広告を利用しています

当サイトは広告を掲載しています。消費者庁が2023年10月1日から施行した景品表示法の規制対象(通称:ステマ規制)にならないよう配慮して記事を作成しています(記事はこちら、消す方法はこちら

【Chrome】毎回「このテキストを翻訳できませんでした」で失敗する時の対処法

Google Chrome

「Google Chrome」のアイコン画像

この記事では、PC版「Google Chrome」で右クリック→「選択範囲を日本語に翻訳」を押してもポップアップに「このテキストを翻訳できませんでした」と表示されて翻訳できなくなった時の対処法を書きます。

ちょっとめんどくさいですが、僕の環境では無事になおりました。

【Chrome】毎回「このテキストを翻訳できませんでした」で失敗する対処法

僕が使っているWindows11の「Google Chrome」の選択範囲の翻訳がどこかのタイミング(2024年のどこか)から使えなくなりました。

「Google Chrome」で右クリックから選択範囲を日本語に翻訳する手順画像

右クリック→「選択範囲を日本語に翻訳」を押しても、ポップアップ内には翻訳されたテキストが表示されず、「このテキストを翻訳できませんでした」と表示されてしまいます。

「Google Chrome」で選択範囲を翻訳しても「このテキストを翻訳できませんでした」となっている画像

あくまで範囲選択の翻訳が使えないだけでページ翻訳や拡張機能のGoogle翻訳などは利用できます。

「Google Chrome」でページ翻訳した画像

範囲選択内に不要な改行や記号が含まれているともしかしたらできないかもしれませんが、そうじゃない一行でも発生します。100%の確率です。

「Google Chrome」で不要な改行や記号が含まれていない英語でも「このテキストを翻訳できませんでした」となっている画像

メインで使っているプロファイル(アカウント)だけで発生して新規に作成したプロファイルでは発生しません。←これでほぼほぼおま環が確定です。

X(旧Twitter)Google検索で調べても全く情報がなく、どう考えてもおま環です。「Google chrome right-click translate selection to , not working Fix workaround : r/chrome」のスレッドに出会い無事に解決しました。

【対処法】「Secure Preferences」ファイルをバックアップして削除する

本記事の内容を実行する前に一度本記事に全部目を通して作業することを推奨します。「こうするとこうなるんだな」と全部分かった上で実行したほうがいいです。

Chromeのプロファイル保存場所を調べる

アドレスバーに「chrome://version」と貼り付けて開きます。

chrome://version

「プロフィールパス」にあるパスをコピーします。上下に実行ファイルのパスだのコマンドラインのバリエーションなどいらない文字もあるので間違ってコピーしないようにしましょう。

「Google Chrome」でプロファイルの保存場所を「chrome://version」から調べる手順画像
<!--ナポリタン寿司の場合-->
C:\Users\ナポリタン寿司\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Default

コピーできたらChromeを一旦右上の「×」で終了しておきます。終了しておかないとこの後の作業に支障をきたす可能性があります。

プロファイルフォルダーを開く

エクスプローラー(Windowsの話です。Macにエクスプローラーがあるのか知りません)でコピーしたパスを貼り付けて開きます。Chromeのプロファイルフォルダーが開かれます。

色々フォルダーやファイルがあります。

「Secure Preferences」をバックアップして削除する

「Secure Preferences」ファイルを探して見つけたらコピーして適当な場所に貼り付けます。バックアップの作成です。

ChromeのSecure Preferencesファイルをバックアップする手順画像

バックアップできたら思い切って「Secure Preferences」ファイルをプロファイルフォルダー内から削除します。右クリック→「削除」とかDeleteキーです。

翻訳機能がなおったか確認

削除できたらChromeを起動します。開いているタブやインストールしていた拡張機能が全部消えます。

唯一のデメリットです。「Secure Preferences」にはそういうデータが含まれているせいで開いていたタブと拡張機能の2つがなかったことになります。履歴やブックマークは生きています。

Secure Preferencesファイルを削除した後に起動した「Google Chrome」画像

開いていたタブに関しては、右上の三点ボタン→履歴→「〇個のタブ」からウィンドウごと丸々復元できます。

「Google Chrome」で履歴からウィンドウごと復元する手順画像

拡張機能についてもGoogleアカウントでログインすることで復活できます。

Windows版「Google Chrome」でログインする手順画像

拡張機能のデータは消えていないので例えば広告ブロッカーのルールだったり、CSSだったり、JavaScriptだったり拡張機能内のデータは残っている…と思います。少なくとも僕はそうでした。

心配な方は個別で拡張機能内のエクスポート機能を活用してバックアップしときましょう。

この状態で英語を範囲選択→右クリック→「選択範囲を日本語に翻訳」を押します。

無事に翻訳されるようになりました。

「Google Chrome」で「このテキストを翻訳できませんでした」がなおっている画像

ちゃんとどのサイトでも発動しました。良かった良かったです。

「Google Chrome」でGoogle検索の一部を翻訳している画像

バックアップしたファイルについて

「Secure Preferences」を削除した後「Chrome」を起動すると、再びプロファイルフォルダー内に「Secure Preferences」が再生成されます。

好きな場所にバックアップした「Secure Preferences」については、数日程度Chromeを使ってどこかに問題が発生していなければ削除していいかなと思います。

次回再び同じようなことが起きた時のために残しておく…といってもその「Secure Preferences」ファイルはもう既に翻訳が正常にできなくなっているダメファイルってことなので、あんまり残し続ける意味はないのかなと思います。

感想

以上、PC版「Google Chrome」で右クリック→「選択範囲を日本語に翻訳」を押してもポップアップに「このテキストを翻訳できませんでした」と表示されて翻訳できなくなった時の対処法でした。

僕はあくまでPC初心者でRedditのスレッドに書かれていたどおりのことを実践したまでなので、具体的になぜ「Secure Preferences」を削除することでなおるのかは分かりません。

ChatGPT、ネットで検索、実際に自分でテキストエディターを使ってファイルの中身を確認してみると、どうやらインストールした拡張機能についてのデータが記載されているようです。

「ChatGPT」にChromeのSecure Preferencesファイルについて質問している画像

「ChatGPT」も言っていましたが、何かしら僕がインストールした拡張機能(翻訳系やポップアップで表示する系)と標準の翻訳が干渉していたのかなぁと思います。

「Secure Preferences」削除前と後で拡張機能は変えていないので、拡張機能のデータうんぬんというよりは相性が悪い拡張機能関連のコードが「Secure Preferences」内に残ったままでそれが悪さしていたのかなと思います。

よってリセット(削除)して再構築することでなおったのかなと思います。

全部憶測ですけどね。

Google Chrome

Posted by ナポリタン寿司