【docomo】ポイント共有グループの退会が本当にめんどくさい件
この記事では、スマホなどの通信事業者「NTTドコモ(docomo)」の「ポイント共有グループ」の退会、及びdアカウントの退会がめんどくさかった件について書きます。
一瞬でもイライラしたのは久々だったので記事にしました。
「NTTドコモ(docomo)」のポイント共有グループを退会しようと思っている方大きな注意点があります。ネット記事の上位ではインフォメーションに電話すると退会できると書かれていましたが、半分嘘で半分本当です。
ずばり契約名義がポイントです。
退会したい「ポイント共有グループ」に紐づいている契約名義が親になっていた場合は、その親が直接電話、あるいは来店しないと退会できません。スマホの所有者である僕がいくら行動しても取り扱ってくれませんでした。契約名義が退会しようとしている人じゃない場合は注意です。
本記事ではどういった経緯でつまづいたのか書いていきたいと思います。一通りのつまずきポイントを経験しました。
今回僕が「ポイント共有グループ」から退会する理由はdアカウントを削除したいからです。dアカウントを削除するにはまず「ポイント共有グループ」から抜けないといけないらしいんですよね。この時点で「うーん」と思います。
dアカウントを削除する理由は単純にdocomoを利用しなくなったからです。今まではdocomoと契約していましたが、新しいスマホ「Google Pixel 6a」を購入したので、同時に契約も見直して「日本通信」という格安SIMに乗り換えました。
記事執筆時の2022年8月の話なので、今後もっと退会作業が楽になっている可能性があります。ってかそうなっていると信じたいです。
本記事を公開して数日後に母親が契約者本人の父親に相談したらしくて、ポイント共有グループから解約してもらいました!父親が実店舗に行ったようです。
僕は行っていません。dアカウントのIDとパスワードを教えただけです。このことからスマホの所持者は来店不要で契約名義の人が行けば解約できます
ポイント共有グループを解約した後はオンラインでdアカウントも退会(廃止)できました。よかったよかった。
「ポイント共有グループ」退会の注意点
時系列に沿って話します。
- 新しいスマホ購入、高額料金のdocomoから脱退を決意
- 解約してもdアカウントは削除されなかったので個別に削除
- dアカウントがエラーで削除できない
- 「ポイント共有グループ」がオンライン上で退会できない
- 退会するためにインフォメーションに電話
- 第二のインフォメーションに電話
- docomoショップに来たけど退会できなかった
- 契約者変更はオンラインでできない
新しいスマホ購入、家族プランから脱退
2022年8月に新しいスマホ(Google Pixel 6a)、新しい通信事業者(日本通信)に乗り換えました。
うちの家族は全員docomoです。そのせいで今までは僕に選択権はなく、初めてスマホを買った時は自動的にdocomoの家族プラン(シェアパック?)に加入されていました。支払いは親なので文句があるはずもありません。
2回目のスマホ(Google Pixel 6a)は自分で支払うことにしました。そのためできる限り安いところがいいなぁと思っていて、高額だったdocomoをやめて日本通信にしました。乗り換えや解約の話をすると長くなるので省きます。
解約自体は「ドコモオンラインショップ」で手続きできました。SIMカードは返却するものだと思っていましたが、返却せずにそのままハサミで切って処分して良いそうです。(ネット情報なので本当かどうかは不明)完全に自宅でできたのでらくちんでした。
スマホ解約してもdアカウントは削除されない
1点落とし穴がありました。「スマホの解約をしてもdアカウント自体は生き残る」という点です。docomoを利用しないのにアカウントが残ってしまうってちょっと気持ち悪いです。
dアカウントも削除することにしました。Googleで「dアカウント」と検索してサイトをクリックします。今回はPCのVivaldiブラウザからアクセスしました。
右上の「アカウント管理へ」をクリックします。
ログインします。場合によっては二段階認証が表示されます。
連絡先携帯電話番号登録をお願いされました。さっき解約したので電話番号は持っていません。「あとで登録する」をクリックします。
dアカウントがエラーで削除できない
dアカウントメニューが表示されたら、ID/パスワード管理の「dアカウントの廃止」をクリックします。
さっきログインしたにも関わらず再度IDとパスワードを求められます。
「よーしこれで解約できるぞー!」と思っていたら、はい、じゃーーん。下記画像のようなエラーが表示されて解約できませんでした。
ドコモの電話番号が登録されている場合は本機能はご利用いただけません。(UW10F1)
また、dカード、DCMXいずれかのポイント付与先に設定されている場合、またはdアカウント(ドコモの回線をお持ちでない方向け)にドコモ光を登録されている場合も本機能をご利用いただけません。(W9298)
dアカウント – エラー
僕の場合、docomoの電話番号は解約したので登録されていないはずです。調べると「ポイント共有グループ」に加入していると退会できないということが判明しました。この時点で既に「なんじゃこのめんどくさい仕様は…」と嘆いていました。
「ポイント共有グループ」がオンライン上で退会できない
早速Googleで「ポイント共有グループ 退会」と検索すると、上位にdocomo公式サイトが出てきました。以下のURLです。
公式サイトによると、「ポイント共有グループ」の退会・廃止はオンライン上で可能だそうです。
僕の中のdocomoのイメージは「通信事業者のくせにオンライン上では全然手続きできなくて実店舗に行く必要がある…」だったので、オンラインで解約できると聞いて嬉しかったです。
「ドコモオンライン手続きの場合こちら」というリンクがあるのでクリックします。別のページに飛びます。パソコン・スマートフォン(略)の「お手続き)をクリックします。
この時小さい文字で「ポイント共有グループの代表会員の方からお手続きいただけます」と注意書きが目に入りました。この時点でうすうす嫌な予感はしていました。まるで代表会員以外は変更できないみたいなね…
まぁさすがにね…できるでしょう…と信じて次の画面へ進むのでした。
dアカウントの会員情報ページが表示されます。「dポイントクラブ情報」をクリックします。
ページをスクロールすると「ポイント共有グループ」という項目があります。
はい、ここポイントです。なんと他の項目は「変更、申込」があるのに「ポイント共有グループ」だけボタンがないのです。退会する手段がそもそも用意されていませんでした。
「契約中」と書かれているのに解約できない歯がゆさ…。ひどいですよねほんと。
恐らく「親会員」ではなく「子会員」だからなんでしょうが、それでもひどい…!最初のページにはオンラインで手続きできるって書いてあったじゃん…!嘘つきめ…!
