【URLを日本語のままコピー】日本語URLを文字化けせずにコピーする拡張機能
この記事では、日本語が含まれるURLをコピーした時に、パーセント表示になってしまう現象を回避して、日本語のままコピーしてくれるChrome拡張機能「URLを日本語のままコピー」について書きます。
日本語が含まれるURLを文字化けさせずにそのままコピー(デコード)できるChrome拡張機能です。
本拡張機能を導入した状態で、日本語が含まれるサイトを開きます。拡張機能ボタンをクリックするか、右クリック→「URLをそのまま日本語でコピー」をクリックするだけです。これで、日本語の状態でURLがクリップボードにコピーされます。
タイトルとURLを一緒にコピーするオプションも用意されています。
通常、日本語が含まれるURLをコピーすると、ブラウザが勝手にエンコード(文字変換)して、パーセントとアルファベットの文字列に置き換えられます。
例えば、「りんご」という単語が含まれているURLの場合、コピーすると「%E3%82%8A%E3%82%93%E3%81%94」といった形になります。意味は一緒なんですが、エンコードされた状態だと、かなり長くなってしまい、綺麗ではありません。
本拡張機能経由でコピーすると、そのまま「りんご」でコピーしてくれます。
「いちいち、エンコードされるのが嫌だ!デコード(元の日本語のまま)した状態でコピーしたい!」という方、ぜひ試してみてください。
ボタンを経由した時だけデコードしてくれるので、用途に応じて使い分けられます。普通にコピーしたい時は、いつも通りの方法でコピーするだけです。
本拡張機能は、Chrome拡張機能だけでなく、Firefoxアドオンも用意されています。
2022年9月現在、Chromeウェブストアから削除されています。Firefoxアドオンは、今まで通りあります。
Chromeを利用している方は、「Copy Unicode URLs」などで代用できます。詳しくは、下記記事を参考にしてみてください。
リリース元:szk0u
記事執筆時のバージョン:1.6(2018年4月29日)
インストール方法
Chromeウェブストアからインストールできます。現在では、インストールできません。「Copy Unicode URLs」で代用できます。
Firefoxをご利用の方は、Firefoxアドオンストアからインストールできます。
詳しい使い方については、以下の記事を参考にしてみてください。
「Chromeに追加」をクリックします。
拡張機能のオーバーフローメニュー内に、拡張機能ボタンが追加されればOKです。
使い方
日本語が含まれるウェブサイトを開きます。試しに、Googleの「りんご」の検索結果ページで試してみます。
開いたら、右上の拡張機能ボタンをクリックします。
ページの空いているところの右クリック→「URLを日本語のままコピー」からでもアクセスできます。
右クリックからだと、URLだけでなく、以下の形式でコピーすることも可能です。
- 現在のページのURLとタイトルをコピー
- markdown形式
- reStructuredText形式
- textile形式
- AsciiDoc形式
この段階で、日本語の状態のURLがクリップボードにコピーされます。実際に、メモ帳に貼り付けてみます。通常の方法では、日本語URLがエンコードされましたが、本拡張機能をクリックした場合、デコードされた状態でコピーされます。
::通常
https://www.google.com/search?q=%E3%82%8A%E3%82%93%E3%81%94
::本拡張機能を使った場合
https://www.google.com/search?q=りんご
Amazonの検索結果でも試してみました。長ったらしいURLが綺麗な状態になります。
::通常
https://www.amazon.co.jp/s?k=%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88
::本拡張機能を使った場合
https://www.amazon.co.jp/s?k=チョコレート
本拡張機能の注意点
Chromeの内部設定ページ、Chromeウェブストアなどの一部サイトでは動作しません。
ブラウザ本体の権限の方が強く、拡張機能が動作しないためです。
感想
以上、日本語URLをパーセント+アルファベットではなく、日本語のままコピーするChrome拡張機能「URLを日本語のままコピー」についてでした。
頻繁に使う機会はないかもしれませんが、あると便利です。