【Bing】画像検索結果の「関連キーワード」を非表示にする方法
この記事では、PCウェブサイト版「Microsoft Bing」の画像と動画の検索結果ページの上部に表示される「関連キーワード(おすすめの検索)」を非表示にする方法について書きます。
ウェブサイトに自分で作成したCSSを適用できるChrome拡張機能「Stylebot(スタイルボット)」や「Stylus(スタイラス)」を利用します。
本記事で紹介するCSSを使えば、「Microsoft Bing」の画像と動画の検索結果ページにある関連キーワード(おすすめの検索)バーを非表示にできます。
例えば、「みかん」で画像検索したら、検索メニュー(すべて、ショッピングなど)の下に、関連キーワードが表示されます。「JA みかん」や「オレンジ」などが表示されていました。恐らく、他の人が検索しているであろう単語です。
僕の環境だと、この中に、変なキーワードがありました。アダルト的な単語です。さすがに、公開できないレベルなので、モザイクしています。一番右と、右から3番目です。
最初は、僕がこういったのを検索していたから、Microsoftが融通を利かして、表示しているのかと思いました。しかし、他の方に聞いてみると、他の人も同様に表示されたようです。僕だけじゃなかったと安心です。そもそも、僕はこのような単語を検索した覚えがありませんでした。
「Microsoft Edge」、「Vivaldi」、「Google Chrome」など色々なブラウザで試しましたが、変わらず表示されました。Microsoftアカウントでログインしている影響かもしれないと思い、ログアウトしましたが、変わりませんでした。プライベートウィンドウや、スマホからアクセスしても同じです。多分、全員に共通して表示されると思います。
鬱陶しいと思ったので、非表示にしてみたいと思います。卑猥な単語だけ除外するといった高度なことはできません。ここのコンテンツを丸々削除するという方法です。
本記事は、拡張機能を導入できるPCブラウザ向けです。スマホやタブレットのアプリ版ではできません。
インストール方法
Chromeウェブストアからインストールできます。Chrome拡張機能だけでなく、「Microsoft Edge」と「Firefox」版もあります。本記事では「Stylebot」を紹介しますが、「Stylus」などでもOKです。僕はメインでは「Stylus」を使っています。
「Chromeに追加」をクリックします。
「拡張機能を追加」をクリックします。
拡張機能のオーバーフローメニューに追加されたらOKです。
頻繁に開く場合は、拡張機能のオーバーフローメニューを開いて、「Stylebot」の隣にあるピン留めアイコンをクリックします。ツールバーに直接配置されます。
詳しい使い方を知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
画像と動画の検索結果にある「おすすめの検索」を非表示にするCSS
CSSを書き込む
「Microsoft Bing」にアクセスします。右上にある「Stylebot」拡張機能アイコンを左クリック→「Stylebotを開く」をクリックします。
右側に白紙のサイドバーが表示されます。もし初めて「Stylebot」を起動した場合は、「ベーシック」という画面が表示されます。下部にある「コード」をクリックすると、白紙のスタイルシート画面を開けます。以下のコードを書き込みます。
/*【Bing】画像・動画ページの「おすすめの検索(関連キーワード)」非表示*/
div#rfPane>div>.touchQuery[aria-label="おすすめの検索"] {
display: none !important;
}
/*【Bing】画像・動画ページをスクロールした時の「おすすめの検索(関連キーワード)」非表示*/
#miniheader div#miniheader_data {
display: none !important;
}
本記事のCSSは僕が適当に作成したコードです。皆さんの環境によっては使えなかったり、サイト側の仕様変更でいつの間にか使えなくなる可能性もあります。
もし書き込んでも反映されない場合、問い合わせより教えていただければ幸いです。初心者の僕ができる範囲で修正したいと思います。
以下のようになればOKです。右上の「×」でスタイルシートを閉じます。
再度拡張機能ボタンを押して、登録したサイト(例:www.bing.com
)がオンになっていることを確認します。オンになっている間は有効になっているということです。
【CSSの確認】通常のバー
適当に「Bing」で検索して、画像の検索結果ページを開きます。冒頭でも紹介した「みかん」で試してみます。CSS導入後は、綺麗に関連キーワードのバーが丸々消えます。
動画ページでも同様に消えます。
一時的に無効化したい場合は、「Stylebot」拡張機能アイコンを左クリック→「www.bing.com
」をオフにします。完全に使わなくなった場合は書き込んだコードを削除します。
【CSSの確認】スクロールしている時のヘッダー
リライトしている時、ページをスクロールすると、上部に固定のヘッダーが表示されて、その中に余計な項目があることに気づきました。本記事を初めて公開した時は気づきませんでした。
ページを一番上にスクロールしている時は、通常のヘッダーが表示されて、下にスクロールすると、オーバーレイのヘッダーに切り替わるようです。
上記で紹介している「【Bing】画像・動画ページをスクロールした時の「おすすめの検索(関連キーワード)」非表示
」CSSを書き込むことで、非表示にできます。
【おすすめ】まとめて検索結果の不要項目を消すCSS記事
「Microsoft Bing」の不要な部分を、まとめて全削除するCSS記事を公開しています。ちまちま各記事を見て実行するよりも、一気に非表示にしたい方、参考にしてみてください。
感想
以上、PCウェブサイト版「Microsoft Bing」の画像と動画の検索結果ページに表示される「関連キーワード(おすすめの検索)」のバーを非表示にする方法でした。
多くのBing利用者が検索しているからといって、安易に卑猥な単語を表示しないでほしいですね。仕事の画面共有とかで、うっかり映ったら誤解されそうで怖いです。迂闊にBingは使えませんね。