【A Plague Tale: Requiem】PCのXboxから起動しない件。落ちる!
この記事では、「Xbox Game Pass for PC」にあった「A Plague Tale: Requiem – Windows」が2回目以降、起動してもタイトル画面の後、クラッシュする件について書きます。
解決策は僕自身分かりません。ただ現状、「こんな感じで落ちます…。誰か助けて…」という報告記事です。【2023年12月31日追記】ついに解決しました!!!!(詳しくはこちら)
僕は現在、月額料金を支払うことで、対象ゲームをプレイし放題のサブスク「Xbox Game Pass for PC」に加入しています。本サービスに、「A Plague Tale: Requiem – Windows」があったので、早速インストールしてプレイしてみました。
シリーズもので、今作が二作目らしいです。僕は前作全くの未プレイなんですが、綺麗なグラフィック、これから始まるであろう冒険のわくわく感…など、1時間ほどプレイしましたが、既にはまりつつありました。一旦終了して、数時間後、再びプレイしようと起動してみたところ、タイトル画面から進めなくなりました。クラッシュです。最悪です。
あれやこれや解決策っぽいことをやってみたんですが、2023年8月現在、変わらず起動できません。
2023年12月に、読者様より教えていただき、ついに解決しました。無事起動できるようになりました。タスクバーの時計表記をカスタマイズしていたのが原因でした。詳しくは、こちらを参考にしてみてください。
どのように落ちるのかの報告
以下の動画を見てみてください。
上記動画のように、Windows11の「Xbox Game Pass」にインストールした「A Plague Tale: Requiem」を起動して、タイトル画面で何かボタンを押すとクラッシュします。
一番最初はプレイできていました。しかし、二回目の起動時からクラッシュします。調べてみると、本作のレビュー欄に、少数ですが、同じ現象っぽい方を見つけました。
以下、ナポリタン寿司が試したことをつらつら書きます。
試したこと
2023年12月に読者様より教えていただいたことを試すことで解決しました。正直これから紹介することは意味ないと思います。これから色々試す方は、まずこちらを見てみてください。
「GeForce Experience」のゲーム内オーバーレイをオフにする
調べていると、以下の記事を見つけました。
上記フォーラムに記載されていた文章を引用させていただきます。
Hi, i had the same issue and i found a fix for it, i play on pc xbox launcher, and what fixed it for me is turning off nvidia overlay, specifically the one that records clips or screenshots, for some reason keeping it on will crash the game on launch. If you want to keep the nvidia clip overlay on then restarting the pc works for that but i know that is a long process so id advise just turning the overlay off. Works for me now though i hope this information helps other people too!
僕はPCのxboxランチャーでプレイしているんだけど、僕の場合はnvidiaのオーバーレイ、特にクリップやスクリーンショットを記録するやつをオフにすることで解決したよ。もしnvidiaクリップオーバーレイをオンにしたままにしておきたいなら、pcを再起動するとうまくいくが、それには時間がかかるので、オーバーレイをオフにすることを勧める。この情報が他の人にも役立つことを願っている!
A Plague Tale Requiem keeps crashing (c0000005) – Microsoft Community
ピンポイントで「NVIDIAのオーバーレイ」を無効化することで解決したと記載されていました。確かに僕は、ゲーム内オーバーレイを有効化していました。ゲーム中に録画したり、フィルター(彩度やコントラスト)をかけられる機能です。「うお!これはきたか!?」と思い、早速無効化することにしました。
Windowsのスタートメニューから、「GeForce Experience」を起動します。「G行」にあります。
起動できたら、右上のユーザー名横にある設定ボタン(⚙)をクリックします。
「ゲーム内のオーバーレイ」という項目を探します。僕の場合、オンになっていたので、オフにします。正直、他のゲームで頻繁に使っているので、とりあえず一時的にこれで解決するかどうかテストを兼ねての無効化です。
これで、ゲーム中にAlt+Zを押してもオーバーレイが表示されなくなります。スクリーンショット撮影のAlt+F1や、動画として録画するAlt+F9を押しても、何も反応しなくなります。
「さぁ、これで無事に起動できるか…!?」と思いましたが、結果、ダメでした。これまでと変わらず、タイトル画面で何かボタンを押した時、クラッシュします。
