【Vivaldi】メール、フィードをリセットして再読み込みする方法
この記事では、ウェブブラウザ「Vivaldi」で、調子がおかしくなったメールとフィードをリセットして、再読み込みする方法について書きます。
ユーザープロファイルにある「mpognobbkildjkofajifpdfhcoklimli」フォルダーを別の場所に移動することで、全てのメール、フィードを再読み込みできます。
「メールのデータは残っているはずなんだけど、うまく表示されない!」って時に便利です。
先日、とある理由でVivaldiスナップショット版から、安定版に移行しました。「スナップショット版って何?」って方は、こちらを参照にしてみてください。
本当は、上書き(承認してアップデート)できるかなぁと思っていたのですが、「既に最新版Vivaldiがインストールされているので上書きできません」とかなんとか表示されてできませんでした。
そこで、普通にWindows11の設定からスナップショット版を削除→安定版を同じ場所にインストールしました。
こうすることで、スナップショット版で利用していたブックマークや開いているタブ、履歴等のデータは引き継いだまま安定版に移行できます。
しかし、何故かフィードとメールだけはうまく引継ぎされませんでした。
ステータスバーに「メールデータベースを開いています。-アップグレードが必要な場合、時間がかかることがあります…」と表示されて、読み込みしてくれない状態です。
パネル内もプログレスバーが表示されるだけで、登録したメールアカウントやフィード情報は一切表示されませんでした。
設定→メール→既定の送信者の部分には、以前使っていたメールが登録されていました。
下記の場所を確認すると、メールのデータは残っていました。
C:\Users\Naporitansushi\AppData\Local\Vivaldi\User Data\Default\Mail
色々調べて解決方法が分かったので、メモ代わりに書いておこうと思います。
以下のフォーラムを参考にさせていただきました。
参考:M3 Mail Database | Vivaldi Forum
これから本記事で紹介する方法よりも、もっと簡単な方法を発見しました。
いったん、生産性機能の「メール、カレンダー、フィード機能を有効にする」のチェックを外して、再度オンにする…という方法です。
これをするだけで、再読み込みして正常に読み込みされるはずです。
方法
僕の場合は、下記の場所に目的のフォルダーがありますが、人によって異なると思うので、まずはユーザープロファイルの場所を特定します。
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Vivaldi\User Data\Default\Storage\ext
既に分かっているという方は、飛ばして結構です。Vivaldiを起動して下記のアドレスを入力します。コピペでOKです。
vivaldi://about/
ページを開いたら、プロファイルのパスに書かれているコードをコピーします。
その上の「実行ファイルのパス」ではないので、気を付けてください。コピーしたら、エクスプローラーを起動します。アドレスバーに貼り付けてEnterを押します。
Storageフォルダーをクリックします。
extフォルダーをクリックします。
中にある「mpognobbkildjkofajifpdfhcoklimli」フォルダーが目的のフォルダーです。こちらを別の場所に移動します。
何かあった時に復元できる目的も含まれているので、削除ではなく、別の場所に移動するようにしましょう。とりあえずデスクトップとかでいいと思います。
移動できたら、Vivaldiを閉じて再起動します。全てのメールとフィードが正常に読み込まれるはずです。
上記画像は、全部既読にした状態ですが、多分全メール未読状態で表示されるかなと思います。
メールパネルを開いて、「未読」の右クリック→全て既読にするで未読を解除できます。フィードも読み込まれて表示されました。
ステータスバーに表示されていた「メールデータベースを開いています。-アップグレードが必要な場合、時間がかかることがあります…」という文言も消えます。
正常に読み込みされた場合、移動先の「mpognobbkildjkofajifpdfhcoklimli」フォルダーは削除してOKです。うまくいかなかった場合は、元の場所に戻して諦めましょう。
感想
以上、Vivaldi スナップショット版から安定版に移行した時に、正常に読み込まれなくなるフィードとメールの復活方法についてでした。
スナップショット版は新機能を先行体験できるというメリットがありますが、安定版では発生しない不具合があるというデメリットもあるので、悩ましいですね。
とりあえず現時点では、安定版を継続して利用していきたいと考えています。