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【EXIF Remover】画像アップロード時にEXIF情報を自動削除するWordPressプラグイン

WordPress

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この記事では、WordPressで画像をアップロードした時、自動的にEXIF情報を削除してくれるWordPressプラグイン「EXIF Remover」について書きます。

インストールして有効にするだけです。難しい設定不要です。

【EXIF Remover】画像アップロード時にEXIF情報を自動削除するWordPressプラグイン

通常、WordPressに画像(写真)をアップロードした時、EXIF情報は残ったままです。LINEやX(旧Twitter)などのサービスと違って自動的に削除してくれません。

EXIF情報には撮影した時の情報が埋め込まれています。見ようとしない限りは見えない情報ですが、見ようとしたらいとも簡単に見えてしまいます。

WordPressにアップロードしたEXIF情報が残っている画像をVivaldiで調べている画像

撮影日、撮影デバイス程度なら見られるとちょっと恥ずかしいだけで済みますが、撮影したデバイスによっては位置情報(緯度経度)が含まれていることがあります。

位置情報だけでは直接な個人情報には繋がらないと思いますが、画像の内容や普段のSNSの投稿などと組み合わせることで個人情報がばれてしまうリスクがあります。

WordPressにアップロードする際はよっぽどこだわりがない限り、EXIF情報を削除したほうがいいかなと思います。

本プラグインを導入して有効にするだけで、自動的にそれ以降アップロードする画像(JPGやPNG)からEXIF情報を削除してくれます。画質の劣化などはないです。

注意点としてすでにアップロードした画像には何もしません。手遅れです。これからアップロードする画像のみ対応しています。

リリース元:Bob MatyasGitHubXプラグインページ
記事執筆時のバージョン:1.0.0(2024年09月29日)

インストール方法

他のプラグイン同様、管理画面からインストールできます。

WordPressの管理画面にアクセスして、左側サイドバーの「プラグイン」→「新規プラグインを追加」をクリックします。

WordPressで「新規プラグイン追加」ページにアクセスする手順画像

右上の検索ボックスに「EXIF Remover」と入力します。プラグインが結果に表示されるので、「今すぐインストール」をクリックします。

WordPressに「EXIF Remover」プラグインをインストールする手順画像

インストールできたら「有効化」をクリックします。

WordPressにインストールした「EXIF Remover」プラグインを有効化する手順画像

検索結果上でインストール→有効化した場合、ページがリロードされて自動的に「インストール済みプラグイン」ページに飛びます。「EXIF Remover」プラグインが有効化されていたらOKです。

WordPressにインストールした「EXIF Remover」プラグインページ画像

有効化中は下に「無効化」へのリンクが表示されています。

本プラグインはありがたいことに設定画面が存在しません。余計なことしなくてもインストールするだけで動作します。僕みたいな初心者には難しい設定がないだけでプラスです。

使い方

プラグイン導入前

実際に本プラグインが動作しているかどうか確かめてみます。

僕がブログを書くのに使っているWindows11のPC(G-Tune PP-Z-3070Ti)でEXIF情報が残ったままの画像を用意します。エクスプローラーで詳細ウィンドウを表示させている場合は画像を選択するだけでサイドバーからEXIF情報を確認できます。

Windows11のエクスプローラーでEXIF情報が残っている画像を表示させた画像

この画像をブラウザで開いているWordPressの記事編集画面(ブロックエディター)にドラッグ&ドロップしてアップロードします。

Windows11のエクスプローラーから画像をWordPressにアップロードしているGIF画像

画像を貼った記事を開いて右クリック→「画像のアドレスをコピー」をクリックします。

WordPressにアップロードした画像を右クリックしている画像

EXIF情報を確認できるサービス「EXIF確認君」を使ってみます。URLにコピーした画像URLを貼り付けて「チェックする」ボタンを押します。

「EXIF確認君」ウェブツールで自身のサイトにアップロードした画像を調べる手順画像

EXIF情報が表示されます。やっぱり本プラグイン導入前のデフォルトのWordPressだとEXIF情報を削除してくれません。残ったままなので誰でも見ることができます。

「EXIF確認君」ウェブツールでEXIF情報が残った画像を調べている画像

プラグイン導入後

「EXIF Remover」を導入した後、もう一度同じ手順でEXIF情報が残ったままの画像をWordPressにアップロードします。

EXIF確認君」を使って調べてみます。プラグイン導入後は「見つかりませんでした」と表示されて、無事にEXIF情報が削除されています。

「EXIF Remover」導入後にアップロードした画像を「EXIF確認君」で調べている画像

別の二枚でも確かめてみました。WordPressにアップロードする前の段階ではまだEXIF情報が残っています。

EXIF情報が残っている二枚の画像のプロパティウィンドウ画像

アップロードすると無事に削除されています。比較画像を貼っておきます。

「EXIF Remover」WordPressプラグインを使う前と使った後のEXIF情報比較画像

上記画像は「Vivaldi」ブラウザでEXIF情報を調べています。拡張機能やサービス使わなくてもささっとブラウザ標準で調べられるので便利です。

画像サイズ、ファイルサイズのみになります。どこで撮影したか、何で撮影したかなどのデータが分からなくなります。

「EXIF Remover」WordPressプラグインを導入してアップロードする画像のEXIF情報を削除した画像

注意点として、プラグイン導入前にアップロードした画像のEXIF情報は削除してくれません。そのまま残っています。導入したからといってこれまでの画像が置き換えられるわけではないです。

