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【Clibor】最大10000件保存できるクリップボード履歴ソフトの使い方

2021年8月2日ソフト

Cliborのアイコン

この記事では、Ctrlキー2回で、クリップボードに保存されているテキストを呼び出して、貼り付けられるソフト「Clibor」について書きます。

Windowsで、トップ5に入るくらいおすすめのソフトです。

Cliborのスクリーンショット

インストール不要で使えるクリップボード履歴ソフトです。

自分で指定したホットキーで、最大10,000件保存できるクリップボード画面を呼び出せます。

デフォルトでは、Ctrl2回押しで起動します。設定から変更できます。過去にコピーしたテキストがオーバーレイで表示され、クリックで貼り付けられます。

最大10,000件保存できるので、ほぼ無限に過去のテキストを呼び出せます。検索機能もあり、前方一致検索、大文字・小文字を区別、正規表現検索など、細かく指定できます。

デザイン(配色)も、好みにカスタマイズできます。

よく使う文章を保存しておく定型文機能があります。定型文に登録しておけば、通常のクリップボードと違い、上書きされることはありません。ピン留めって感じです。メアドやパスワードを登録しておけば、楽にログインできます。

コピーした順に貼り付けていくFIFO/LIFOモードも搭載されています。

クリップボードとは、過去にコピーしたテキストを保存しておく機能です。例えば、Aのサイトにある、いくつもの文章をメモ帳にコピペしていくとします。

通常なら、1つずつコピペする必要があります。本ソフトを使うことで、10件まとめてコピー→まとめて貼り付け作業といったように、効率的にコピペできます。

Windows11には、WindowsVで、クリップボードを呼び出せる機能がありますが、保存できる数に限りがあったり、ピン留めしたものは一番下に固定され、呼び出すのにスクロールが大変だったりと、不便です。

Cliborは、そんな不便を全部解消してくれる、まさに夢のようなソフトです。

最初は、単なる保存できる件数が多いクリップボードソフトかと思ってましたが、全然違いました。このソフトに慣れてしまうと、Windows11標準のクリップボード履歴がおもちゃに見えます。そのくらい機能差があります。

簡単ですが、Windows11標準のクリップボード履歴との違いを書いておきます。全部は比較しきれないので一部です。

機能Windows11のクリップボード履歴Clibor
保存できる数25件(ピン留めを利用したら最大50件)最大で10,000件
保存できるものテキスト、画像テキストのみ
スタートアップ起動可能可能
クリップボードのピン留め
クリップボード内の編集不可能
デザインの変更
クリップボード内検索
ショートカットキーで挿入
正規表現検索
クリップボードのバックアップ
ホットキー変更不可能(WindowsVのみ)
保存ファイルの暗号化不可能(誰でも見られる状態)可能(パスワードを設定できる)
クラウドで同期可能不可能

Cliborの読み方は、「クリボー」です。

Windows10、Windows11どちらでも利用できます。2022年7月には、Mac版もリリースされました。

リリース元:千草(Twitterはこちら
記事執筆時のバージョン:2.2.2(2021年10月25日)

ダウンロード方法

Windowsの方は、以下のボタンからダウンロードできます。

Macを使っている方

上記ボタンは、Windows用です。Macを利用している方は、以下の公式サイトから入手できます。今まではWindowsのみでしたが、2022年7月末からMacにも登場しました。

「ダウンロードページへ」をクリックします。ダウンロードが開始されます。

Cliborの詳細情報 : Vector ソフトを探す!

ダウンロードが完了したら、右クリック→「開く」で解凍します。

解凍して展開したフォルダーを好きな場所へ保存します。デスクトップは邪魔だと思うので、ドキュメントかどっかにフリーソフトの専用フォルダーを作成するのがおすすめです。

