入した状態で、「Gmail」にアクセスします。既に開いていた場合は、一度ページをリロードします。再読み込みしないと反映されません。
導入後は、受信トレイや新着、プロモーション、すべてのメールなどの、メール一覧ページにある日付が、「2023年11月20日(月) 9:04」というフォーマットで表示されます。
<!--拡張機能の導入前-->
11月20日
<!--拡張機能の導入後-->
2023年11月20日(月) 9:04
使い方としては以上です。拡張機能を導入するだけで有効になるので、初心者でも扱いやすいかと思います。
拡張機能が反映されるのは、メール一覧ページのみです。メールをクリックして開いた時の右上の日付は、これまで通りのフォーマットで表示されます。
設定から、「2023年11月20日(月) 9:04」の書式をカスタマイズできます。
設定(日付の書式)
拡張機能メニューを開いて、インストールした「Gmail Show Time」拡張機能アイコンを探します。見つけたら、左クリックします。あるいは、隣の三点ボタン(⋮)→「オプション」をクリックします。
拡張機能ページが表示されます。一ページ目に表示されているのはアップデート情報です。設定したい場合は、上部の「Options」タブをクリックします。
設定画面が表示されます。
初期では、「Gmail default」が選択されています。これが「2023年11月20日(月) 9:04」という書式です。変更したい場合は、「Custom」を選択します。その下にある入力フォームに、フォーマットを設定していきます。
設定画面に分かりやすいフォーマット表があるので、それを見ながら書き込むといいかなと思います。当記事に翻訳したバージョンの表を貼っておきます。
「Gmail Show Time」で利用できるカスタム書式 | |
---|---|
%Y | 年(2017年) |
%y | 年(00-99) |
%m | 月 (01-12) |
%-m | 月 (1-12) |
%b | 月の略称 (Mar) |
%B | 完全月名(3月) |
%U | 週番号 |
%d | 月の曜日 (01-31) |
%-d | 月の日 (1-31) |
%a | 平日の略称 (Wed) |
%A | 完全な曜日名(水曜日) |
%H | 時間 (00-23) |
%-H | 時 (0-23) |
%I | 時 (01-12) |
%-I | 時間 (1-12) |
%M | 分 (00-59) |
%p | 午前/午後 |
例えば、「11/20(月) 09:04」という書式にしたい場合、書き込むのは「%m/%d(%a) %H:%M
」となります。「〇年〇月〇日
」といった日本語区切りではなく、「〇/〇
」というスラッシュの区切り記号になります。
いくつか僕がパパっと考えたので、サンプルを貼っておきます。「お、これいいじゃん」というのがあれば、そのままコピペしてみましょう。
<!--2023年11月20日(月) 9:04-->
Gmail default
<!--2023-11-20 09:04-->
%Y-%m-%d %H:%M
<!--11月20日 09:04-->
%m月%d日 %H:%M
<!--11月20日09時04分-->
%m月%d日%H時%M分
<!--11/20 09:04-->
%m/%d %H:%M
<!--2023/11/20 09:04-->
%Y/%m/%d %H:%M
<!--2023/11/20(月) 09:04-->
%Y/%m/%d(%a) %H:%M
<!--11/20(月) 09:04-->
%m/%d(%a) %H:%M
入力フォームに貼り付けられたら、忘れずに下部の「Save」ボタンを押して、保存します。
「Gmail」のタブに戻って、一度ページをリロードします。リロードしないと反映されないので注意です。読み込むと、設定した日付のフォーマットで表示されます。
年を消したり、「-
」区切り記号にしたり、曜日を削除したり、自分の好きな書式にできます。
感想
以上、PCウェブサイト版「Gmail」のメール一覧の日付に、年、時刻、曜日などの自分の好きな書式を設定できるChrome拡張機能・Firefoxアドオン「Gmail Show Time(ジーメール・ショー・タイム)」についてでした。
あると便利、そんな拡張機能だと思います。