【Vivaldi】ステータスバー、ツールバーの時計を拡大するCSS
Vivaldiブラウザの時計は、設定→外観→「ユーザーインターフェースの拡大率」を調整することで、大きくできます。しかし、ここの設定項目は、時計だけでなく、全てのUIに影響されてしまいます。
他のUI拡大率を維持したまま、時計だけ拡大したいという方、参考にしてみてください。1.5倍、2倍といったように、好きな倍率にできます。
デフォルトのステータスバーだけでなく、ツールバー(アドレスバーなどがある場所)に配置している場合でも反映されます。拡大だけでなく、文字色の変更、太字にすることも可能です。
本記事は、既にオリジナルカスタムUI機能が有効になっている前提です。まだ有効にしていないという方は、以下の記事を参考にしてみてください。
Vivaldiのツールバーにある時計を拡大するCSS
CSSは、以下になっています。
/*ステータスバーの時計拡大*/
div.ClockButton {
transform: scale(2) !important;
margin: 0 50px !important;
}
上記のCSSを、テキストエディター(Visual Studio Codeや、Windows標準でインストールされているメモ帳アプリなど)でファイルに書き込みます。ファイルを保存した後、ブラウザを再起動します。
時計UIが、指定した大きさ(上記CSSだと2倍)になります。
ツールバー内に移動している場合でも反映されます。アラームやタイマーを利用している場合でも、カスタマイズが維持されます。
「transform: scale(2);
」の数字を変更することで、拡大率を好きに設定できます。例えば、1.5倍にしたい場合、「transform: scale(1.5);
」になります。
/*ステータスバーの時計拡大*/
div.ClockButton {
transform: scale(1.5) !important;
margin: 0 50px !important;
}
数字を大きくすると、その分拡大されます。
ただし、大きくしすぎると、左右の要素と被って見えにくくなります。被った場合は、「margin: 0 50px;
」の「50px
」の数字を大きくして、余白を調整してみてください。
時計の文字色を変更
時計の文字色を変更できます。上記で紹介したコードに「color
」を付け足す形です。
/*ステータスバーの時計拡大*/
div.ClockButton {
transform: scale(1.5) !important;
margin: 0 50px !important;
color: #ff1b1b !important;
}
上記CSSだと、「赤色(#ff1b1b
)」になります。
カラーコードは、こちらのサイトで調べられます。HTMLカラーコードでなくても、代表的な色なら、英語で入力すると判別してくれます。黒なら「black
」です。
時計のフォントを太字にする
文字を太字にできます。上記コードに「font-weight: bold;
」を付け足す形です。
/*ステータスバーの時計拡大*/
div.ClockButton {
transform: scale(1.5) !important;
margin: 0 50px !important;
font-weight: bold;
}
アラームとタイマー時で別々の文字色にする
通常時、アラーム時、タイマー時で別々の文字色・スタイルにすることも可能です。以下のコードにします。
/*ステータスバーの時計拡大*/
div.ClockButton {
transform: scale(1.5);
margin: 0 50px;
color: blue;
font-weight: bold;
}
/*時計、タイマー時の文字色*/
.ClockButton--countdown>button[name="Clock"] {
color: red !important;
}
/*時計、アラーム時の文字色*/
.ClockButton--alarm>button[name="Clock"] {
color: green !important;
}
「.ClockButton--countdown
」がタイマー時の文字色、「.ClockButton--alarm
」がアラーム時の文字色です。
感想
以上、「Vivaldi(ヴィヴァルディ)」ブラウザのステータスバーにある「時計」を拡大するCSSでした。CSSを使えば、特定の部分を、ピンポイントでカスタマイズできます。便利です。
余談ですが、秒や日付を表示したい場合は、時計上で右クリック→「秒を表示」や「日付を表示」にチェックします。