ダウンロードしたClibor圧縮ファイルの解凍

フォルダー内にある「Clibor」をダブルクリックで起動します。

展開したフォルダー内にある「Clibor」の起動

使い方

初回起動の時は、「はじめに」というウィンドウが表示されるので内容を確認したら、「Cliborを始める」をクリックします。

Cliborの初回起動 はじめに

タスクトレイにアイコンが表示されたら起動完了です。

タスクトレイにあるCliborアイコン

クリップボードから貼り付ける

いつも通りテキストをコピーします。範囲選択して、右クリック→コピーをクリックするか、キーボードのCtrlCを押します。

コピーしたいテキストを通常の方法でコピーする

貼り付けたい場所に、カーソルを持っていって、Ctrlを2回押します。

貼り付けたい場所にカーソルを当てて、Ctrl2回押す

Cliborのクリップボード履歴が表示されます。貼り付けたいテキストをクリックします。

Cliborのポップアップが表示されるので、貼り付けたいテキストをクリック

クリックしたテキストが、直前のクリップボードにコピーされるので、CtrlVを押します。テキストが貼り付けられます。

Ctrl+Vで、選択したテキストが貼り付けられる

設定から、CtrlVを押さなくても、自動的に貼り付ける「自動貼り付け」機能を有効にできます。個人的には、「有効」がおすすめです。

定型文を登録する

通常のクリップボード履歴とは別で、キーワードを登録できる定型文機能というのがあります。通常のクリップボード履歴だと、どんどん上書きされていって、古い履歴は消えてしまいます。定型文に登録しておけば、消さない限りは、ずっと保存されます。

メールアドレス、電話番号、パスワード、忘れがちな単語などを登録しておくと便利です。

2022年5月追記

現在では、Cliborではなく、Windows11標準搭載の単語登録(ユーザー辞書ツール)を活用しています。

Cliborも便利なんですが、それと同じくらい単語登録機能も便利なので、まだ試したことがない方は、ぜひ試してみてください。

例えば、よく使うメールアドレスを、「めーr」という単語で登録したとします。次回以降、「めーr」と入力して、変換するだけで、登録したメールアドレスに変換されます。めちゃ時間短縮になります。

Microsoft IME ユーザー辞書ツール 単語登録

Cliborは、もっぱらクリップボード履歴ソフトとして活用しています。定型文機能もたまーに使いますが、現在ではほぼWindows11の単語登録に移行しています。

登録したい文章をコピーして、Cliborのクリップボードを呼び出します。(デフォルトだとCtrl2回)

登録したい文章を右クリック→定型文に登録→グループ1をクリックします。

クリップボードのテキストの右クリック→定型文に登録→グループ1

グループ分けできるので、メールアドレスはグループ1、パスワードはグループ2に保存するといった使い方ができます。僕は複雑になるのが嫌だったので、まとめて「1」に保存しています。

定型文タブをクリックすると、登録したテキストが表示されます。クリックで挿入できます。

Cliborの定型文ページのスクリーンショット

クリップボードの削除・編集

Windows11のクリップボード履歴の場合、一度コピーしたテキストは、後から編集できません。一方Cliborは、後から編集できます。

クリップボード履歴を呼び出して、編集したいテキストを右クリック→「編集」をクリックします。余談ですが、「削除」をクリックすると、履歴から削除できます。

クリップボードのテキストの右クリック→編集

編集ダイアログが表示されるので、好きなように書き換えて、「登録」をクリックします。

クリップボード履歴の編集画面

「Clibor」から「Clibor-こんな感じで編集できるよん」に変更できました。

テキストの内容が編集される

検索

クリップボード内のテキストを検索できます。何百件もテキストがあると、探すのが大変です。検索機能を使うことで、ぱぱっとお目当ての単語を見つけられます。

クリップボード履歴を呼び出して、どこでもいいので右クリック→「検索」をクリックします。検索欄が表示されるので、「自分が覚えている範囲」のキーワードを入力します。

試しに、Windows最強の効率化ソフト「Autohotkey」の文字列を探してみます。探したい文字列の一部でいいので入力します。例として、「Auto」を入力します。多分、1文字指定するだけでも、かなり絞り込めると思います。

