【No YouTube Shorts】ショート動画を非表示にする拡張機能
この記事では、PCウェブサイト版「YouTube」のホーム、急上昇、各チャンネルの動画欄に表示されるショート動画を非表示にするChrome拡張機能「No YouTube Shorts(ノー・ユーチューブ・ショート)」について書きます。
PCウェブサイト版「YouTube」のショート動画を非表示にするChrome拡張機能です。具体的には、左側サイドバー、ホーム、急上昇(探索)、各チャンネルの動画にあるショート項目欄を、丸々非表示にします。
導入するだけで、ショート動画にアクセスするための手段(道)を遮断できます。あくまでアクセスする手段をシャットアウトするだけで、ショート動画のURLを直接入力したら、再生できます。友達から送られてきたショート動画のURLなどは見れます。
「YouTubeの色々な場所に、ショート動画が表示されてうざい!いらない!」っていう方に役立つかもしれません。オンオフも簡単で、いつでも元に戻せます。
本拡張機能は、Chrome拡張機能のみで、Firefoxアドオンはリリースされていないので注意です。少し違いますが、似たような類似アドオンがあります。
リリース元:Ben
記事執筆時のバージョン:0.6.2(2023年9月27日)
インストール方法
Chromeウェブストアからインストールできます。
本拡張機能をインストールした時、自動的に開いている「YouTube」タブ全てが、リロードします。「今いい曲を再生中だから、リロードされたら困る!」という場合は、事前に時間をメモしたり、一通り作業終わってから導入しましょう。
本拡張機能は、Chrome拡張機能のみの提供で、Firefoxアドオンはリリースされていません。「No YouTube Shorts Firefox」でGoogle検索すると、色々それっぽいアドオンがヒットしますが、そこまで検証していないため、分かりません。
少し毛色は異なりますが、ショート動画を、通常の動画の表示に切り替えるアドオン「Youtube-shorts block(ユーチューブ・ショート・ブロック)」というのがあります。
導入すると、本来ショート動画のレイアウト(UI)で再生される動画が、通常の「YouTube」動画のリンクに置き換わるようになります。「ショート動画は見たいけど、再生バーが表示されないレイアウトは嫌い!」という方におすすめです。
Chrome拡張機能版のほうを、実際に僕が使ってみて記事にしているので、気になった方は参考にしてみてください。
「Chromeに追加」をクリックします。
「拡張機能を追加」をクリックします。
拡張機能のオーバーフローメニュー内に追加されればOKです。頻繁に設定を切り替える場合は、ピン留めアイコンをクリックして、直接ツールバー内に配置するといいかなと思います。
使い方
導入するだけで機能が有効になります。既に、「YouTube」を開いていた場合は、ページのリロードが必要です。以下の場所にあるショート動画(項目)が非表示になります。
左側サイドバーのショート項目
サイドバーにある「ショート」項目が非表示になります。
こちらの項目、以前は、本拡張機能の不具合で非表示にならなかったです。いつの間にかアップデートで対応していました。当時、「本拡張機能が動作しないなら、自分で実装しちゃえばいいじゃん!」ということで、左側サイドバーの「ショート」だけを非表示にする記事を書いていました。
探索ページ
左側サイドバーの「探索」をクリックします。
導入前は、急上昇動画の途中に、「人気急上昇のショート」という項目が表示されていました。本拡張機能導入後は、綺麗に消えます。枠線が残るので、「ここにあったんだなー」と感じることができます。
各チャンネルのホームページ
チャンネルのホームページにアクセスします。試しに、「僕のチャンネルページ」にしてみます。
導入前は、「アップロード動画」、「人気のアップロード動画」などと一緒に、「ショート」という項目が表示されていました。導入後は、綺麗さっぱり削除されています。ショート動画を出していない時と同じ感じになります。
関連動画
動画再生画面の右側に表示される関連動画内にある「ショート」項目も非表示になります。
ちなみに、CSS記事も書いています。
URL直貼りすると見れる
本拡張機能は、ショート動画を表示する場所を非表示にするだけで、ショート動画自体は非表示にしません。よって、URLを直接開いた時・アドレスバーに貼り付けた時は、普通に表示されて閲覧できます。
実際に、僕のショート動画にアクセスしてみます。普通にショート動画のUIで再生されます。
一時的に無効にする方法
拡張機能のオーバーフローメニュー内にある「No YouTube Shorts」の拡張機能アイコンをクリックして、「拡張機能を管理」をクリックします。
専用のポップアップが表示されます。電源ボタンをクリックすると、開いている全ての「YouTube」タブがリロードされて、拡張機能が無効化されます。通常どおり、ショート動画が表示されます。再び使いたくなったら、同じ手順で電源ボタンを押します。
【余談】シークバーを設置してくれる拡張機能の紹介
「Better YouTube Shorts」拡張機能を使えば、ショート動画にシークバーや自動再生のオンオフ機能を実装してくれます。
ショート動画は見たいけど、あのUIが嫌い…と言う方に便利だと思います。シークバーを実装することで、好きなように再生地点を変更できます。
CSS記事の紹介
いくつかCSSを利用して非表示にする記事を書いています。気になった記事があれば、クリックして見てみてください。
- 【YouTube】関連動画の「ショート」項目を非表示にするCSS
- 【YouTube】検索結果のショート項目・動画を非表示にするCSS
- 【YouTube】トップページのおすすめとかショート欄とか非表示CSS
- YouTubeの「他の人はこちらも視聴しています」を非表示にするCSS
- 【YouTube Studio】チャンネル登録者数を非表示にするCSS
- 【YouTube Studio】視聴回数、高評価率、コメントを非表示にするCSS
感想
以上、PCウェブサイト版「YouTube」のホーム、急上昇、各チャンネルの動画欄に表示されるショート動画を非表示にできるChrome拡張機能「No YouTube Shorts(ノー・ユーチューブ・ショート)」についてでした。
ショート動画のレイアウトがもっと使いやすくなればいいんですけどね。せめて再生バー(プログレスバー)が実装されてほしいなと思います。