退会するためにインフォメーションに電話
オンラインで退会できないということが判明したので、続いてインフォメーションに電話することにしました。docomo回線の電話からなら電話番号151でかけられます。らくちんですね。
ながーい機械音声であれやこれや言われた後、以下のような機械音声が再生されました。
NTTドコモです。ただいま、大変電話が混み合っています。
恐れ入りますが、もうしばらくお待ちください。
インフォメーション(151)センターから言われた機械音声
「まぁまぁ大企業あるあるだね。もうしばらく待つか…」
5分、10分、15分経過…。全然出てくれませんでした。もう諦めて切りました。もう少し粘ればよかったんですが、ポイント共有グループから解約するためだけのためにこれ以上貴重な時間は割きたくありませんでした。
第二のインフォメーションに電話
さてどうしたものか…と思って親が契約したdocomo関係の書類を見ていたら、別のインフォメーションの電話番号が記載されていました。
うすうす感じているかもしれませんが、何を隠そう僕は対面が本当に嫌いです。オンラインで完結できるのが理想です。どうしてもだめなら電話です。実際に実店舗に行くのは本当に最終手段です。コロナウイルスもあるのでなおさらです。
「0120-582-568」にかけてみました。151の時と同じで機械音声が再生されました。何番か忘れたのですが数字を押して少し待つと、151の時と違って人が出てきました。「おぉ!」と思わず言っちゃうくらい嬉しかったです。
事情を説明して「ポイント共有グループを退会したいです。一緒にdアカウントも削除してくだされば助かります~。オンラインでできるって言われたけどできませんでした~。どうしたらいいですか~?」みたいに言いました。(実際はもっと真面目トーンです)
すると以下のような返信が返ってきました。
「現在の契約者本人が電話をするか、解約したいご本人様がお近くのドコモショップに来店すれば、ポイント共有グループから退会できます。なお実店舗に行く場合は本人確認証とdアカウントのIDやパスワードなどの情報が必要になります」
docomoインフォメーションの方からの回答
「いや、この電話ではできないんかーい!」というツッコミを抑えて感謝の気持ちを伝えました。結局オンラインにしてもインフォメーションにしても、契約者本人(僕の場合、親)じゃないとなーんにもできないということですね。
しかし、「解約したいご本人様がお近くのドコモショップに来店すればポイント共有グループから退会できます。」という部分に注目です。
本当にこの文言通りに仰っていました。つまり、契約している親じゃなくても僕が来店すれば解約できるということですか!?それならば仕方ない。対面がマジで嫌いなナポリタン寿司が一肌脱ごうではありませんか。
docomoショップに来たけど退会できなかった
見出しにがっつり書いてしまいましたが、ドコモショップ(通称DS)に行っても退会できませんでした。
まず待ち時間が長かったです。いきなりショップに行くのは申し訳ないと思い事前にネットで来店予約しました。行ってみると年配の方の対応に追われていて、予約時間を過ぎても店員さんが来ることはありませんでした。椅子に案内されただけです。
これはショップの非じゃないので全く気にしていません。「年配だから遅かったんだ!」というつもりもありません。ショップ内に展示されているスマホを見ていると店員さんが来ました。
予約した時に向こうから電話がかかってきて事情は説明していたので、既に内容を把握されていました。いちお「ポイント共有グループから僕だけ退会したい。そもそもdアカウントを削除したい」という旨を伝えると「少々お待ちください~」と再び奥に行かれました。
その後dアカウントのIDとパスワードを聞かれたので、店員さんが持っているタブレットに入力しました。
この間が長い。なんで退会するだけなのにこんなに待たされるんだってくらい、店員さんが奥に行って別の方と話していました。「本当にdocomoの店員か?何も知らないんじゃ?」ってくらい遅かったです。
そして長い間待たされた挙句言われたのは「すみません~。契約者と解約したい方の名義が異なるので解約できませんでした~」って…。
うぉおおいい!!
