【Floorp】休憩モードを利用する方法。ショートカットキーで設定
この記事では、Firefoxベースの国産ブラウザ「Floorp」に搭載しているブラウザの表示を一旦停止させる機能「休憩モード(F9)」の利用方法について書きます。
設定→カスタムショートカットキー→「ページのアクション」内にある「休憩モードを有効にする」から設定できます。
「Floorp」ブラウザには休憩モードと呼ばれる、ブラウザを起動したままタブやウェブサイトの表示を停止する機能があります。
デフォルトでは無効になっているので、利用したい場合は設定からショートカットキーを割り当てます。設定したショートカットキーを押すと瞬時に有効になります。
休憩モード中は検索はもちろんツールバーやタブ、ウェブサイトなど全ての要素が非表示(真っ暗)になります。中央に休憩モード中を示すダイアログが表示されます。ダイアログ内のOKボタン、あるいはEnterキーを押すと解除できます。
考えられる利用方法は、「席を立つけど他人に開いているサイトを見られたくないな」とか「画面共有とかで一時的に隠したい」みたいな時かなぁと思います。
まぁぶっちゃけWindowsだとロック(Windows+L)機能もありますし、画面共有ならその間はFloorpを終了するなど色々手段はあるので、中々使える状況は少ないかもしれません。ただ、だからこそネット上の情報が少ないと思うので本記事を通じてこういう機能もFloorpにはあるんだよ~と伝えられたらなあと思います。
休憩モードの設定方法
「Floorp」を起動して設定を開きます。右上の三本線(☰)→「設定」から開けます。
左側メニューの「カスタムショートカットキー」をクリックします。「Firefoxのキーボードショートカットを無効にする」がオフになっていることを確認します。オンになっているとショートカットキーが無効になって休憩モードを呼び出せないので注意です。
「ページのアクション」内にある「休憩モードを有効にする」のボックスにマウスカーソルをフォーカスして、好きなキーを入力します。
休憩モードが初めてFloorpに実装された時はEseやF9キーでしたが、現時点のバージョンでは単一キーを設定できませんでした。F9単体を押しても何も入力されませんでした。代わりにCtrl+F9といった複数キーの組み合わせを入力すると登録できました。
間違って別のキーを設定しちゃった場合は、BackSpaceやDeleteキーを押します。フォーカスを当てた時「×」ボタンが出てこないからショートカットキー解除したい時、直感的にどうすればいいか一瞬迷いました。
記事執筆時点のバージョンだと重複も許される仕様っぽかったです。休憩モードにCtrl+F9を割り当てた状態で「ページ情報を表示」に同じCtrl+F9を割り当ててみると、エラーや「既に別で設定しているよ!」なんて警告は出ず設定できてしまいました。
実際押してみると休憩モードとページ情報の表示が同時に発動しました。ここらへんの最適化は今度のバージョンで改善するかもしれません。
休憩モードの利用方法
任意のページ(タブ)を開いた状態で、登録したショートカットキーを押します。
休憩モードが有効になり、ページやタブなどが真っ暗(テーマによっては真っ白)になります。中央にダイアログが表示されます。解除したい場合はダイアログ内の「OK」を押すかEnterキーを押します。
休憩モードにしたら強制的に全てのタブが休止モードになるようです。YouTubeなどで音楽を再生した状態で休憩モードにすると、音が消えます。音どころか再生自体止まります。休憩モードにして画面は隠したけど音が漏れる!みたいな心配はありませんでした。
休憩モード解除後はタブの再読み込みが入りました。この仕様だと、ウェブ上で作業しているページがある場合もしかしたら作業内容が途中で消えるかもしれません。それこそWordPressでブログ書いている時とか。検証していないので分かりません。
感想
以上、「Floorp」ブラウザに搭載しているブラウザの表示を一旦停止させる機能「休憩モード(F9)」についてでした。
皆さんがどういった感じで休憩モードを活用されているのか気になります。もっと休憩モード中に得られる恩恵みたいなのがあると使いやすいかもですね。例えば休憩モード中は中央ダイアログではなく日付と時計を表示させるとか…?任意の壁紙とかもよさそうですね。
あ、見られたくないサイトや隠したいことから逃げるため瞬時に休憩モードにする…みたいな利用をする方もいるかもしれないので、そうなると現時点の誰でもダイアログ内のメッセージを見たら簡単に復帰できてしまう状況ではなく、うーん。なんだろ。一目で解除方法が分からないようにするか、予め設定した任意の4桁文字で解除できるとか、そういった面でのアプローチも面白いかもですね。