一つ気になるんですが、記事に記載されていた「NVIDIAのオーバーレイ」って言うのは、「GeForce Experience」のゲーム内オーバーレイって認識でいいんですよね…?もしこれで、「GeForce Experience」ではなく、別の「NVIDIAのオーバーレイ」ってのがあるんなら、僕無効化できていないってことですよね…。知っている方いたら、教えてほしいです。(問い合わせ)
「GeForce Experience」からドライバーを最新版にする
「GeForce Experience」から新しいドライバーが更新されていないか確認してみました。ちゃんと最新版になっていました。
セーブデータの削除
1回目の起動はうまくいって、オートセーブされた2回目の起動から失敗するようになったので、「たまたまセーブデータに何か不具合があったのでは…?」と思い、セーブデータを削除することにしました。
僕の場合、「%LOCALAPPDATA% \Packages\FocusHomeInteractiveSA.APlagueTaleRequiem-Windows_4hny5m903y3g0\SystemAppData\wgs
」内にセーブデータが保管されていました。
%LOCALAPPDATA% \Packages\FocusHomeInteractiveSA.APlagueTaleRequiem-Windows_4hny5m903y3g0\SystemAppData\wgs
「wgs
」フォルダー内に、数字やアルファベットが羅列されたフォルダーがあります。このフォルダーがセーブデータでした。こちらの記事で知りました。
フォルダーごと削除して、セーブデータを消しました。どーせ1時間程度しかプレイしていなかったので、これで起動できるようになるなら、いっか…という決断です。
いざ起動してみると、ダイアログが一瞬表示されて、「データ同期中…」と表示されました。この時、僕のXboxクラウド上にあるセーブデータが、勝手にダウンロードされてしまいました。1回目の起動時のオートセーブです。
このせいで、恐らく問題があるであろうセーブデータが、どうやっても読み込まれるので、ローカル上のセーブデータを消す作業は意味ありませんでした。
Xboxのクラウド上にあるセーブデータって、どうやって見ることができるんですかね…?なんか調べても、それらしき情報が出てこず…。Xboxのアカウント上に保管されているセーブデータを、どこかMicrosoftのサイトから見て、個別で削除…とかできたらいいんですけども…。
ゲームやアプリのアクセス接続許可みたいなページはありました。そこから「A Plague Tale: Requiem – Windows」のアクセス許可を削除してみましたが、変わりませんでした。多分トロフィーとかを紐づけるものであって、セーブデータはまた別ですよね。
クラウドセーブは、本来なら、うっかりローカルのセーブデータが消えたり、別のPCでログインした時も続きからプレイできるようにする、ちょー便利な機能なんですが、こういう弊害もあるとは…。
「A Plague Tale: Requiem – Windows」を起動した時に、クラウド上からセーブデータがダウンロードされるので、ゲームを起動してから、タイトル画面に行くまでの短い時間で、ローカル上のセーブデータを削除する…という荒業も試しました。結果、最初からプレイできたんですが、やはり終了して、再起動すると、クラウド上から勝手に、セーブデータが読み込まれました。
ゲームを起動するたびに、ローカルのセーブデータを削除することで、プレイできるんですが、それだと毎回最初からです。全クリするまでゲームを終了しなかったらいいのかもしれません。それはさすがに無理だよ…。
ゲームの再インストール
定番の解決策だと思いますが、「A Plague Tale: Requiem – Windows」本体をアンインストール→再インストールしました。
ゲームの保存場所は、デフォルトの「C:\XboxGames
」です。
結果、何も変わりませんでした。
【2023年12月31日】無事に解決!タスクバーの時計表記が原因だった!
読者様からの一通のメールで物語は大きく展開した
2023年12月に読者様から、メールが届きました。内容は、「僕も同じように起動できなくて困っていたけど、タスクバーの時計表記を治したら起動できるようになったよ~」というものでした。
「Steam」の掲示板リンクが貼ってあり、内容を見てみると、以下のように書かれていました。
I thought there might be a place where English is not good and there are strange sentences.The same symptoms were present, but were solved (Windows 11 Pro 22H2).It was determined by reinstalling Windows 11 Pro 22H2 and separating the cause.In my case, it was caused by customizing the time setting at the lower right corner of the taskbar.When I reverted the date format from the Control Panel, I was able to load the save data.I never thought that the system’s date format would be affected when loading the save data’s date!In other words, please fix the game!
