【DaVinci Resolve 18】プレビュー内を拡大縮小・移動する方法
この記事では、動画編集ソフト「DaVinci Resolve 18（ダビンチ・リゾルブ）」のエディットページの動画ビューアー（プレビュー）を拡大縮小、さらに位置移動する方法を書きます。
拡大縮小はマウスのホイール上下回転、位置移動は、CtrlやCtrl+Shiftを押しながらのマウスホイール回転です。
「DaVinci Resolve」のエディットページ（
）で動画編集している時、中央上部にある動画のプレビュー内を、拡大縮小したい時があります。
動画自体をズームしたいわけではなく、あくまで編集画面上のプレビュー内だけでズームしたいです。実際の出力した動画には影響させたくありません。
拡大縮小とセットでしたいのが、位置調整です。左下のほうを大きくして拡大…といったように、小さくて見えない場所を、ズーム&位置移動で、しっかり確認したいです。
僕の調べ方が悪かったのか、インターネット上を検索してみても、思った内容が見つかりませんでした。自分であれやこれや試してみると、いい方法を見つけたので、忘れないよう記事にします。筆者はWindows11環境で利用しています。他のOSやバージョンでどうなるかは分かりません。
| 「DaVinci Resolve」のビューアの拡大縮小・位置移動 | |
|---|---|
| マウスのホイール回転 | 拡大縮小 |
| Ctrl+マウスのホイール回転 | 垂直移動 |
| Ctrl+Shift+マウスのホイール回転 | 水平移動 |
動画も作成しました。
下準備
「DaVinci Resolve」ソフトを起動します。プロジェクトを開いて、エディットページ（）を開きます。
動画をタイムライン上に追加します。中央上部にプレビューが表示されます。下準備は以上です。
プレビュー内のビューアを拡大縮小する方法
エディットページ（）のビューア上にマウスを乗せます。そのまま、マウスのホイールを上下回転します。
GIF画像を貼っておきます。
中央に向かって、ビューア内が拡大します。ホイールを上に回転すると拡大して、下に回転すると縮小します。小さかった動画画面が大きくなり、見やすくなります。あくまで編集画面上の拡大なので、実際の保存（エクスポート）した動画には影響しません。
ビューアの中身ではなく、枠のサイズを調整したい場合は、タイムラインとビューアの間にある境界線にマウスを置きます。マウスカーソルの形が変わるので、その状態で下方向にドラッグ&ドロップします。
枠が大きくなります。上にドラッグ&ドロップすると小さくなります。GIF画像を貼っておきます。高さではなく、横のサイズを調整したい場合も同様です。ビューアと左側にある境界線を掴んで移動します。
よーく見てみると、ビューアの左上に、パーセントの数字が記載されています。現在のビューアの表示倍率を表しています。数字の右側にある「⌵」をクリックすると、いくつかの選択肢が表示されます。用意されている拡大率に一発で変更できます。
拡大し終わった後に、元の表示倍率に戻したい場合は、キーボードのZを押すか、パーセント数字のドロップダウンリストを開いて、「適応」をクリックします。
拡大したまんまだと、見切れていて困るので、元に戻す操作も、めちゃくちゃ使っています。拡大して、ぼかしを入れないといけないヤバイものが映っていないかの確認→Zキーで元に戻して編集作業…という流れで作業しています。
プレビュー内のビューアの位置を調整する方法
上下の位置移動
ビューア上にマウスを置いて、Ctrlを押しながら、マウスホイールを上下回転します。
Ctrl+上ホイール回転だと、上に位置移動します。 Ctrl+下ホイール回転だと、下に位置移動します。GIF画像を貼っておきます。
左右の位置移動
ビューア上にマウスを置いて、Ctrlを押しつつ、さらにShiftも押しながら、マウスホイールを上下回転します。
Ctrl+Shift+上ホイール回転だと、左側に位置移動します。 Ctrl+Shift+下ホイール回転だと、右側に位置移動します。GIF画像を貼っておきます。
カラーページでも使える
本記事の方法は、エディットページだけでなく、カラーページのビューアに対しても、同様に利用できました。
感想
以上、動画編集ソフト「DaVinci Resolve 18（ダビンチ・リゾルブ）」のエディットページの動画ビューアー（プレビュー）を、拡大縮小、位置移動する方法でした。
ホイールの回転、Ctrlを押しながら…は、何となく分かりましたが、まさかCtrl+Shiftで水平移動するとは、分かりませんでした。あれやこれやキーを適当に押していて、気づいたって感じです。
余談ですが、最初はあの画面のことをプレビューと呼んでいました。ほんと適当です。本記事執筆途中、「ビューア」という記述を設定で見つけて、「あ、これビューアって言うんだ」と知りました。
