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【Floorp】Windowsへのダウンロード・インストール方法

2023年6月23日Floorp

Floorpのアイコン

この記事では、Firefoxベースの多機能な国産ブラウザ「Floorpフロープ」をWindowsのPCにダウンロード・インストールする方法を書きます。

【Floorp】Windowsへのダウンロード・インストール方法

公式サイトからセットアップファイルをダウンロードできます。2024年7月時点ではWindows、macOS、Linux、ポータブルバージョンが用意されています。

セットアップファイルをクリックして起動すると、自動的にインストールが開始されます。インストール場所などの細かい設定が不要で勝手にやってくれます。インストール場所は「C:\Program Files\Ablaze Floorp」です。

Floorpフロープ」ブラウザは、2021年12月にリリースされたFirefoxベースの国産ブラウザです。本家Firefoxの良い部分を引き継いで、さらなる独自機能を沢山盛り込んだ多機能ブラウザです。

ダウンロード方法

以下の公式サイトからダウンロードできます。

「Floorpをダウンロード」をクリックします。

Firefoxベースの「Floorp」ブラウザをWindows11にダウンロードする手順画像1

ダウンロードページが開かれます。上部にWindows、Linux、macOSといったOSごとで切り替えられるボタンがあります。

初期で自動的にアクセスしたOSが選択されていると思います。されていない場合は「検出」ボタンを押して自動で切り替えてもらうか、手動でクリックして切り替えます。

Firefoxベースの「Floorp」ブラウザをWindows11にダウンロードする手順画像2

OSを選択したら、32bit版なのか64bit版なのかポータブル版なのか種類を選択します。こだわりがないWindows11ユーザーの方は「Floorp Windows 64-bit」でいいと思います。

Firefoxベースの「Floorp」ブラウザをWindows11にダウンロードする手順画像3

ポータブル版はインストール不要でUSBデバイスなどに入れて持ち運びできるタイプです。基本的に一番インストーラー版が安定していてメジャーかなと思います。

ダウンロードボタンを押すとセットアップファイルのダウンロードが開始されます。

Firefoxベースの「Floorp」ブラウザをWindows11にダウンロードする手順画像4

インストール方法

セットアップファイルをダウンロードできたら、ダブルクリックで起動します。

Firefoxベースの「Floorp」ブラウザをWindows11にインストールする手順画像1

この時「Microsoft Defender SmartScreen」の警告画面が表示されるかもしれません。本ソフトは危険なソフトではないので「詳細情報」→「実行」をクリックします。

Floorp10.5.0の「Microsoft Defender SmartScreen」警告画面
余談

この警告画面は、EVコードサイニング証明書という署名をしていないと表示されるようです。署名するには開発者がMicrosoftに多額の資金を払う必要があります。

Floorpの場合10.4.0(2022年8月20日)から「Certumのコードサイニング証明書」に署名しています。初回で数万円支払ったようですごいなぁと感心です。(詳しくはこちら

以前は署名していなかったので、発行元が「不明な発行元」になっていました。

Floorp10.4.0より前の「Microsoft Defender SmartScreen」警告画面

10.4.0以降は、警告画面の「発行元」にきちんとFloorp開発者の名前が記載されています。今まではNortonノートンなどのセキュリティソフトで警告が出ていましたが、署名したので表示されなくなっています。

インストールが自動的に開始されるので数十秒待ちます。

Firefoxベースの「Floorp」ブラウザをWindows11にインストールする手順画像2

インストール場所は変更できません。Cドライブの「Program Files」フォルダー内に「Ablaze Floorp」フォルダーが作成されてその中に配置されます。

C:\Program Files\Ablaze Floorp

初期起動時はいくつかのタブが表示されます。「about:setup」やプライバシーポリシーページなどです。

Windows11に「Floorp」ブラウザをインストールした初回画像

初回のセットアップ画面

「about:setup」の開始

自分が使っているOSで初めてFloorpを起動した場合、「about:setup」ページが表示されます。どれがいいですか?と質問がくるのでそれに答えていくことで、ある程度自分好みの設定にできる…という簡易的な設定ページです。

いつでもあとから変更できますし、「今は時間がない!」みたいな場合は、タブを閉じるか「スキップしてブラウザを開始」を押します。セットアップしたい場合は「準備はいい?」をクリックします。

「Floorp」の初回セットアップを進める手順画像1

ユーザーデータをインポート

ユーザーデータをインポートするかどうか選択します。

「Floorp」の初回セットアップを進める手順画像2

「データをインポート」をクリックするとダイアログが表示されます。Floorpが認識した他ブラウザーのプロファイルが表示されるので、引き継ぎたいプロファイルをクリックします。

「Floorp」の初回セットアップを進める手順画像3

テンプレートを選択

Floorpの利用用途に応じてお好みのモードを選択できます。松竹梅しょうちくばいの3つが用意されていて既定は「竹」です。

「Floorp」の初回セットアップを進める手順画像4

松竹梅という名前は、ただのFloorp開発者によるセンスあるネーミングなので、梅を選択したところで梅っぽくブラウザが赤くなるとかではありません。以下のようになっています。左からシンプル設定で右に行くほど高度になります。

シンプル。サイドバーやステータスバーはなし
竹(既定)既定。サイドバーあり、ステータスバーなし
高度。サイドバーあり、ステータスバーあり

結局後から設定でいくらでも変更できるので、特にこだわりがない場合は「竹」でも選んでおけばいいかなと思います。

ふと思ったんですが、松を選んだら具体的にどの機能が有効になるのか…みたいな表がここに表示されると分かりやすいかもですね。現状「高度な設定を有効にします」だけで具体的に何がどうなるのか分かりませんでした。サイドバーとステータスバーが有効になるのは見た目で分かりました。

ブラウザーのデザインを選択

「Floorp」には選べる複数のデザインが用意されています。

「Floorp」の初回セットアップを進める手順画像5

動画を貼っておきます。

セットアップ完了です。「ネットの海に飛び込もう」を押すとスタート(ホーム)ページが表示されます。

「Floorp」の初回セットアップを進める手順画像6

以前使ってたFirefoxと同期したい場合

以下の記事を参考にしてみてください。Firefoxアカウント(Firefox Sync)を活用することで、以前使っていたFirefoxからブックマーク、履歴、パスワード、アドオン、開いているタブ、一部設定などを引き継げます。

アンインストール方法

削除したい場合、詳しくは下記記事を参考にしてみてください。

感想

以上、Firefoxベースの多機能な国産ブラウザ「Floorpフロープ」を、WindowsのPCにダウンロード・インストールする方法でした。

難しい設定なく、ささっとインストールできました。もしメインでFloorpを活用する場合、Windows11の設定から既定のブラウザに変更するといいかもしれません。

2023年6月23日Floorp

Posted by ナポリタン寿司