同じ下りをこっちはオンラインとインフォメーションで経験していました。インフォメーションにて「実店舗に行けば解約したい本人だけでも退会できる」と言われたのに結局できませんでした。
こっちがパスワード入力した後、店員さんが「あ、これポイント共有グループを退会しないとdアカウント削除できないんですね…」みたいな独り言いっていたけど、こっちにバリバリ聞こえていました。店員でしょ!?なんで知らないの!
そもそも店側の権限とかで何とかならないんですか!?店員がやっていることって、ただ僕がオンラインでやっていた作業を代行しただけなの!?こっちと同じ権限しか持ってないの!?いる意味ねーじゃん!オンラインでできなかったからインフォメーション→実店舗とたらい回しになったのに、やっている内容はオンラインと全く一緒て…。
……となりました。もちろん僕は人見知り小心者なのでそんなことは言いません。実際は「あ、そうなのですね~。えへへ。お仕事お疲れ様です~」くらいのテンションです。影で調子に乗るタイプの最低人間です。
「結局どうすればいいのでしょうか?」と質問をすると以下の回答を得られました。
- 契約者本人(親)がインフォメーションに電話する
- 僕のdカードの契約者名義を親から僕に変更する
やっぱり家族会員の場合、何にせよ親の権限が必要だそうです。逆を言えば親の力を頼るならば簡単に退会できると思います。
契約者変更はオンラインでできない
「だったら契約者の名義を僕の名前に変更しよう!」と思って調べると、オンラインでできないことが判明しました。
実店舗のみです。さらに名後変更後の僕だけで来店する場合、現在の名義人からの委任状が必要だそうです。不正防止のため当然と言えば当然ですね…。
つまり、契約している親の委任状が必要です。委任状はこちらから入手できました。
これで全てを理解しました。「契約している人が絶対。それ以外の人は家族であろうとサービスの変更はできない」ということです。
結局どうしたって?諦めましたよ。dアカウントの削除はあきらめました。だってどうしようもないんだもん…。(※記事冒頭に書きましたが、父親が来店したおかげで無時に退会できました)
システムにも不満があるけどそれよりdocomoの対応に疑問
僕のようなケースはレアだと思います。親が参戦すればすぐに解決するためです。大学生の僕だけでどうにかしようとしているからこんなにぐたぐたしています。
だからシステム自体にはあまり文句は言いません。第三者が好きなように変更できたら困りますもんね。家族はいいでしょ…とも思いますけど…。
今回僕がイライラしたのはそれぞれの対応・言っていることが異なった点です。例えば、公式サイトではオンラインだけで手続きできるって書いてあります。(こちら)
しかし、蓋を開けてみれば契約者本人じゃないと変更できない、子会員の家族は変更の権限がないとのことです。
そう思ってインフォメーションに電話したら「実店舗に行けば解約したい本人だけでも大丈夫」と言われました。でも実際行ってみると結局親じゃないとダメだってなりました。
実店舗の店員さんは店員さんで「次はこちらに記入してください~。はい、少々お待ちください~」といった感じで、順調に退会処理が進んでいる風を出しておきながら結局できませんでした~って…。こっちはIDもパスワードも免許証も提示したのに…。
やっていることはオンラインの手続きと一緒だったって点にも疑問です。何のために店があるの?と思いました。名義の契約を変更すれば退会できると言われましたが、そもそも契約変更自体が委任状を書いてもらうにしても親が必要です。
大企業だからこそ意思疎通が難しいというのは分かります。だけどもう少しうまいことできないのかなーと思いました。結局退会できなかったという点よりも今回の一連の対応に疑問が残りました。
契約者本人(親)を頼ればいいじゃんって話なんですけどね。僕の家庭ちょっと色々ありまして…。契約者本人、つまるところ父親との間に、それはそれは大きな溝があってどうにもdocomoのサービス退会のためだけに相談できない状況です。
母親とは話せるのですが、契約しているのは父親なので母親が出てきても全く意味がありません。詰みです。
感想
以上、ポイント共有グループの退会、dアカウントの廃止を発端としたdocomoサービスへの不満についてでした。
実店舗から帰ってきて一番に何したと思いますか?「シャトレーゼ チョコバッキー」(パリッと食感のチョコが練り込まれたバニラアイス)をドカ食いしました。ドカ食いといっても1本だけですけど。
甘いものを食べたナポリタン寿司は一連の出来事を綺麗さっぱり忘れたのでした。甘いものしか勝たんです。そしてその後たどり着いた結論を書いて本記事を締めたいと思います。
結論:docomoは悪くない。僕と親の仲が悪いのが問題。docomoこれからも無理せずファイト!