【YouTube Video Effects】動画にフィルターをかける拡張機能
この記事では、PCウェブサイト版「YouTube」の動画に、彩度、コントラスト、色合いなどのエフェクト(フィルター)をかけられるChrome拡張機能「YouTube Video Effects(ユーチューブ・ビデオ・エフェクト)」について書きます。
Firefoxアドオンも用意されています。
PCウェブサイト版「YouTube」の動画にエフェクトをかける拡張機能です。拡張機能ボタンをクリックして表示されるポップアップメニューから設定できます。あらかじめ用意されているエフェクトの中から選択できます。クリックですぐに切り替えれます。
例えば、以下のようなフィルターが用意されています。僕が確認したところ、全部で58種類のフィルターが用意されていました。
- 古いカメラ風(Old Movie)
- 水滴(Water Drops)
- ネオンライト(Neon Light)
- 白黒(Grayscale)
- ぼかし(Blur)
- 彩度(More Saturation)
- シャープ(Sharpen)
- コントラスト(Contrast)
- 露出(Exposure)
Chrome拡張機能だけでなく、Firefoxアドオンも用意されています。
エフェクトをかけることで、いつもと違った雰囲気でYouTubeを楽しめます。個人的には彩度強化が好きでした。また、エフェクト変更だけでなく、自動的に任意の画質に設定する機能、オーディオエンハンサー機能なども用意されています。
実際に使ってみた動画を貼っておきます。
リリース元:HTCom(Twitter、Reddit)
記事執筆時のバージョン:3.2.6.0(2022年11月25日)
インストール方法
Chromeウェブストアからインストールできます。
Firefoxをご利用の方は、以下のFirefoxアドオンストアからインストールできます。
「Firefoxへ追加」をクリックします。
「Chromeに追加」をクリックします。
「拡張機能を追加」をクリックします。
拡張機能のオーバーフローメニュー内に追加されたらOKです。
使い方
「YouTube」にアクセスして、動画を再生します。試しにナポリタン寿司のサンプル動画で見てみます。
開けたら、インストールした「YouTube Video Effects」拡張機能のアイコンをクリックします。頻繁にアクセスする場合は、ピン留めアイコンをクリックして、ツールバーに直接配置した方がいいかなと思います。
エフェクトを適用できる画面が表示されます。デフォルトが「No Filter
(フィルターなし)」です。
フィルターの適用
試しに、「Filter 01: Memory
」にしてみた比較画像を貼っておきます。変更したいフィルターをクリックするだけで、瞬時に反映されます。
いくつか適用してみた画像を貼っておきます。「Crystal Ball
」にすると、クリスタルボール風になります。端っこが暗くなって表示されなくなりました。
「Old Movie
」にすると、古いカメラで撮影した風になります。あっという間に古臭くなります。
「Water Drops
」にすると、画面上に水滴が表示されます。
「Festival of Colors
」にすると、クラブにいるかのような雰囲気を味わえます。
「More Saturation
」にすると、彩度が強化されます。個人的に一番使い勝手がいいかなぁと思いました。
オーディオエンハンサー
ポップアップ内右側でオーディオエンハンサー機能を利用できます。僕は詳しくないのですが、音質などを調節できます。
設定
拡張機能の右クリック→「オプション」をクリックします。
設定画面が開きます。
以下の設定ができます。
YouTube Video Quality | YouTubeの画質 |
Advanced Options | 詳細オプション |
-Auto loop current video | -現在の映像を自動ループ |
-Add infinity mode | -インフィニティモードの追加 |
-Remove black bars around video | -映像の周りの黒帯を消す |
-Auto pause and play | -自動再生の停止 |
-Turn light OFF | -照明の消灯 |
-Picture-in-Picture (F9) | -ピクチャーインピクチャー(F9で切り替え) |
-No wait between tracks | -トラック間の待ち時間がない |
-Custom subtitles style | -カスタム字幕スタイル |
「YouTube Video Quality」で画質を設定すると、自動的にその画質に合わせるように調整してくれます。
例えば、Wi-Fiはしっかり接続されているのに、なぜかHD(1080p)ではなく、低画質の480pになる…といった時に便利です。1080pに設定しておけば、自動的にその画質になります。
Wi-Fiが弱い、設定した画質が動画側で用意されていない場合は、一つ下の画質になります。とりあえず、高画質の1080pを選択しておけば問題ないかと思います。
横にオレンジのアスタリスクがついている項目は、現在使うことができない項目です。例えば、「Turn light OFF
」、「No wait between tracks
」などは利用できません。
広告(CM)をブロックする機能もあったようですが、Googleから許可がおりなかったため廃止したようです。
感想
以上、PCウェブサイト版「YouTube」の動画に、彩度、コントラスト、色合いなどのエフェクト(フィルター)をかけられるChrome拡張機能「YouTube Video Effects(ユーチューブ・ビデオ・エフェクト)」についてでした。
余談ですが、タブレットでYouTube動画を寝ながら見るには、「アームスタンド」があると便利です。仰向けで両手を使わずに動画鑑賞できます。スマホでも使えます。