【Shadowban Scanner】シャドウバンかどうか確認できる拡張機能
この記事では、PCウェブサイト版「X(旧Twitter)」のアカウント単位とツイート単位で、シャドウバンとセンシティブフラグを検出して、教えてくれるChrome拡張機能「Shadowban Scanner(シャドウバン・スキャナー)」について書きます。
本拡張機能を導入すると、シャドウバン、あるいはセンシティブ判定されているツイート下部に警告文が表示されます。一目で、「あ、このツイートは、何かしら問題があって、検索結果等に表示されないかもしれないんだ」と分かります。
自分だけではなく、他人のツイートにも表示されます。
シャドウバン検出ツールは、他にも色々ありますが、本拡張機能は外部サイトを開くことなく、「X(旧Twitter)」ページ上で完結します。拡張機能を導入することで、勝手に有効になります。難しい設定は不要です。日本語です。スクリーンネーム(ユーザーID)などの入力も不要です。
リスト機能や、フォローのタイムラインでは表示されていても、シャドウバンされていたら、検索結果に乗らない可能性があるようです。僕はこの手の仕組みが全く分かりませんが、本拡張機能を使えば、何となく一目で分かるようになります。
問題ないツイートには表示されず、タイムライン上の問題があるツイートだけに表示されます。プロフィールページにも表示されます。警告文をクリックすると、具体的に何に引っかかっているか詳細情報を確認できます。
「Search Suggestion Ban」の検出には非対応なようです。他のシャドウバン検出ツールと同様、誤検知(偽陽性や偽陰性)がある可能性もあるため、100%信用せず、参考程度に利用するのがいいかなと思います。(詳しい解説はこちら)
Chrome拡張機能だけでなく、Firefoxアドオンも用意されています。本記事は、拡張機能を導入できるPCブラウザ向けです。スマホやタブレットのアプリ版では利用できません。
リリース元:ろぼいん(ブログ、Twitter、GitHub、Zenn、YouTube)
記事執筆時のバージョン:3.1.3(2024年3月17日)
インストール方法
Chromeウェブストアからインストールできます。
Firefoxをご利用の方は、以下のFirefoxアドオンストアからインストールできます。
「Microsoft Edge」版もあります。
「Chromeに追加」をクリックします。
「拡張機能を追加」をクリックします。
拡張機能のオーバーフローメニュー内に、拡張機能ボタンが追加されればOKです。
使い方
「Twitter」にアクセスします。既に開いていた場合は、一度ページをリロードします。
ツイート単位のセンシティブフラグを検出
検索結果ページだと、そもそもセンシティブ・シャドウバンされているツイートが表示されない可能性があるため、フォローのタイムライン上や、リスト機能、バズっているツイートのリプライ欄などを開きます。
本拡張機能導入後は、シャドウバン・センシティブなど、問題があるツイートやリプライの下部に、「このユーザーはシャドウバンされている可能性があるため、ツイートが検索結果に表示されないかもしれません。」といった感じで、警告文が表示されます。
健全なアカウントしかフォローしていない方は、そもそもセンシティブ・シャドウバンされているアカウントを見つけるのも一苦労かもしれません。適当にバズっているツイートを探して、リプライを見てみると、うやうやいました。
警告文内の「さらに表示」をクリックすると、より詳細な情報が表示されます。
以下の項目についてチェックしてくれます。左側にOK、ダメマークが表示されて、一目で軽度・重症なのか確認できます。
- アカウントがシャドウバンされているか、センシティブフラグが付与されているかどうか
- プロフィールのメディアにセンシティブフラグが付与されているかどうか
- ツイートにセンシティブフラグが付与されているかどうか
- ツイートの年齢制限
- ツイートが検索結果に表示されない可能性があるかどうか
問題ないツイートには何も表示されません。設定から、表示するようにできますが、基本はそのままでいいかと思います。
ツイートごとによって、チェックの有無は変わってきます。タイムライン上ではいつも通り表示されていても、実はこの人のツイート、センシティブ・シャドウバン判定されていたんだ!と新しい発見があるかもしれません。
アカウント単位のシャドウバンとセンシティブフラグを検出
アカウント単位でも検出してくれます。
調べたいアカウントのプロフィールページにアクセスすると、自己紹介の下部に結果が表示されます。問題がある場合は、「このユーザーはシャドウバンされている可能性があるため、ツイートが検索結果に表示されないかもしれません。」と表示されます。
僕のアカウントは、特に問題ないようです。問題ない場合は「このユーザーはシャドウバンされていません。」と表示されます。
設定
拡張機能のオーバーフローメニューを開いて、インストールした「Shadowban Scanner」アイコンをクリックします。頻繁に設定画面にアクセスする場合は、隣のピン留めアイコンをクリックします。直接ツールバーに配置されます。
設定画面が表示されます。設定を変更したら、「X(旧Twitter)」ページを再読み込み(F5)します。リロードしないと反映されません。
常に詳細情報を表示する
「常に詳細情報を表示する」にチェックすると、「さらに表示」をクリックしなくても、チェック項目を展開してくれます。ただし、その分、長くなって、表示を圧迫します。
問題のないツイートにも検証結果を表示する
「問題のないツイートにも検証結果を表示する」にチェックすると、全てのツイートに結果が表示されます。タイムラインがごちゃごちゃするので、個人的にはオフのままがいいかなと思います。
他のユーザーのプロフィールにも検証結果を表示する
「他のユーザーのプロフィールにも検証結果を表示する」のチェックを外すと、他人のプロフィール上で結果が表示されなくなります。
感想
以上、PCウェブサイト版「Twitter」で、シャドウバンとセンシティブフラグになっているかどうか検出してくれるChrome拡張機能「Shadowban Scanner(シャドウバン・スキャナー)」についてでした。
一つの参考として、役立つかもしれません。外部サイトや難しい知識なく、手軽に調べられるのは便利だと思います。