必要に応じて、「前方一致検索」、「大文字・小文字を区別」にチェックします。

「検索」をクリックします。

Cliborのクリップボード履歴内の検索ダイアログ

「Auto」が含まれるテキストに絞り込まれて、無時に「Autohotkey」テキストを見つけられました。

「Auto」から始まるクリップボード履歴に絞り込まれる

【応用編】常に表示でまとめて貼り付け

クリップボード履歴を常に表示させ、複数のテキストをまとめて貼り付けることができます。実際に使ってみた動画を貼っておきます。

タブを表示させている場合、タブをダブルクリックで「常に表示」にできます。解除したい場合は、再度タブをダブルクリックします。

まとめて複数テキストをコピーして、後から一気に貼り付けることができます。いちいち、ブラウザやExcelをいったりきたりしなくていいので、時間短縮になります。

設定

Cliborは、初期設定のままでも、利用できますが、設定を弄ることで、より快適環境に近づけられます。

ちょっと設定項目が多くて、初心者には大変です。本記事では、重要な項目に絞って書きます。僕は、初心者なので、正規表現とか上級者向けの設定が気になる方は、公式サイトが参考になります。

設定を開く

タスクトレイのCliborアイコンを右クリック→設定をクリックします。

タスクトレイのCliborアイコンの右クリック→設定

基本動作

基本動作の設定ができます。

「クリップボードを呼び出しても、テキストを貼り付けてくれない!」という方は、基本動作の「自動貼り付けを有効にする」にチェックを入れます。

Cliborの設定画面 基本動作 自動貼り付けを有効にする

僕は、以下のように設定しています。これ以外は、デフォルトのままにしています。

自動貼り付けを有効にするチェック
自動貼り付け時のWait10

左下の「スタートアップへ登録」をクリックすることで、Windows起動時に自動起動します。「スタートアップへ登録しました」と表示されたら、登録完了です。

「スタートアップへ登録しました」ダイアログ

メイン画面

画面の透過率、横幅などのクリップボード履歴の表示設定ができます。

Cliborの設定画面 メイン画面

僕は、以下のように設定しています。

画面の透過率80~100%あたり
メイン画面の横幅350
一覧の上下余白5
メイン画面の一行の文字数150
メイン画面のタブを非表示にするチェックオフ
メイン画面のプログラム名・ページ名を非表示にするチェック
メイン画面に影をつける
タブの背景色は塗りつぶししないチェックオフ
枠線の太さ1

「一覧の上下余白」の比較画像を貼っておきます。左が余白30、右が余白5です。30だと、かなり見やすいですが、1ページに表示される数が少なくなるので、5~10あたりがおすすめです。

一覧の上下余白30と5の比較画像

メイン画面のプログラム名・ページ名のオンオフ比較画像を貼っておきます。左が「表示」、右が「非表示」です。個人的には、「非表示」の方がすっきりするのでおすすめです。

メイン画面のプログラム名・ページ名のオンオフ比較画像

フォント

フォントを変更できます。

Cliborの設定画面 フォント

変更できる箇所が多すぎて、挫折しそうになった方は、以下の3項目だけ設定してみましょう。

  • メイン画面
  • タブ選択
  • タブ非選択
クリップボード履歴内のフォント名称画面

変更したい箇所をクリックして、フォント名・スタイル・サイズを選択します。おすすめは、「メイリオ」、または「Meiryo UI」です。

僕が試してみた4つのフォントの比較画像を貼っておきます。

Cliborのフォントを、游明朝、メイリオ、HG創英角ポップ体、HGS創英角ゴシックUBに変更した比較画像

クリップボード

クリップボード履歴の保存件数を変更できます。デフォルトでは108件となっていますが、最大で10,000件まで保存可能です。僕は、思い切ってMAX10,000件にしてます。

