【AutoHotkey】Ctrl+マウスホイール回転の拡大縮小を無効化するコード
この記事では、Ctrl+マウスホイールで拡大縮小するのを無効化する方法について書きます。
キーに別の機能を割り当てるフリーソフト「AutoHotkey」を使います。
デスクトップアイコンの拡大縮小を無効化できます。
必要な時に再び使えるようにするといったことも可能です。スタートアップに登録しておけば、Windows起動時に自動で起動するようになります。
通常デスクトップアイコンは、Ctrl+マウスホイールで拡大縮小できます。不要な人にとっては、うっかり押してしまう要因になるので邪魔かもです。
そんな時は、AHKを使ってサクッと無効化してみましょう。無効化ではなく、別の機能を割り当てるといったこともできます。
ブラウザの拡大縮小だけは使えるようにもできます。
前提
この記事では、AutoHotkeyを既にインストールしている前提で書いています。
インストールしていないという方は以下の記事を参考にしてみてください。
コード
書き込むコードは以下になっています。
;Ctrl+マウスホイール回転を無効化
^WheelUp::return ;マウスホイール上回転
^WheelDown::return ;マウスホイール下回転
意味は、Ctrl(^)を押しながらマウスホイール回転(WheelDown&Up)した時に、キーを無効化(return)するということです。
ブラウザでは拡大縮小できるようにする
上記コードだと、ブラウザ上でもCtrl+マウスホイールが無効になります。
ブラウザでは拡大縮小したい場合、以下のコードになります。
;ブラウザがアクティブではない時に発動
#IfWinNotActive 【ブラウザのウィンドウ名】 ;ブラウザ名を入力
^WheelUp::return ;マウスホイール上回転を無効
^WheelDown::return ;マウスホイール下回転を無効
#IfWinNotActive
「#IfWinNotActive」コマンドを使います。
【ブラウザのウィンドウ名】に、自分が利用しているブラウザの名前を入力します。
3つのブラウザのウィンドウ名を書いておきます。コピペでOKです。
主要ブラウザ名 | ウィンドウ名 |
---|---|
Microsoft Edge | ahk_exe msedge.exe |
Google chrome | ahk_exe chrome.exe |
Vivaldi | ahk_exe vivaldi.exe |
僕の場合は、Vivaldiを利用しているので、コードは以下のようになります。
;Vivaldiがアクティブではない時に発動
#IfWinNotActive ahk_exe vivaldi.exe
^WheelUp::return
^WheelDown::return
#IfWinNotActive
ブラウザのウィンドウ名は、Window Spyを利用して調べられます。
こうすることで、ブラウザではいつも通りCtrl+マウスホイールで拡大縮小できます。
コードを入力できたら、ファイル→上書き保存でリロードしましょう。
感想
以上、Ctrl+マウスホイールを無効にする方法についてでした。