【DeepL翻訳】
saved and re-started when 'press any key’ appears, it crashes :: A Plague Tale: Requiem 総合掲示板
英語が苦手で変な文章があるところがあるのではないかと思った。同じ症状でしたが解決しました(Windows 11 Pro 22H2)。Windows 11 Pro 22H2を再インストールし、原因を切り分けることで判明しました。私の場合、タスクバー右下の時刻設定のカスタマイズが原因でした。コントロールパネルから日付の書式を元に戻すと、セーブデータを読み込むことができた。まさか、セーブデータの日付を読み込むときに、システムの日付形式が影響するとは思わなかった!つまり、ゲームを直してください!
どうやら、Windows11のタスクバー右下にある日付の書式を、デフォルトからカスタマイズしているのが原因だそうです。
上記の方も書かれていますが、正直読者様から教えてもらった時、「いやいや、そんな馬鹿な…(笑)ゲームの起動にタスクバーの日付書式が関係するわけないない…あはは。面白い面白い」と思いました。
「まぁでも?どーせ起動できないんだったら、物は試しでやってみるか?」ということで、実際にやってみました。
確かに僕は、以下の記事たちで紹介しているように、タスクバーの日付書式をカスタマイズしています。具体的には、標準では表示されていない曜日を表示するようにしています。標準から変えているからこそ、まぁ試してみる価値はあると判断しました。
タスクバーの日付書式をリセットする方法
Windows11のスタートメニューを開いて、「地域」と入力します。コントロールパネルの「地域」が出てくるので、クリックして起動します。
地域ウィンドウを開けたら、「追加の設定」をクリックします。
「形式のカスタマイズ」ダイアログが表示されます。右下の「リセット」ボタンを押します。いつでも元に戻せるようカスタマイズした書式は、コピーしてメモ帳かどこかに貼っておくといいかなと思います。
確認ダイアログが表示されるので、「はい」をクリックします。
リセットできたら、「OK」を押して設定ダイアログを閉じます。
タスクバー右下の時計・日付の書式がデフォルト状態になります。僕の場合、曜日を追加していましたが、リセットすることで曜日が消えます。時計の秒表示については、そのままでOKでした。PCの再起動等も不要でした。
実際に起動できるようになったか確認してみる
実際に起動できるようになったか確認してみます。正直、「まぁどーせ無理でしょ」って思っていました…。
「Xbox Game Pass」アプリから、インストールした「A Plague Tale: Requiem」をクリックします。
「このゲームはオートセーブに対応しています。セーブ中アイコンが出ている間は、電源を切らないでください」と表示されます。ここまではクラッシュする時と同じです。
タイトル画面が出ます。「はいはい、ここまではいけるんよ。問題はここからボタンを押した後よ。はい、クラッシュしにいきますっと…(笑)」という気持ちでボタンを押します。
!?!??!!?!?!?!?!?!??!!?セーブスロット選択ぅぅぅ!?!?!?!?!
続行!?!?!?!?!?!?!
ロード画面!?!?!?!?!?!?!
ぽかーん🫠🫠🫠🫠🫠🫠🫠
なんと、再インストールやセーブデータの削除などの苦労はどこへやら、あっけなく…本当にあっけなく起動してしまいました。問題なくプレイできました。
正直、もう諦めていたので、数か月の時を経て、読者様から対処法を教えていただけることすら驚きです。ましてや、それがピンポイントで解決する方法だったなんて、思いもしませんでした。
いや、そんなことより、タスクバーの日付書式に曜日を付け加えているだけで、ゲームが起動しなくなることに一番驚きました。何が関係しているんですかね?全く繋がりが想像できません。
ただ、曜日はやっぱり表示させたいので、ゲームを起動する時だけリセットして、それ以外の時は表示する…のが手間です(笑)まぁでも起動できるようになったのは、本当に嬉しいです。
たっぷりこれまでの鬱憤を晴らすため、プレイして楽しみたいと思います。
感想
以上、「Xbox Game Pass for PC」にあった「A Plague Tale: Requiem – Windows」が2回目以降、タイトル画面で落ちる件についてでした。
Xboxではないんですが、以前「Epic Games」ストアで購入した「ウォッチドッグスレギオン」が起動しない時と似たような感じで、萎えました。
結局、今でも「ウォッチドッグスレギオン」は起動できていません(笑)今回の場合、サブスクで数あるゲームのうち、「A Plague Tale: Requiem」が起動しないだけなので、まだマシです。「ウォッチドッグスレギオン」の時は、単体でゲーム購入した上で起動できないので、かなりショックでしたね。
ナポリタン寿司は、ゲームに嫌われているのかもしれません…。