Cliborの設定画面 クリップボード

一覧に表示する件数は、30件にしています。

画面表示制御

Cliborの設定画面 画面表示制御

僕は、以下のように設定しています。

マウスのホイールでページを切り替えるチェック
ページの切り替えをループする
タブをダブルクリックで「常に表示」を切り替える
画面表示時に1行目にフォーカスを移す

「マウスのホイールでページを切り替える」のページとは、クリップボードと定型文のタブ移動のことではなく、クリップボードの履歴のことです。

通常だと、クリップボードのタブを右クリック→「ページを選択」で切り替えられます。毎回押すのがめんどくさい場合は、ホイールで切り替えられるようにした方が便利です。

Cliborのタブ名の右クリック→履歴ページの切り替え

タブ制御

全てのチェックを外しています。

Cliborの設定画面 タブ制御

ツールチップ

Cliborの設定画面 ツールチップ マウスを移動した際にツールチップを表示しない

ツールチップは、クリップボードのテキストをマウスオーバーした時に表示される情報のことです。

僕は、最低限コピペができればいい派なので、「マウスを移動した際にツールチップを表示しない」にチェックして非表示にしています。

配色

配色を変更できます。一気に見た目を変更できます。

Cliborの設定画面 配色 色の設定ダイアログ

僕は、デフォルトの黄色っぽい背景がWindows11に合わないと思って、シンプルなものにカスタマイズしました。変更したい色をクリックして、好きな色を選択するか、「色の作成」から色を選びます。

変更できたら、「ユーザー定義」に登録しておくと便利です。セーブデータみたいな感じで、複数テーマを切り替えられます。「今日はシンプルテーマで、明日はダークテーマにしよう!」みたいなことができます。

Cliborの設定画面 配色 現在設定している配色を「ユーザ定義5」へ保存してもよろしいですか?

公式サイトのデザインをまねる

ちょっと設定できる箇所が多くて、挫折しそうになりますよね。そんなこともあろうかと予測していたのか、作者様がいくつかのテンプレートを公開しています。

以下のサイトにアクセスします。

色々テンプレートがプレビュー付きで表示されているので、真似したいデザインを探します。デザインが決まったら、プレビューの下のコードをコピーします。初心者は深く考えずにただコピーするのです。

配色のテンプレート 白系配色

コピーできたら、設定→配色→配色値の読込をクリックします。

Cliborの設定画面 配色 「配色値の読込」ボタン

配色値の入力画面が表示されるので、コピーしたコードを貼り付けて「読み込み」をクリックします。

配色値読み込みダイアログ

自動で配色が変更されます。画面右下の「設定変更」で保存します。

Cliborの設定画面 配色 設定変更をクリック

用意されたデザインに変更されます。

白系配色のクリップボード履歴のスクリーンショット

おすすめは「ポップアップ風」です。シンプルなのがたまんないですね。

配色のテンプレート ポップアップ
公開配色プリセット | 千草ウェブ

本当は、タブとメイン画面の間の境界線も変更、あるいは削除したかったんですが、それっぽい設定は見つかりませんでした。邪魔だったら思い切って、タブを非表示にするのもありかなと。

ブラックバージョンを作成してみました。できるだけWindows11のクリップボード履歴に似せてみました。

[CLIBOR]
BACK_COLOR=$003A3A3A
SLTBACK_COLOR=$00753813auto
au
BACK_COLORF=clWhite
SLTBACK_COLORF=clWhite
LINE_COLOR=$003A3A3A
LINEHYOJI_COLOR=$003A3A3A
BACK_COLOR2=$003A3A3A
BACK_COLORF2=clWhite
SEARCHT=clWhite
SEARCHF=clSilver
SEARCHTF=clBlack
ブラックテーマにしてみたCliborスクリーンショット

