Vivaldi5.2で変更されたページタイトルの左揃えを中央に戻すCSS
2022年4月6日に、「Vivaldi5.2」がリリースされました。
色々新機能が登場した中、ヘッダーのページタイトルが中央揃えから左揃えになるという仕様変更がありました。ページタイトルは、垂直タブ(左右)にしている時のみ表示されます。水平タブ利用者には関係ない話です。
CSSを使うことで、中央揃えに修正できます。右揃えにしたり、そもそもページタイトルを非表示にすることも可能です。
合わせて、ちょっと縮小されたVivaldiアイコンを拡大して元に戻す方法、ブックマークバーのアイコンを中央揃えにする方法も紹介します。
「以前のように、中央揃えがいい!」という方、参考にしてみてください。いつでも元に戻せます。
本記事は、既にオリジナルカスタムUI機能が有効になっている前提です。
ページタイトルを中央揃えに戻すCSS
以下のCSSになります。
/*【ヘッダー】ページタイトルの中央揃え*/
#pagetitle span {
text-align: center !important;
}
上記のCSSを、テキストエディター(Visual Studio Codeや、Windows標準でインストールされているメモ帳アプリなど)で、ファイルに書き込みます。
Vivaldiを再起動すると、5.2以前の中央揃えのページタイトルになります。
上記コードではなく、以下のコードを使うと、右揃えにできます。
/*【ヘッダー】ページタイトルの右揃え*/
#pagetitle span {
text-align: right !important;
}
そもそもページタイトルが不要な場合
「いや、そもそもタイトルバーのページタイトルなんて不要なんだよ!」という方は、消すことも可能です。
/*【ヘッダー】ページタイトルの非表示*/
div#pagetitle {
display: none !important;
}
Vivaldiメニューや、閉じる、最大化などのボタンは残ります。
Vivaldiボタンの拡大化
Vivaldi5.2から、ページタイトルが左揃えになるだけでなく、左上のVivaldiボタンが小さくなるという変更もありました。以前の大きさが良かったという方は、合わせてこちらのCSSを使ってみてください。
/*【Vivaldiボタン】拡大*/
.vivaldi span {
transform: scale(1.3);
}
「1.3」という数値を変更することで、好きな大きさにできます。1.3=1.3倍にするという意味です。通常、1.3倍、2倍にした時の比較画像を貼っておきます。
ブックマークバーアイコンの中央揃え
ブックマークバーアイコンを中央揃えにするCSSを紹介します。
/*【ブックマークバー】アイコンの中央揃え*/
.bookmark-bar .observer {
justify-content: center;
}
なんでもかんでも、中央揃えが好きな方におすすめです。
感想
以上、Vivaldi5.2で追加されたヘッダー周りを以前の外観に戻すCSSについてでした。
余談ですが、5.2で追加されたウェブページのリンクの右クリックメニューの「ページをリーディングリストに追加」という項目は、設定から非表示にできます。
リーディングパネルも実装されましたが、不要な方は、パネルの空いているところを右クリック→リーディングリストのチェックを外すことで非表示にできます。