【QTTabBar】グループ化の使い方。よく使うフォルダーをまとめてみよう!
2021年11月4日QTTabBar
この記事では、エクスプローラーにタブを実装するフリーソフト「QTTabBar」のグループ化について書きます。
複数フォルダーを、まとめて開ける便利な機能です。
QTTabBarのグループ化機能は、よく使うフォルダーたちを登録する機能です。
一度登録すれば、ワンクリックで登録した複数フォルダーを開けます。
例えば、A、B、Cの3つのフォルダーを「グループ1」に登録したとします。次回以降、グループ1を開けば、A~Cの3つのフォルダー(タブ)が開いてくれます。
いちいち1つずつ開かなくても、ワンクリックで複数のフォルダー(タブ)を開けます。
「デスクトップ、ドキュメントは毎回セットで開きたいな~」といった時に便利です。仕事用にグループ1、プライベート用にグループ2といったように用途別に使い分ける時にも活用できます。
一度登録したグループは、後からいつでも追加、編集、削除できます。
スタートアップに登録しておけば、エクスプローラーを開く時に、自動的に開いてくれます。
僕は、ブログ執筆の時に、よくアクセスするフォルダー(デスクトップ、キャプチャーした画像の保存フォルダーなど)を1つのグループにまとめて、スタートアップに登録しています。
ブラウザのセッション機能(前回開いていたタブを次回起動時も開く機能)と似ています。エクスプローラー版のセッション機能というイメージでOKです。
前提
この記事では、QTTabBar をインストールしていることが前提です。
Windowsのエクスプローラーにタブ機能を実装するフリーソフトです。ブラウザのタブ感覚で利用できます。
Windowsの方、全員におすすめのソフトです。Windows11でも利用できます。
グループを作成する
まずは、グループを作成します。
作成方法はいくつかありますが、代表的な2つの方法を紹介します。
作成方法 | こんな時におすすめ |
---|---|
タブ名から作成する | サクッと作成したい時 |
設定から作成する | しっかり作成・編集したい時 |
おすすめは、設定から作成する方法です。
タブ名から作成する
タブバーにあるタブ名をどれでもいいので、右クリックします。
「新規グループ」をクリックします。
名前を決めて、「OK」をクリックします。
続いて、タブを登録していきます。
登録したいタブ名を右クリック→グループに追加をクリックします。
先ほど作成したグループを選択します。
これで「テスト」グループに「新しいフォルダー」が追加されたことになります。
この調子で、どんどんタブ(フォルダー)を登録していきましょう。
実は、わざわざ新しいグループを作成しなくても、初期でユーザーフォルダー、システムフォルダー、ドライブの3つのグループが用意されています。
不要な場合は、設定から削除できます。
僕は0から構築したかったので、新規に作成しました。
設定から作成する
設定からだと、グループが一覧表示されるので整理しやすいです。
タブバーのあいているところを右クリック→QTTabBarのオプションをクリックします。
左側メニューの「グループ」をクリックします。
以下のことができます。
- 新規グループの作成
- グループの削除
- グループ内フォルダーの確認、登録、削除
- スタートアップ登録
ツリー表示なので、視覚的に見やすいです。
スタートアップ登録については、こちらを参考にしてみてください。
グループを呼び出す
タブバーを右クリック→グループ→開きたいグループをクリックします。
登録していたフォルダーが一気に開きます。10個登録していたら、10個そのまま開きます。
エクスプローラー起動時に自動で開く
作成したグループをスタートアップに登録することで、エクスプローラー起動時に自動で起動します。
毎回開くフォルダーたちは、1つにまとめておいて、スタートアップに登録しとくと便利です。エクスプローラーを開いた時に、勝手に表示されるので、呼び出す手間が省けます。
スタートアップに登録したいグループを選択→スタートアップ切替をクリックします。
グループ名に下線が表示されれば、スタートアップ登録完了です。
エクスプローラーを開きます。
勝手に登録していた3つのフォルダーが起動します。
解除したい時は、再度スタートアップ切替をクリックしましょう。
デフォルトでは、スタートアップに登録したタブは、斜体(イタリック)表示になっています。
このデザインは、グループのオプションタブ→ スタートアップ グループの表示から変更できます。
おすすめは、「なし」です。普通のタブと変わらないデザインで表示されます。
ショートカットキーで開く
頻繁にグループを開く場合は、ショートカットキーを登録しておくと便利です。
ショートカットキーを設定したいグループをクリック→選択グループのショートカットキーにチェックを入れて、任意のキーを入力します。
エクスプローラーのどこでもいいので登録したキーを入力すると、登録しているフォルダーが開きます。
僕は、忘れそうだから登録していません。便利なのは間違いないんですけどね。
バックアップ方法
グループ単体のバックアップ(エクスポート)方法はありません。
設定全体をエクスポートすることで、一緒にグループも保存できます。別のパソコンにうつしたい時に活用してみましょう。
QTTabBarのオプション→全般→ファイルにエクスポートするをクリックします。
名前を付けて保存します。
指定した場所にバックアップファイルが作成されていたらOKです。
別のパソコンに設定データを移行したい場合は、こちらのファイルをUSBなどに入れて移動しましょう。
「ファイルからインポートする」から読み込みできます。
感想
以上、QTTabBarのグループ化機能についてでした。
慣れるまでが大変ですが、慣れたらほんと便利です。
関連記事
【QTTabBar】Windows11からアンインストールできない時の対処法
この記事では、「QTTabBar(キューティータブバー)」をWindows11か ...
【QTTabBar】Windows11にダウンロード・インストールする方法
この記事では、Windows11に、エクスプローラーのタブ機能を実装するソフト「 ...
【QTTabBar】マウスオーバーでタブを切り替える方法
この記事では、エクスプローラーにタブ機能を実装するソフト「QTTabBar」のタ ...
【QTTabBar】連番でフォルダー・任意の拡張子を一括作成するプラグイン
この記事では、QTTabBarの拡張プラグイン「ファイル作成ボタン詰め合わせ」に ...
【QTTabBar】一時的にタブを無効化する方法。セーフモードが便利!
この記事では、エクスプローラーにタブ機能を実装するフリーソフト「QTTabBar ...