これからアップロードする画像については問答無用で削除してくれます。

僕が使い始めた理由。「EWWW Image Optimizer」をやめたから

個人的な理由です。興味ある方のみ読んでみてください。

「EWWW Image Optimizer」やめた話

僕は今になってWordPressにアップロードする画像のEXIF情報を削除したいと思うようになったわけではありません。WordPressブログを始めた時から削除したいと思っていました。

これまでは多分大多数の方が使っているであろう画像圧縮プラグイン「EWWW Image Optimizer」を使っていて、その中にEXIF情報を削除する機能があったので合わせて利用していました。

しかし、2025年に改めてあれこれブログを見直していると「EWWW Image Optimizer」を使うことによって画像の劣化(画質の低下)が激しいことに気づきました。

JPGの質を90とか95にしてもやっぱりアップロードする前と比べると目に見えて画質が悪いです。文字が入った画像は微妙にぼやけるというかガビガビっぽくなるというか…。

現時点ですでに画質が悪いって思っているので、今後の技術進化を考えた時このままの汚さだと読者的にも僕的にも耐えられなくなりそうと考えました。

思えば「EWWW Image Optimizer」にこだわりは全くなく、ブログ始めた時にみんながみんな口をそろえて紹介していたので何となく入れていただけでした。

容量の圧縮用途ではいいんでしょうが、その圧縮性能も無料版だと大したことなく、有料版にしてAPIを使うようにして初めて真価を発揮すると思います。

有料版と比べると無料版は大した圧縮性能ではない、そのくせ画質のほうは目に見えて劣化する…ってことを考えた時、なら僕の場合はなくてもいいなと判断しました。

もちろん必要な方はいるでしょうし、万人ばんにんに不要って言っているわけではないです。僕の場合ってだけです。

参考:【不要】EWWWImageOptimizerのデメリット、100記事書いた後に辞めた理由│旅カメラblog

「Converter for Media」導入した話

画像の圧縮(EWWW Image Optimizer)はやめましたが、画像を可能ならWEBP形式に変換してくれる機能は欲しいなぁと思い、「Converter for Media」を導入しています。

「Converter for Media」WordPressプラグインの設定ページ画像

「EWWW Image Optimizer」は削除しました。

目視では違いが分からない程度でWEBPに変換してくれているので良きです。

EXIF情報削除してくれなかったから「EXIF Remover」導入した話

「Converter for Media」プラグインを導入して満足だったんですが、使い始めて数日してから画像のEXIF情報が残ったままなことに気づきました。

その時に「あっ、そういえばずっと入れてたから気にしたことなかったけどEXIF情報の削除はWordPress標準じゃなくてEWWW Image Optimizerの機能だった。そりゃ削除したらその機能もなくなるか」ってなりました。

とはいえ「EWWW Image Optimizer」に戻る気はさらさらなかったので、EXIF情報を削除するのみに特化したシンプルな本プラグイン「EXIF Remover」を見つけて導入したという流れでした。

一つのプラグインを消して二つのプラグインをインストールするという僕の可能な限りプラグインを少なくする理念には外れてしまいましたがしょーがなしです。

逆に言えば、現状「EWWW Image Optimizer」を使っている方は、設定すればEXIF情報を削除してくれるので、わざわざ本プラグインを導入する必要はありません。機能が重複するだけです。

どのブログ記事も大体「EWWW Image Optimizerはみんな入れてるよね?ならその中にあるEXIF情報削除機能使おう!」って感じで紹介されていたので、EXIF情報のみ削除するプラグインを探すのも結構苦労しました。

あれこれ調べてGitHubなどにもちゃんと情報がある大丈夫そうなプラグインを探してたどり着きました。これで大丈夫じゃなかったら最悪です。

感想

以上、WordPressで画像をアップロードした時、自動的にEXIF情報を削除してくれるWordPressプラグイン「EXIF Remover」についてでした。

シンプルで今のところ特に問題なく動作してくれています。

「EWWW Image Optimizer」が悪いとかは一切ないです。

ただみんなが紹介しているから何となく入れるのはあんまりよくないのかなと思います。自分の運営状況・ブログ的に果たして本当に必要なのかどうかをしっかり自分で考えるのが大事だなぁと思いました。

まぁ中々そういうのは右も左も分からない初心者の時には無理な話ですけどね。実際僕も流れるままおすすめ記事見てそのまんまやっていたのでね。

余談ですが、画像のEXIF情報を読み取って白フレームに書き込んでくれるおしゃれなサービスがあります。カメラ持っている方には結構いい感じかと思います。

「ExifFrame」を利用して白フレームとExif情報を書き込んだUFOライン(高知県吾川郡の写真

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Posted by ナポリタン寿司