ホットキー

呼び出すキーを変更できます。デフォルトでは、Ctrl2回になっています。小指でCtrl2回がしんどい場合は、一つ上のShift2回にするのも良さそうです。

Cliborの設定画面 ホットキー

僕は、Windows11のクリップボード履歴の呼び出しキーであるWindowsVに割り当ててます。Windows11標準のように、本ソフトを呼び出せます。

普通に、CliborでWindowsVを割り当てようとしたら、エラーが出たので、キーに別の機能を割り当てるソフト「AutoHotKey」を使っています。

CliborのホットキーをWindows+Vにすると、「ホットキーの登録に失敗しました。Ctrl二回に設定します」とエラーが表示される

詳しくは、下記記事を参考にしてみてください。

その他

クリップボードを削除する時の確認が不要な場合、「クリップボード履歴の削除時に確認しない」、「定型文の削除時に確認しない」にチェックします。

Cliborの設定画面 その他

バックアップ・復元

Cliborのクリップボード履歴を、バックアップ・復元できます。別のPCに移動したい時に便利です。

タスクトレイのCliborアイコンの右クリック→「データのバックアップ・リストア」をクリックします。

タスクトレイのCliborアイコンの右クリック→データのバックアップ・リストア

手動バックアップをクリックします。上がクリップボード履歴で、下が定型文のバックアップになっています。

データのバックアップ・リストアのダイアログ 手動バックアップボタン

確認画面が表示されるので、「OK」をクリックします。

「バックアップを作成してもよろしいですか?」ダイアログ

復元する時は、リストアから復元できます。

データのバックアップ・リストアのダイアログ 選択されたクリップボード履歴のバックアップをリストアしてもよろしいですか?

別のパソコンに移動したい時は、本ソフトが保存されているフォルダー内にある「budt」というフォルダーを、丸ごとコピペで移動します。「budt」フォルダーには、バックアップしたクリップボード履歴が保存されています。

エクスプローラー Cliborのバックアップフォルダー「budt」

クリップボードにパスワードをかける

「自分だけが使いたい!他の人には見せたくない!」という場合は、パスワードを設定できます。

設定→起動/終了をクリックします。「起動パスワードを設定する」にチェックを入れて、パスワードを設定します。

Cliborの設定画面 起動/終了

設定したら、次から起動するときにパスワードを求められるようになります。

パスワードの設定ダイアログ

違うパスワードを入力した場合は、以下のようにポップアップが表示され、アクセスできないようになります。もちろん、クリップボード履歴の内容も確認できません。

「パスワードが違います」ポップアップ

そもそも設定も開けなくなるので、パスワードを設定する場合は忘れないようにしましょう。自分が忘れちゃったら元も子もないです。忘れた場合は、再インストールしましょう。

FIFO/LIFOの使い方

初心者には難しい設定がある本ソフトですが、その中でも特に分からないであろう設定が、「FIFO/LIFOモード」だと思います。FIFOとLIFOは、キューとスタックと呼ばれる機能で、コピーした順番に貼り付けるモードです。

FIFO(ファイフォ)最初にコピーしたものから順番に貼り付け
LIFO(ライフォ)最後にコピーしたものから順番に貼り付け
参考:FIFO/LIFO | 千草ウェブ

FIFO(ファイフォ)が「First in First out」の略称で、「先入れ先出し」の意味です。LIFO(ライフォ)が「Last in First out」の略称で、「後入れ先出し」の意味です。

実際に使ってみた動画を貼っておきます。

コピーした順番通りに貼り付けたい時に、いちいちコピペしなくても、「まとめてコピー」→「一気に貼り付け」ができるので超効率的です。パッと思いつくのは連番ファイルのコピペ…とかでしょうかね。

詳しくは、公式サイトが参考になるので、気になる方は見てみてください。

定型文にホットキーを設定する

定型文に、ホットキーを設定できます。よく使う定型文は、マウスで呼び出すのも手間になってくるので、ホットキーを設定するといいかなと思います。

タスクトレイのCliborのアイコンを右クリック→定型文の編集をクリックします。ホットキーを設定したい定型文をダブルクリックします。右下のホットキーに好きなキーを入力します。

定型文にホットキーを設定

他の定型文に同じホットキーを設定していた場合は、設定できないので注意です。

あとは、入力したい場所でホットキーを押すだけです。Cliborの画面は一切表示されずに、定型文を挿入できます。

実際に活用して、OneNote上で異なる書式のタイムスタンプ(日付、時間、日付と時間)を挿入する方法を以下の記事に書いています。気になった方は参考にしてみてください。通常ではできない曜日の挿入も可能です。

感想

以上、最大10,000件保存でき、定型文機能、検索機能、編集機能など高性能な機能が用意されているWindowsのクリップボード履歴ソフト「Clibor」についてでした。

Windows11のクリップボード履歴でも満足していたんですが、Cliborに乗り換えてみると、今までよくWindows標準で頑張っていたなぁとびっくりしました。

やはり、今の現状に満足するんじゃなくて、「より快適に」、「より便利に」を追い求める心が大切なんだなと思いました。

2021年8月2日ソフト

Posted by ナポリタン寿司